レシート捨てないで!

こんにちは。3年の立古玲加です。

みなさんは普段レシートは受け取っていますか?               受け取っていないあなたは10円損しているかもしれません。                     『ONE』というアプリを知っていますか?現役高校生起業家が始めた、ほとんどの人が捨ててしまうレシートを1枚10円で買取ってくれるアプリです。今まではもらっていなかった、捨てていたレシートがお金になります。

 『ONE』はユーザーから「レシートという形をした決済データ」を買い取り、そのデータを手に入れたい企業に販売していくという構造になっています。                                      『ONE』の機能はシンプルで、ユーザーはアプリからレシートの写真を撮影するだけです。買い物の金額や購入した商品数などの違いはなく、どんなレシートも1枚10円としてアプリ内のウォレットに10円が振り込まれます。ユーザー1人あたりが1日に撮影できるレシートは10枚までです。メガバンクを始め国内ほぼ全ての民間金融機関に対応しているのでアプリにたまったお金はすぐに出金できます。アプリの利用料等はかからないけれど、出金時の手数料200円についてはユーザーの負担となります。

どんな人がどのタイミングで、どのような商品を買っているのか。その商品と一緒に買っているものは何か。といった購買データに価値がある」と企業者の山内さんは話しています。

出金時には本人確認が必要になるため、『ONE』の運営側から見ればこのタイミングで大まかな属性データが取得できます。これを送られてきたレシートのデータと合わせて、決済データが欲しい企業へ提供していきます。レシートからは金銭感覚や消費傾向がわかるため、マネタイズの方法としては取得したデータを純粋に企業へ売っていくという点、また特定のユーザーにクーポンを配信することで送客をする点が考えられます。

しかし、このアプリは6月12日にリリースして翌日からAppStore日本無料ランキングで2日連続1位を記録し、3日間で約20万ダウンロードを突破しました。    1ヶ月間で1万枚を予想していたところ、16時間でその25倍の約25万枚を達成し、一時買取停止となっていました。

しかし、『ONE』が、スマホで撮るだけでクルマが売却できるアプリ『DMM AUTO』と連携しガソリンスタンドのレシートの買取として再開しました。買取価格は、1枚あたり30円〜100円とし、レシートの買取枚数は1ユーザーにつき1枚までで、買取上限もあり予定枚数に達した時点で買取が終了されるそうです。

今回の施策は一部再開という扱いになっており、『ONE』のサービスの本格再開は、引き続き未定となっています。

POSシステムの情報がすべて企業内に収められている場合、大まかな属性と、その人たちが買うもの、買い方などどこからも得られない、またさまざまな業種、店舗の幅広い情報が得られる。そのため幅広くある情報の中からピンポイントに欲しい情報を得られる可能性があがると思い、とても需要があると感じました。しかし、企業内の購買パターンや頻度など、会員登録を通じて同じ人の情報を追うことができるPOSシステムと比較すると、劣っている点も優れている点もあると考えられました。

~参考文献~

http://shibachanman.com/receiptkaitori_one

https://japan.cnet.com/article/35121017/

 

 

 

 

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