ミニストップのコールドスイーツ

こんにちは、3年の中川です。久しぶりに雨のカーテンを見ました。
もうすぐ梅雨も明けていよいよ本格的な夏到来ですね。非常に暑いですね。

さて今回紹介するのはミニストップです。ミニストップは1980年に参入した業界第5位のコンビニエンスストアです。他社より後発であったこともあり、業界トップ3のセブンイレブン・ローソン・ファミリーマートとの差別化を求めてイートインを設置し、アイスクリームの店頭販売を投入しました。ミニストップはこのコンビニ+ファストフードをコンセプトにした独自のスタイルを売りにしています。

しかしアイスクリームなんて他社も簡単に真似できるのでは??と思う方もいるかと。でも実はこのアイス、アイスクリーム類製造業の許可や衛生管理の徹底が必要だそうで売り出すにはかなりハードルが高い+他社にはイートインスペースがなく必然的に店外で食べてもらうしかないので売れる見込みがなく真似することが難しいそうです。そのため他社はこれまでどおり袋詰めのアイスを中心に販売しています。ミニストップは後発のコンビニだったからこそ出来たてのアイスを売ることができたのです。
となるとこれらのアイスはもはや敵なし・・・というわけでもなく、今度はカフェ業界スターバックスやファストフード業界マクドナルド、更には本家アイス業界サーティワンなどと競争することになります。ところでみなさんはミニストップのアイスを食べたこと、ありますか?ある方ならもうお分かりいただけるかと思いますが、ここのアイス うめぇんすよ これが。そう、ミニストップのアイスは質の高さを追求して評判を上げ、競合他社に負けずしっかりリピーターを獲得できているのです。一番強敵となりうるサーティワンとはアイスの種類が違うのでイーブン。ちなみに今年のフレーバーはマスクメロンです。

さらに1995年から「ハロハロ」というかき氷+アイス+フルーツのオリジナル商品も加わって、充実したラインナップとなっています。ちなみに一番人気はこちらの冷凍みかんです。ミニストップさんこれは卑怯ですよ。美味しくないわけがないですよ。

業界第3位のファミリーマートと第4位のサークルKサンクスが合併することで現在第2位のローソンを抜くとのことですが、はたして今後のコンビニ競争にミニストップはうまく生き残れるのか。ひょっとするとこのコールドスイーツに命運がかかっているやもしれません。

アクティブシニア?

こんにちは!
3年の高津戸です。
今回はすこし不思議に思って、驚いた話をしてみます。
タイトルは少し懐かしいワードを使わせていただきました。笑
2週間前の話になってしまうのですが、私は神奈川県鎌倉市にある明月院に訪れました。そこは「あじさい寺」との通称がある、あじさいを見ることが出来る名所です。
すごくたくさんのあじさいが咲いていて、きれいでした。しかし今回話したいのはあじさいの話ではありません。
話したいのは、そこに来ている観光客の話です。あじさいを見に来る若者が少ないのは想像がつくと思います。植物の鑑賞に来る観光客はだいたいお年寄りが多いと思います(偏見であるかもしれませんが、、。)。
観光地でお年寄りの方が、ピン写真で撮り合うという光景をよく見ると思います。
しかし今回見た光景によって、今までのそのような光景が見られなくなるのではないかと思いました。
それは、お年寄りの方がスマホを使ってインカメラで、写真を撮っているという光景です。一組ではありませんでした。そこかしこで撮っている人がいたのです。「普通じゃん。」と思う方がいたらごめんなさい。
数年前と違い、今では年配の方々もスマホを持っているという状況です。お年寄りの方がスマホを持つようになる過程はロジャースの普及理論でうまく説明できると思います。今はレイトマジョリティといった方が採用している時期といったところでしょうか。イノベーターと言われる人たちはインカメラを使っていなかったのかなと少し思いました。
もしかしたら、インカメラを使うお年寄りは最近見られるようになったのかもしれません。
インカメラを使いだしたら、「セルカ棒」という商材がお年寄り向けに売れるかもしれません。さらにはSnapchatやSNOWなんかも使い始めちゃう日も来るかもしれません。

甘党に朗報

 

こんにちは3年の三浦です。
みなさんは甘いものは好きですか?

