リユースカップでプチ得に!?

こんにちは!3年の伊東です。

近年、環境悪化の原因であるプラスチックごみの削減に向けて、様々な取り組みが行われています。代表例として、2020年7月からレジ袋が1枚当たり2~5円ほどで提供されるようになったレジ袋の有料化があげられます。
そこで、今回は捨てずに返す容器のシェアリングサービス「Re&Go」を紹介したいと思います。

2022年4月4日~7月31日の間、東京・丸の内・渋谷エリアのローソン4店舗にて、「MACHI café(マチカフェ)」商品で、繰り返し利用できるリユースカップの提供実験に参画することを発表し、実施しています。
これは、LINE内の「Re&Go」のアカウント上で「容器を借りる」を選択し、リユースカップのQRコードをスキャンしてカップを受け取ることで、対象商品を10円値引きするサービスです。返却時は「容器を返却」を選択し、店舗にあるQRコードを読み込めば完了となり、利用者はリユースカップを、対象店舗であればどこにでも返却できます。21年11月からスターバックスが同様に実証実験を開始しており、ローソンで受け取ったリユースカップをスターバックスで返却することも可能となっています。

私の勝手なイメージですが、毎日決まったカフェやコンビニで毎日同じコーヒーなどのドリンクを買い、それを片手に出勤するのがルーティンとなっている会社員もいるのではないかと思います。そういった人のように、何回も購入する人にとって、10円の値引きは購入すればするほど、20円、30円…100円とお得になるため、リユースカップのサービスを利用する人は多いだろうと考えられます。また、プラスチックごみの削減など環境問題への意識が高い人にも需要があるでしょう。
しかし、LINEでの返却作業等の時間や手間を考えるとたった10円くらいなら支払ってしまおうと考える人も一定数いるのではないかと思います。実際に、レジ袋の有料化が始まってから、私含め、マイバックを持ち歩くようになった人がいる一方で、現在もお金を払ってレジ袋を買っている人が沢山います。そのため、このサービスを利用したいと思わない人々をどう巻き込んで利用してもらうかが重要となってくるでしょう。

近年、企業は利益だけでなく、社会貢献活動も求められています。そこで、多くの企業が、このリユースカップの取り組みに参画すれば、多種多様な企業がつながり、ローソンで借りたリユースカップをスターバックスで返却が可能になったように、返却場所が増えることで、リユースカップを利用しやすくなり、普及しやすくなるのではないかと思います。また、同時に、プラスチックごみ削減の取り組みも促進できるため、少しでも多くの企業が参画するべきだと思います。また、現在は実験段階ですが、今後多くの店舗でこのサービスが開始された際には、リユースカップを利用してみてはいかがでしょうか。

【参考文献】
https://www.reandgo.jp/
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2204/04/news114.html

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