希少糖とは?

ローソンで何気なく買った「uchi cafe」のカフェオレ。買った理由は(という授業を先日したばかり。詳しくは『マーケティングをつかむ』unit1をご覧ください)、周辺的ルートでしょうね。マウントレーニアにするかどうかは迷いました。

飲み終わってふと気づいたのは、「希少糖」なるマーク。これは何だろうと思った次第でした。甘味料は、このところ人工甘味料のトレハロースやキシリトール、それからスクラロースあたりは何となく聞いたことがありました。あえて希少糖というからには、これらとは違うのでしょう(聞くところによると、去年あたりから流行っている?)。

香川大学希少糖研究センター

香川大学に研究センターがあり、さらに「国際希少糖学会」なるものも設立されているらしい。何か新しい糖の研究がされているようです。下の記事をみると、キシリトールも希少糖の一種だったらしい。ただし、「国内で「希少糖」と言えば、ほぼ後述のD-プシコースを指す」ということです。

メタボに効く「夢の糖」と騒がれるのに希少糖が大ブームにならないこんな理由

D-プシコースはでんぷんから作られるらしい。通常の糖を何かしら処理をすると、希少糖になる。この技術が確立されることで、希少糖の大量生産が可能になりつつあるということですね。しかも驚くべきことに、このD-プシコースは、糖尿病予防やアンチエイジングなどの効果がある。

こんなすごいものをコーヒーに入れるとはさすがローソン。「まちの健康ステーション」を標榜するだけのことはあります。しかも周辺的ルートで買うぐらい安い(笑。まあ、作っているのはグリコ乳業ということですが(両方えらい)。

何にせよ、パッケージを見ると、いろいろと企業の思いが詰まっていることがわかります。

世界の休日、日本の休日

まだ元気に働いてます、3年の中嶋です。ログイン出来なくてかなり遅れました、すみません。
そろそろゴールデンウィークですね
これといった予定もないのですが楽しみではあります。

さてみなさん、突然ですが
ゴールデンウィークの名前の由来はご存じでしょうか。

ご察しの通り、和製英語です。日本語に言い換えるなら「春の大型連休」というそうです。確かに間違っていません。ではこのゴールデンウィークという言葉はいつ頃から使われているのでしょうか。

日本文化いろは事典によれば、1951年に現在のゴールデンウィークにあたる期間に上映された映画「自由学校」が、正月やお盆時期よりヒットしたのを期に、より多くの人に映画を見てもらおうということで作られた造語だったという「日本映画界造語説」。もう1つは、大型連休の期間が最もラジオの聴取率の高い時間帯だったため「黄金週間」といわれていましたが、インパクトに欠けることから「ゴールデンウィーク」になったという「ゴールデンタイム説」です。どちらの説もはっきりとした確証はなく、はっきりとした由来は分かっていないそう。

さらにこの「大型連休」、実は世界共通のものではないのです。
日本人は働きすぎだと言われてきましたが、日本には祝日が年に15日あります。これは世界で3番目に多いのです。祝日が最も多いのはコロンビアとインドで18日、一方最も少ないのはメキシコで7日。しかし休みが多いと言われても実感のわかない人がほとんどだと思います。それは日本が一斉休業日を好むことに関係しているのです。ゴールデンウィークもその一例です。対して欧米諸国の休業日は基本自分で設定し長期休暇を楽しむいわゆる「バカンス」と呼ばれます。

ではなぜ日本にはこのようなバカンス制度がないのか。
興味深い文章があったので引用します。

 
 
「日本企業の経営者たちの多くは、『社会が動いているのに、自分の会社だけ長く休んでいるわけにはいかない』と考えるでしょう。ですが、フランスのバカンス期間はどの会社も同じですから、自分が休んでいるときは周囲のクライアントなども休んでいる状態。つまり、社会全体の動きが全てストップしている。だからこそ、バカンスが終わって仕事が始まっても、『自分だけ周囲から取り残されてしまう』ということは起こりません」
「長く働いたものが偉い」という旧日本式の価値観がいまだに労働者に根付いていることと、休暇取得に対する社会全体のコンセンサスが無い状況が、日本社会で長期休暇がなじみにくくい要因となっている。
 