今回はミスタードーナツについて考えようと思います。

 

現在ファストフード店では食べ放題のキャンペーンが広がっていて、

ダスキンが運営するミスタードーナツも8月をめどに全国の店舗で導入しようとしています。
 

以前、北海道と東京、大阪では1店舗ずつ期間限定で実施したことがあり、その時の価格は1時間1000~1200円で、ワンドリンク付きです。かなりお得ですね。

 

近年、ミスタードーナツはコンビニのドーナツとの競争を強いられ、価格で言うとコンビニドーナツの方が安く、またとあるサイトではコンビニドーナツの方がミスタードーナツより美味しいという評価をしているものもありました。

ですから今回の食べ放題の実施はまずそこでコンビニとの大きな差別化を図るいい機会であり、130~160円のドーナツを1000円で食べ放題というものは消費者にお得感を感じさせ、今後、ミスタードーナツに注目が集まると予想します。

 

ミスタードーナツのターゲットは学生や、ファミリー層であると考えます。食べ盛りの時期の顧客をうまく獲得できればこのキャンペーンは成功なのではないかと思います。

コンビニドーナツが優った理由として、サラリーマン向けに作っているため、甘さ控えめで食べやすいというものでした。

確実にターゲットを獲得するために広告、宣伝の方法も工夫が必要ではないかと考えます。

 

私は甘いものが大好きでしかも食べる量も多いので、これが始まったら絶対に行ってみたいと思います。

参考
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ13H6F_T10C16A7000000/
http://momonestyle.com/seven-eleven-seven-donut

エンゲージリング

どうも!3年の菅谷です!
先週はインターンシップの選考のためゼミを休んでしまいました(-_-;)

今年も半分が過ぎましたが上半期だけでも多くの芸能人が婚約しましたね。

そこで今回は「婚約指輪は給料3カ月分」の由来について調べてみました。
この話をするにあたってまず婚約指輪の約70%はダイヤモンドって知っていましたか?
理由はダイヤモンド=地球上で最も硬い=硬く、永く続く愛という意味が込められているそうです。
さて給料3カ月分の話に戻りますが、結論からいうとこのキャッチフレーズは1970年代にアメリカのダイヤモンドの会社であるデビアス社が宣伝文句と使い始めました。当時日本では3カ月分でしたがアメリカでは1カ月分、ヨーロッパでは2カ月分と広告していました。これは当時の為替の違いによるそうです。
では実際はどれくらいの価格のものを購入している人が多いのでしょうか?
意外と20万~40万という方が多いですね。
これは当時の為替レートが1ドル=250円程度だったのに対し近年では1ドル=100円程度であることと、現代と1970年代では平均年収が3倍ほど違うためだそうです。
なので現代では「婚約指輪は1970年代当時の給料3カ月分」となるわけですね。
これから結婚する人はぜひ参考にしてみてください。

参考:

ドヤ家電についてのマーケティング的考察

こんにちは!3年の橋目です!!

今回考察するものは『ドヤ家電』といわれているものです。
この言葉自体、私自身最近知った言葉なのですが、調べてみると2016年上半期ヒット商品ベスト30位に入っていました!

このドヤ家電というものがマーケティング的にどこがおもしろいかといいますと企業がその商品をドヤ家電として売り出してないところだと私は考えます。

いわゆるドヤ家電と言われているシャープ 蚊取り空気清浄機
 
シャープの公式ツイッターアカウントでは「ドヤ家電という言い方はどうかと思うけど」と発言されています。
今日、アベノミクスの経済効果が弱まり一般的な家電が売れない中で、家電業界は一定の富裕層、イノベーターにターゲットを変えてきているのではないでしょうか。ほとんどの家庭にれ冷蔵庫、テレビなどが普及している現在では、そういった家電は買い替えの需要しか生まれません。これからの家電業界のマーケティング戦略はあまり人が持っていない家電(付加価値のある従来の家電)をいかに売っていくかがカギになると私は推察します。
 
人に自慢したくなる家電がここから数年の家電のトレンドになっていきそうです。
 
 
 
 
日経MJの2016年上期ヒット商品番付
 

.spell{font-size:18px}.spell_orig{font-size:15px}#mss p{margin:0;padding-top:5px}

