将棋の聖地・天童市の町おこし

こんにちは、3 年の田中です!

みなさん将棋は好きですか?

将棋といえば史上最年少でプロ入りを果たした藤井聡太九段が 2021 年に五冠王になるなど 最近何かとニュースで見る機会が多いと思います。

そんな将棋を町おこしに使っている市があります。

それは山形県にある天童市です!

天童市は全国の将棋の駒の 9 割以上を生産しています。 そうした理由から天童市は将棋産業振興と将棋普及を図るため、こだわった街づくりを推進しています。

ここからはその取り組みをいくつか紹介いたします。

まず一番有名なのが「天童桜まつり人間将棋」です。

人間将棋とは甲冑や着物に身を包んだ 武士や腰元が駒となり、プロ棋士が特大将棋盤上で対局を行うイベントです。コロナ禍の影響で昨年、一昨年と中止されていましたが今年は 3 年ぶりに開催されました。さらにプロ 棋士も藤井聡太竜王が参加したこともあり、用意した席に対し 10 倍以上の応募があり経済波及効果も凄まじいこととなったでしょう。

つづいては街づくりです。天童市はいたるところに将棋のシンボルがあります。その形態は郵便ポストや橋、店の看板など様々です。

実際に自分も訪れたことがあるのですが地面や電柱に詰将棋がいたるとこに存在し散歩しているだけで楽しかったです。

他にも大きな将棋の大会や将棋教室が頻繁に行われています。

このように将棋に興味がない人や知らない人には全く関心が持てないような取り組みですが、逆に関心がある人はおおいに引き付けられるようになっています。自分も将棋目的で天童市のことを知り訪れました。天童市はターゲットを絞って、その一部の層に満足してもらえるような町おこしをしていたのです。マーケティングにおいて人々のニーズやターゲッ トを絞り、深めていくことの大切さを身をもって体感できました。

将棋が好きな人はとことん楽しめるようになっています。ぜひ将棋に興味を持ったら天童市を訪れてみてください!

 

https://www.city.tendo.yamagata.jp/tourism/syougi/syougikoma.html

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