 
バカンス制度を導入するメリットとして観光収益のアップや高速道路などのインフラ整備がみこまれ、労働者が長く休みを取っても最終的には社会にとってプラスの利益になると言われるようになってきました。しかし、日本にバカンスがないからといって良くないと言っているわけではありません。それこそ、社会全体が休暇モードになるゴールデンウィークという言葉を浸透させることで、日本人全体がその期間、娯楽やレジャーに消費をするようになります。さらにそれを狙った多くの企業が様々な企画をもって日本経済を潤わすようなサービスや商品を生み出していくのです。これが日本らしい経済の動きであって文化といえるのではないでしょうか。

乾杯はビールで!

こんばんわ。3年の大倉です。突然ですが、みなさん飲み会等お酒を飲む場面、最初の一杯はもちろんビールですよね?

私もお酒が飲める年齢になって、いろいろな場で飲み会に参加させてもらっていますが、いつも乾杯はビールという流れがあります。

この乾杯をビールという文化はどこから生まれたのかとふと思い、調べてみたらこんな記事を見かけました。

http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/rxr_detail/?id=20090302-90006392-r25

最初の一杯はビールというのは、こういった理由があるのだと知ることができた上で、あまり今の人はそういったことを知って頼んでいるわけではないのだろうと思います。

それでもやはり乾杯をビールにするのはそういった文化が定着しているからで、その分他の飲み物よりも一杯目に多く頼まれやすい傾向にあるため、売り出していく側はビールに対してどう力をいれていくかは興味深いところです。

また、その反面、これも時代の流れで定着してきたものでありますが、この記事にも参照してあるように、実際、ビールの出荷数のピークは過ぎています。発泡酒の登場により発泡酒に流れていってしまった人、お酒の飲めない人、ビールを好まない人も中にはいます。

ふるさと納税の今後

経営学系3年の森桶です。

今回は今テレビなどで話題になっているふるさと納税について紹介したいと思います。まずふるさと納税って聞いたことはあるけどなんなのか?という人が多いと思いますが、説明したいと思います。(まだあいまいな知識なので語弊はあるかも)

簡単に言うと、自治体への寄付です。まずいくらかの寄付を特定の自治体に向けて行います。その寄付が各地によって異なるある限度額を超えると、その寄付を受けた自治体からお礼の品が送られます(送らない自治体もある)また、寄付をした金額から2000円を超えた額(たとえば1万円を寄付したら8000円分)が自分の支払う所得税や住民税の一定の割合で引かれ、実質2000円でお礼の品がもらえるという制度です。(ちなみに私のような学生は所得税や住民税を多くは払ってないので2000円で品がもらえることは難しいです。)これが注目されている理由は何と言ってもそのお礼の品です。各自治体いろいろな特産品をそろえ、寄付の額によっては到底2000円では手に入らないものも数多くあります。

例えば上の画像を見てください。北海道産の牛肉ですが、黒毛和牛の高級肉500グラムを実質2000円で手に入れることができます。ですが、驚くのはまだ早いです

 

なんとですね・・・子羊一頭分の肉をもらえてしまいます。まあこれに関しては20万円以上の寄付が必要なので多額の住民税や所得税を払っていなくては2000円では買えませんが。

それでも得は得です。寄付したものからしては益しかありません。自治体もその寄付された分のお金も得られるし特産品の大きな宣伝にもなります。

一方、損をするのはふるさと納税を申請した人の住む自治体です。何の見返りもないのにただただ住民から取る予定の住民税を減らされてしまいます。

制度の是非はおいといて、この制度は地方のPRには非常に効果はあると思います。やはり名前を知ってもらえるだけでも効果は大きいし、ましてや実際に特産品を渡すことによってその市町村の特徴や強みを直に伝えることができます。てっとり早く町おこしをするにはもってこいの打開案なのかもしれません。