._pxg{background-repeat:repeat-x;display:inline-block;overflow:hidden;position:relative;top:1px}._pxg span{background-repeat:repeat-x;display:block}._sxg ._pxg,._pxg._Esh{background-image:url(data:image/png;base64,iVBORw0KGgoAAAANSUhEUgAAABoAAAAaCAQAAAADQ4RFAAAA6klEQVR4AZXQMWsCMRiH8SAnQacODgpyg8rh1EEQHXS5xaUdXA5KRUHo+/2/wdN3aBNK34TEZ0rCD86/S/140ZydI9WrVo3etUrk+dJ8Hdog2qYO9YjW16ARD0R7MCpHC+SnRTk6BHQoR0NAg43WvP1LYsbrWh0tN6SwG+3v53n6ItLj//6nFfcsuLOyhphwSZILk/R6nUm6/OQzE83yaGeiXR5dTXTNoSmSaJpGWyQ0aBLaplGc/EijHePkKdTwRLQP5uFurifRnjQ2ahHtzBhHbKw3orU2OvHJEme01JeTjfZ4XCLPPp6+AYsy7RMdMSvnAAAAAElFTkSuQmCC)}._sxg ._pxg span,._pxg._Esh span{background-image:url(data:image/png;base64,iVBORw0KGgoAAAANSUhEUgAAABoAAAAaCAQAAAADQ4RFAAAA9klEQVR4AZXUoY7iUABG4SYYEgwYwhOsx4MlqUaAQ/AGMxqHIUHDC4DnATaMx7MORVAEh5vAtzUN7M69TXuOurc5SfuLJjH8ykzCJmJ++qgefWVWjJq+M5vVojEYV4s2YFMlqrmBm1r5qC+nXz5ayFmUj/7IOYajkd//uffO/sfzUdZJXZTlIs1fr2WrDFutf79p6KqIq2FoiLadGDvt+HoTISbFk3eF6BZHMyFmxdFBiENR1PEU4qkTj6ZeHDNfTONRPvnDUj1z6ZFPHovq7uCkJ7/rOYG7ejhKwVrD+23DGqThaOVsIAk4cLYKR3NN8b/T/HX6C7jRb/QEnjPPAAAAAElFTkSuQmCC)}._ayg{background:url(/images/nav_logo242.png) no-repeat -100px -260px;display:inline-block;height:13px;overflow:hidden;position:relative;top:1px;width:65px}._ayg span{background:url(/images/nav_logo242.png) no-repeat -100px -275px;display:block;height:13px;width:65px}
蚊取空清 FU-GK50 製品ページ
http://www.sharp.co.jp/kuusei/fugk50/

.spell{font-size:18px}.spell_orig{font-size:15px}#mss p{margin:0;padding-top:5px}

 
 

気軽なアウトドア

こんにちは。3年の坂本雄亮です!
皆さんは、登山好きですか???
私は登山が好きです!天気の良い休日は近くの山(岩殿山)に登山へでかけます。

私が小学生の頃からよくその山には登っていたのですが、近年の登山ブームの影響もあってか、最近では多くの登山客を見かけるようになりました。

そこで今回は、このような登山ブームが起こった要因は何だったのかを考えてみたいと思います。

まず、登山に興味を持つきっかけを与えた出来事がありました。
高尾山のミシュラン認定と富士山の世界遺産登録です。テレビなど特集が組まれ、注目が集まったことで登山ブームのきっかけとなりました。

そして、登山そのものの魅力が認識されたことも1つの要因と考えられます。
登山は、他のスポーツに比べ運動経験が無くても挑戦することができ、さらに頂上に着いたときの達成感などやりがいも十分にあるスポーツです。この手軽さが中高年層にとっても親しみやすく、また近年の健康ブームと相まって、中高年を中心に登山が広まったと考えられます。

そしてさらに、登山にもファッションの楽しみを持たせることで若年層にも登山は広まっていきました。徐々に広まりつつあるアウトドアに注目したファッション業界が「山スカ(山歩き用スカート)」などカラフルで高機能なアイテムを発売し、若者(特に女性)もアウトドアとともにファッションも楽しめるようになったことで、登山に親しみやすくなりました。
その結果として「山ガール」という言葉も生まれるほど、若者にも登山が浸透するようになりました。

そして最後に、「モノ」より「コト」を消費したいという消費者の欲求の変化が挙げられます。この変化の中で、登山は気軽で非日常的で達成感も味わえる「コト」として、消費者に受け入れられたと考えられます。

この登山ブームの流れをいち早く注目し、「山スカ」などのファッション性のあるアウトドアファッションを開発したファッション業界は、登山(アウトドア)を若者に浸透させたことことで登山ブームを加速させただけではなく、アウトドア市場にさらに広げることにも成功しました。

このように、様々な要因が近年の登山ブームに関わっているようです。
今回は、登山ブームをさらに加速させたアウトドアファッションに注目しましたが、登山ブームを利用した地方の観光地のマーケティングなどをさらに調べてみたいと思いました!

