食品や日用品の大手メーカーが、「クラウドファンディング」の活用を本格化しているというニュースを見て興味を持ち、調べてみました。
今年の6月に白鶴酒造が発売した「別鶴」を発売しました。この商品は日本酒離れの進む若者をターゲットとしており、開発にあたったのも20・30代の若手社員でした。またこの商品の発売するために、100万円のクラウドファンディングを募りました。
なぜ100万円というそこまで高くない金額の出資を募ったのか、そこには別の狙いがありました。それは「テストマーケティング」をができることです。これまでのマーケティングでの調査対象は60,70代というなか、普段日本酒を飲まない層の反応を確かめる必要がありました。
実際、出資した人の半数以上が20,30代であり、製品開発の狙いが間違っていないことを確認できたそうです。
このような取り組みをライオンやミツカンホールディングスも行っています。今後、大きな企業がクラウドファンディングを行っていくのかに注目したいと思います。