しかし現状はどうなのでしょうか?高級なものを消費者に渡すだけでは消費者はその市町村をただの寄付する対象としか見ないかもしれません。いつも見ている人がいつものようにその制度で得をするだけではその村の活性化につながるとは言いがたいです。

そこで自分の中で考えたことがもっと限定的にすればインパクトに残るのではないかということです。今のままでは既存のユーザーにしか利用されないと思います。もっとインパクトを与えるためには例えば一年に一回のすべての市町村の行事にするなど集中して行うほうが宣伝もしやすく、存在を知る人々も増えると思います。また、値段も~円以上~円以下など統一にすることでより商品の価値よりも村の良さなどで競うことができ、より寄付としての意味合いも強くなると思います

個人的にはリスクも大きいですが、地方を知ってもらうにはとても面白い方法だと感じます。あくまで地方への寄付だということを念頭にこれからも継続していってほしいです。

(詳しいふるさと納税の仕組みはhttp://www.citydo.com/furusato/what/01.htmlまで)

オリンピックによって生まれる消費文化

こんにちは!3年の阿部です。
2020年に東京でのオリンピックが決定していますね。世界中から人が集まるイベントであるオリンピック、1964年から50年以上ぶりに日本で開催されるとあって、日本国内でも準備へ向けてこれから盛り上がっていくのは間違いありません。
そして当然、開催中や開催後は消費文化も少なからず影響を受けるでしょう。
1964年の東京オリンピックは消費文化へどんな影響を与えたのだろうと調べてみました。
この二つを参考にしました。
企業はオリンピックを機会に数々のプロモーションを行っていたようです。
まずオリンピックをカラーで見るためにカラーテレビを購入する世帯が増えたようです。
そして実際の競技では初のコンピューターによるタイムなどの記録管理を実施し、日本の技術力の高さを世界中に見せています。
オリンピックを単なるイベントとして人々の「記憶」として留めるだけではなく、永続性のある「記録」として残していくことを企業は国民にアピールしていたようです。
現在既に企業は東京オリンピックの際に何かアピールできるよう考えていることだと思います。
しかし、「2020年の東京オリンピックが、現代の消費文化にもたらす影響を考える際には、64年の東京オリンピックの成功事例を良い意味で引きずらないことが肝要でしょう。」(http://www.projectdesign.jp/201403/takeadv-of-tkyolympc/001181.php)とあります。
例えばテレビに関しては今やどの世帯でも持っていますし、地上デジタル放送化にあたって2011年までにほとんどの世帯が買い替えていることでしょう。
家電製品の寿命は10年程度といわれていますから、この場合2020年までにテレビの寿命が来ると考えられる世帯がとても多いです。テレビ業界にとっては大チャンスかもしれません。
しかし昨今では「ライブビューイング(パブリックビューイング)」というものがありますから、選手の応援は必ずしも家庭のテレビの前で行われているわけではなくなっています。
「ライブビューイング」というものに焦点をあてた戦略を展開することで新たな消費文化が生まれないかな?と個人的に考えたりもします。(考えるだけでアイディアが浮かびませんが)

今想像もできていないことが当たり前になるようなあっと驚く新しい消費文化が生まれないかと楽しみにしています。

ミスド100円セール

こんばんは!三年の浅田です!

最近ミスタードーナツでは、このような100円セールが頻繁に行われていますね
どうやら月2、3回、大体二週間に1回のペースでセールが行われているようです。

ここで、
「こんなに頻繁にセールが行われていてお店の利益は上がるのだろうか?」
という疑問をもったので、調べてみました。

先日もミスタードーナツでは、
4月15日(水)〜4月21日(火)の間10種類100円のセールが行われていました
(わたしもセールにつられて食べに行ってしましました…)
値段と種類は以下のとおりです

オールドファッション ¥140(税抜¥130)
チョコファッション ¥151(税抜¥140)
チョコリング ¥140(税抜¥130)
エンゼルクリーム ¥151(税抜¥140)
チョコレート ¥118(税抜¥110)
ゴールデンチョコレート ¥129(税抜¥120)
フレンチクルーラー ¥140(税抜¥130)
エンゼルフレンチ ¥162(税抜¥150)
waff(ワッフ)¥108(税抜¥100)
waff(ワッフ)エンゼルホイップ¥118(税抜¥110)