最後に、私がよく登る岩殿山で撮ったステキな写真を載せておきます!笑

参考:
http://diamond.jp/articles/-/8493
https://www.ntt-card.com/trace/backnumber/vol03/
http://www.kenkou-souken.co.jp/kenkou/cat32/post-14.html

テレビCM

こんにちは!野口です。
 

今回はテレビコマーシャルについて分析していきたいと思います。(以下、CMと略します)
私はよく、番組の良いシーンで途中CMが入ってしまうと早送りしてしまいたいと思うことが多々あります。しかし、CMは企業が消費者とのコミュニケーションをはかる重要なツールです。テレビCMの宣伝効果は絶大です。
オリジナルキャラクターの作成、オリジナルソングの作成、芸能人の起用、ストーリー性を持たせるなどの様々な工夫をしています。

 

まず、情報が誰から発信されたのかにより信憑性が高まります。例えば、専門家の言うことは信用、安心できます。サプリメントのCMで使われていました。芸能人の発信することには、ハロー効果や憧れなどがあります。化粧品のCMには、ターゲットとしている世代の女優さんが起用されています。消費者の口コミは、リアルな感想を聞くことができます。ダイエットのCMで実際使ってみてどうだったのか、効果の有無を訴えています。(ちなみに、この口コミに関しては、CMよりネットの方がより効果的です。)
このように、CMの中でアピールする人がどのような人であるかが非常に大切であることが分かります。
 

次に、どのような内容を訴えるのか考えたとき、以下のような5つの方法を用いています。
1つ目は、良い面を強調する一面提示です。栄養ドリンクのCMではそれを飲むと元気になるというメリットが強調され、糖質が多いなどのデメリットは提示されていません。2つ目は、良い面・悪い面を提示する両面提示です。3つ目は、相手を引き付けるようなユーモア喚起です。進研ゼミの明るく前向きなCMが思いつきます。また、auのストーリー性があるCMには毎回注目してみてしまいます。4つ目は、相手に恐怖を与える恐怖喚起です。カビキラーのCMでは、掃除をしないと実際こんなにたくさんのばい菌が存在していることを示しています。5つ目は、つい口ずさんでしまうようなフレーズを繰り返し流し定着させる反復があります。「ピッカピカの1年生♪」というフレーズは多くの人が認知をしているのではないでしょうか。

 

早送りしたくなるCMですが、色んなCMについてどのような説明的コミュニケーションを取っているのか考えてみると面白いと思いました。

遺伝子

こんにちは、3年の大里です!

今回はDeNA社が行っているサービス遺伝子検査、MYCODEについて紹介したいと思います。

この検査では、細胞を採取してDNAの情報を読み取り、病気のかかりやすさ、体質など遺伝的傾向を知ることができます。
自宅で簡単に唾液で検査でき、専門家観衆のレポート・生活改善アドバイスを受けられます。
さらに、疾患発症リスクや予防アドバイスなどを、わかりやすい図で解説してくれます。

遺伝子の塩基配列を読み取り、論文の情報と組み合わせることで、他の遺伝子グループと比較した特徴を調べることで、遺伝的傾向が分かる仕組みとなっています。

また、この遺伝子検査で分からないことは、現在の健康状態や疾患の診断や法医学鑑定、遺伝子のみが強い影響を持つ疾患となっています。

遺伝子検査といえばまだまだ取っつきにくいイメージを持っている方が多いと思いますが、こちらでは最も高いものでも3万円ほどです。
また東京と神奈川在住の方には40%の割引券をつけており、消費者が手を出しやすい価格を設定していると考えられます。

健康に関心があるが、自分の体質についてあまり理解していない、より健康になるために生活を改善したいといった消費者にとっては、非常に興味深いと思われます。

遺伝的傾向が分かるため、親族にご病気の方がいる方にもアピールしていると思います。
セキリュティに関しても厳重な管理体制を敷いていることをアピールし、
安全安心を消費者に全面的に訴えることで、個人情報性の高いこの検査が安全であることを
知らしめようとしていると思いました。
現在では、昔より身近になったとはいえ、まだまだ遠いものだと思っていた遺伝子検査。
この結果は自身の健康状態をより良くするための手助けとなると強く思いました。
私も受けてみたいと考えているところです。ぜひ一度、ご自身の遺伝子について考えてみてはいかがでしょうか。
参照:https://mycode.jp/benefits/infosec.html?int=gmenu
http://rocketnews24.com/2015/01/22/536989/

非日常カフェ

こんにちは!POOL入れたら容量が減ってご機嫌な、3年出本です!