◎普段と比べると8〜62円お得にドーナツが食べられたようです

ドーナツの製造原価は、原価率15〜20%ほどだそうです。
原価率20%だとして、
一番価格の高いエンゼルフレンチで計算すると
(消費税は加味せずに)
定価150円のうち原価は30円
利益は通常時約120円、セール時約70円となります

一番価格の低いワッフで計算すると、
定価100円のうち原価は20円
利益は通常時もセール時も約80円です

高いものだと通常時とセール時では利益に差が出ますが、安いものだとほとんど変わりませんね。高いものでも、70円の利益が出ているのでセールをしても赤字ということはありません。

さらに、通常よりもセール時の方が客数が増えるため、売り上げがあげられると考えられます。

いつも100円で売るよりも、定価より安くなったという状況が、
人々の”今”買わないと損だという気持ちを掻き立てるため
客数もセール時に増えるのではないでしょうか。

それにしても…隔週でセールが行われていると知っていたら、
通常時買いに行く気持ちをなくしてしましますね。。
セールは店にとってメリットもありますがデメリットもありそうですね。。

皆大好き!?ガリガリ君!!

こんばんは、3年の西尾です!

最近暑くなってきたので、コンビニに立ち寄った際、ついついアイスコーナーが気になるようになってきました。バニラアイスなどクリーム系のアイス、シャーベット、ジェラート…様々な種類があり、その日の気温や気分によって、どのアイスにするか選ぶ人が多いと思います。その中でも、私が暑い日に無性に食べたくなるガリガリ君について考えようと思います。

ガリガリ君は、1964年に発売された「赤城しぐれ」が爆発的なヒットを記録したのをきっかけに、1980年に「子供が遊びながら片手で食べられるかき氷(赤城しぐれ)ができないか?」という思いで商品開発がスタートされ、様々なトラブルを解決していった結果、かき氷をアイスキャンディーでコーティングするという今の形になりました。

http://www.akagi.com/brand/garigarikun/index.html

現在は、ソーダ味を第1フレーバーとし年間通して発売し、約2か月毎に第2フレーバーとして季節限定のフレーバーが発売されているのですが、これとは別に、通常の倍の値段である120円でガリガリ君リッチも販売されています。ここで私が気になったのが、季節限定商品は季節のフルーツをフレーバーとしているのに比べて、ガリガリ君リッチは、コーンポタージュ味、クリームシチュー味、ナポリタン味など、絶対にアイスになりそうにないものをフレーバーとしているところです。

このような特殊なフレーバーの商品は、好みによるかもしれませんが、同じ消費者が何度も繰り返し購入するとは考えにくく、明らかに口コミによる消費者の好奇心を狙った商品だと考えられます。このように、リピートは期待できないとしても、120円と通常より高く設定してあるが、他の商品と比べるとガリガリ君リッチという名にも関わらず低価格であることで、消費者のチャレンジしやすい商品になっているのだと考えました。

今回は、ガリガリ君について考えましたが、ほかの商品においても、消費者に馴染みのある商品で、一定の購買が予想できているがゆえに、消費者の好奇心を狙った新たなものを発売してみる…といったことがあるのではないでしょうか。

カラオケの文化と風呂の文化

こんにちは!3年の小山です!
今回は二次会の定番としても定着しているカラオケについて書いていきたいと思います!

そもそも”カラオケ”というのは、英語でも”karaoke”と表すように日本から生まれた物であるという説が一般的です。

また、元々”カラオケ”というものは”空”と”オーケストラ”を組み合わせたものであり、「生演奏ではなく、レコードやテープなどで録音した演奏」を意味していて、日本で一般的に言われている「カラオケ」は「カラオケボックス」のことを略して指すようになっています。
最近では、採点機能やエコーなどの音響効果をつけることができたり、楽器を持ち込んでそのまま演奏することができたり、一人でカラオケを利用する”ヒトカラ”の専門店も出来たり、とカラオケは様々な変化を遂げてきました。

日本では順調に成長しているカラオケ文化ですが、海外に目を向けてみると、海外のカラオケ文化は日本ほどあまり進んでいないのが現状です。その最たる例がカラオケ店の造りです。日本では当たり前のようにほとんどのカラオケ店が個室の設備を用意していて、扉が開いたりしない限りはあまり音が漏れない造りになっています。
一方海外ではパブのような大部屋でのカラオケが一般的で、音が漏れることによる騒音も問題になっています。

参照・引用…カラオケ-Wikipedia

新宿駅近くのカラオケショップ
近くにもカラオケ店は複数存在し夜はいつも賑わっています!

では何故このような違いができてしまうのか?

色々理由か挙げられそうですが、個人的な考えとしてこれには日本と海外の”風呂文化”の違いが関係しているのではないかと思います。

海外の風呂というのは、シャワーとして温水を浴びるだけというものが多いらしいですが、日本ではシャワーだけでなく風呂に浸かるというの習慣もあります。
そのためか、銭湯にも代表されるように日本の風呂の室内は音が響きやすい密閉空間であること多く思われます。

そして多くの人が経験している(と思われる)、”お風呂で鼻歌を歌う”、という行為が、日本のカラオケの文化に少なからず影響を与えていると思います。
(浴室のような密閉空間であると、音が良く響くので良い音が聞こえるそうです。風呂の中ではうまく歌える、というのもこの為です。)
外国の方は湯船に浸かって鼻歌を歌う経験がないでしょうから、閉鎖空間で歌うということがあまり身近ではないのでしょう。

こう考えてみると、推論の上ですが、カラオケの文化というのは日本だからこそ生まれ、そして成長していった文化なのかな?と感じました。

また、海外のカラオケ文化はそれぞれの文化に合った変化を遂げることができればきっと浸透していくと思います。
(例えば多少日本の部屋のサイズより大きくして、踊りのスペースをつけてみたり…etc.)

せっかく素晴らしい洋楽が沢山あるのですから、これからもっと海外でもカラオケ文化が広まっていけばすごく嬉しいです!
そして、音楽の発展とともにカラオケの文化も進化していってほしいです!

ゲン担ぎお菓子

こんにちは、3年の斉藤です。

キットカット、カール、コアラのマーチ、トッポetc…
どれも人気のお菓子ですが、これらにはある共通点があります。皆さんも一度は買ったことがあるのではないでしょうか。

”ゲン担ぎお菓子”

受験シーズンになるとスーパーやコンビニなどで特設コーナーが設けられています。
そもそもどういう経緯でこれらの商品が生まれたのでしょうか?

――実は、明治の「カール」が2001年に販売したのが一番最初でした。
クリスマスやバレンタインなどチョコレートの需要が高い冬は、カールにとっては厳しい季節でした。このシーズンの売り上げ向上として考えられた企画が「受験応援商品”うカール”」。しかし、なかなかの反響はあったものの、ブームを巻き起こすほどではありませんでした。

カール公式サイト→http://www.meiji.co.jp/sweets/snack/karl/

次に登場したのが、皆さんご存知のネスレ日本の「キットカット」。
もともとの発祥は九州だそうです。「きっと勝つ」を九州弁で「きっと勝つぉ」と言うことから、受験生を中心にキットカットが食べられるようになりました。このうわさを聞きつけたネスレ日本が2003年に受験生応援キャンペーンを始めたことで、ゲン担ぎお菓子ブームが起こりました。

 
キットカット公式サイト→http://nestle.jp/brand/kit/

果たして、どれほどの売り上げにつながったのでしょうか。

▼ダイエー290店舗での売り上げ個数ランキング(2012.12.27~2013.1.13)

しかし、ゲン担ぎとはいえほとんどがただのダジャレです。
どうしてダジャレでここまでヒットしたのでしょうか?