みなさんは、コンセプトカフェに行ったことってありますか?
いまや、日本でも様々な都市にみられる、メイド喫茶もコンセプトカフェの1つの種類です。
カフェに独自の一貫したテーマをつけて、そのテーマに沿った内装や、メニューを提供する所を主にコンセプトカフェとよび、様々なカフェがみられます。

「kawaii cafe」の画像検索結果「kawaii cafe」の画像検索結果

上の2つの画像はKAWAII MONSTER CAFEの内装と料理の一例でこのカフェは、きゃりーぱみゅぱみゅさんなどを担当しているアートディレクターの増田セバスチャンさんがプロデュースしていて、料理も内装も店員さんまでがカラフルでポップなものになっています。

「ヴァンパイアカフェ」の画像検索結果「ヴァンパイアカフェ メニュー」の画像検索結果

このカフェは新宿にあるヴァンパイアカフェのものでこちらも、圧倒的なヴァンパイアの世界観を再現しています。

他にも不思議の国のアリスなどの本がテーマのカフェや、アニメやゲーム、漫画とコラボしたカフェ、動物や書籍手芸など飲食とは関係がないものがテーマのカフェなどさまざまなカフェがあります。メニューにもコンセプトにあった名前が付けられたりすることも多いため、どっぷりとそのカフェの世界観に浸ることができます。

ただ美味しいものを提供するだけの場所としてのカフェではなく、何かテーマを含ませることで他のカフェと大きく差別化を図ることができます。
また話題性があり、SNSなどでクチコミなどが広がりやすく店の雰囲気も伝わりやすい思います。

しかし、オリジナリティーのある空間が提供されているため、利用客はただ食事をするために入店するのではなく、ある種のエンターテイメント性や非日常的な体験を求めて観光的に利用することが多いため、頻繁に利用する顧客を得ることが難しいことが考えられます。

KAWAII MONSTER CAFE ホームページ
VAMPIRECAFE ホームページ
上の2つのカフェはホームページも少し凝っているのでぜひ見てみてくださいね。

参考 http://www.fehemp.net/concept.html

永井孝尚『そうだ、星を売ろう』

こんばんは、3年の領家です!
今回は書評に挑戦したいと思います。
ご紹介する本は永井孝尚著『そうだ、星を売ろう』(KADOKAWA、2016年)です。最近1番気になっていた本をこの機会に買って読んでみました。永井孝尚さんは有名な『100円コーラ』シリーズも書かれていました。
 
この本は長野県下伊那郡阿智村で取材したエピソードに基づき、著者が書いたフィクションでしたが、分かりやすいように工夫されていて読んで面白いし、ためになりました。
ではまず本の概要です。
主人公の諸星明が、あることをきっかけに衰退する温泉郷の立て直しに挑戦しようとします。しかし周囲は無関心で、悪戦苦闘してしまいます。考え、調査し、分析した結果、この温泉郷の強みは温泉ではなく、日本一の星空にありました。過去の成功体験が忘れられない反対派もいる中で、諸星と数人の仲間で始めた挑戦は「ディズニーを超える」こと。目標に向け、「売れない時代」の新しいビジネスモデルを創りあげていく物語です。地方創生マーケティングがテーマの内容となっています。
この本の中で印象に残ったことはまず、「当たり前のものが強みに変わる」という点です。阿智村は温泉郷としての印象が強く、これから地域を盛り上げていくためにも温泉郷ならではのものを違う形で売り出していけばいいのではないかという考えがありました。しかし、自分達が何気なく綺麗だと思っていた星が新しい商品として売り出せるという発想は、マスツーリズムから地域主導のニューツーリズムへの時代の変化が大きく影響しています。
そして、この本の中では、ジョン・コッターの「変革を推進するための8段階のプロセス」に沿って、地方創生を推進することができました。
変革で起こりがちな8つの間違いと比較しながら説明されていたので、失敗例を学びながら成功に導くプロセスを理解できたと思います。
地方創生を推進することを学べるだけでなく、新たな市場を開いたり、価値創造に取り組んだりすることも学べる1冊でした。
ちなみにこちらが本にも出てくる日本一の星空ナイトツアーを行っている「スタービレッジ阿智」のHPです。本を読んでからこのHPを見ると、HPの充実さに感心します。

書評難しいですね、、精進します、、、