その理由として以下の3つのポイントに着目しました。
①受験生特有の不安定な心理
②お菓子という手軽さ
③ダジャレによる緊張緩和

受験期といえば、多大なプレッシャーで非常にストレスの溜まる時期ですよね。そのため、受験生の多くは心の安定を求めて神社や寺に行って合格祈願をするでしょう。身のまわりのあらゆるものにゲンを担ぎたくなる気持ちが自然と生まれ、縁起の良いものを手に入れたくなります。

お守りを買えばいいじゃないか、と思うかもしれません。しかし、お守りを手に入れるにはわざわざ神社やお寺に行く必要があります。その上、プレゼントとしては少し重すぎるし、ものによっては高かったりします。
それに対し、お菓子はスーパーやコンビニで手軽に手に入ります。上のデータを見てわかる通り、価格も安いのでちょっとしたプレゼントにも最適です。

さらに、ただ「合格」だとか「受かる」という言葉をストレートに使うのではなく、ダジャレと掛け合わせているところもポイントです。いい意味で、ピリピリしている受験生の気を少しだけゆるめてくれるでしょう。

この3つのポイントがヒットにつながったのではないかと考えました。

では、少しだけ商品の紹介をします。

○Toppa
(受験を突破!と「Toppo」をかけたもの)

ダジャレではないですが、こんな商品もあります。

○コアラのマーチ
(コアラは寝てても木から落ちない、という意味から)

コアラのマーチ公式サイト→http://www.lotte.co.jp/products/brand/koala/

最近では、お菓子以外にもカップ麺や飲料品などでもゲン担ぎ商品が販売されています。

これだけたくさんの商品があるとついつい買いたくなっちゃいますよね。
ただ、ゲンばかり担いでも合格はできません…しっかり勉強もしないとですね。笑

ジューンブライド

こんにちは。三年のマツウラです。

初週、2週とゼミがありましたが、どちらも雨だったので早めの梅雨なのかな?と思っていました。(笑)

梅雨といえば6月というイメージがあると思いますが、6月といえばジューンブライドも有名ですよね。

さてジューンブライドって何ぞや?と思い調べてみると、様々な説があるそうですが、代表的なのを3つ紹介しますね。

1つは女神「JUNO」説。

6月の月名「JUNE」はローマ神話で結婚をつかさどる女神「JUNO」から由来しており、この月に結婚する花嫁はきっと幸せになるだろう、という言い伝えです。

2つめは気候・季節説。

ヨーロッパの6月は1年の中で最も気候が穏やかで雨が少ない月だからです。気候がいい6月の花嫁は幸せになるだろう、という言い伝えです。

3つめは結婚解禁説。

ヨーロッパでは3月~5月の間は農作業に専念するため結婚が禁じられていました。そのため結婚が解禁となる6月に待ちに待ったカップルが結婚式を挙げました。待った分祝福も多かったので、多くの人から祝福される6月の花嫁は幸せになれるだろう、という言い伝えです。

どの説にしろ、「6月に結婚する女性が幸せになれる」ということに変わりはないですが、日本の場合だと6月は梅雨まっただ中!(雨降ったら台無しやん!)

では、何故そんな日本でもジューンブライドって人気になったのでしょうか?

まだジューンブライドが広まってなかった日本の全国のホテルでは梅雨時期の6月の挙式を避けるカップルが多く、式場の予約がほぼ無かった。この状態に困った支配人たちは梅雨時期の落ちる売り上げをどうにかしたいと考え、ジューンブライドに目をつけた。「ジューンブライドというものがあり、6月の花嫁は幸せになれると言われますよ」と宣伝しました。結果、そのロマンチックな言い伝えがカップルに広まり、日本でも6月に結婚する人が増えたそうです。

日本ではホテルの企業戦略から始まったのですね。

僕も調べて驚きました。幸せになれるとか言われたら、梅雨の6月に結婚したくなりますよね。笑 もっと他にも海外の文化を日本でどのように発展させていったのか気になりました。

出所

http://matome.naver.jp/odai/2133552734845365401