こんにちは、3年の峯です。
今回はsnsで話題に色んな意味で話題になっていた缶チューハイが個人的に面白い商品だなと感じたので少し深掘りして調べてみることにしました。
まずこのお酒は原宿にある「友達がやってるカフェ/バー」とサントリーが共同開発したもので、その大きな特徴としてネーミングが挙げられると思います。具体的には「あの田中が一杯目に必ず飲むやつ」、「今日はもう終わりでいいじゃんのお酒」（ジントニック）「スペイン旅行でめっちゃ美味しかったお酒」、「飲むと人のことを褒め始めてしまう酒」（サングリア）など様々なネーミングが付けられています。
このネーミングは「友達がやっているカフェ/バー」のコンセプトをもとに付けられている。その「友達がやってるカフェ/バー」とは店員が友達として接客するカフェ/バーで、ご来店したお客は「来てくれたんだ!」などと出迎えられ、店名の通り、友達のバイト先に遊びに行っているような感覚を楽しめる。
オリジナルメニューでは「いつも飲んでるやつ」と頼むと、「あ、〇〇ね」と勝手にメニューを決められたり、メニュー名に「大変そうだから簡単なので大丈夫だよ(ドリップコーヒー)」「たしかラテ美味しかったよね?(カフェラテ)」など頼むのが楽しくなるユニークなドリンクが揃っており、お昼はカフェ、夜はバーという営業形態で、一日を通して「原宿で友達がやってるお店」に遊びに行く体験を提供しているお店である。
このお店はカフェで飲食を楽しむという要素とメイドカフェやコンカフェのようにロールプレイングを楽しむという要素が上手にマッチして、オリジナリティを確立している。実際私もこの缶チューハイを飲んだ後に2件目として友達が働いているバーに遊びに行ったが、普通の居酒屋では感じることのできない居心地の良さを体感したことでこのお店の需要を肌で感じることができた。
本商品はそのような世界間を自宅でも体験してもらおうというコンセプトのもと製作されており、シンプルにアルコール飲料としての需要とは別にエンタメ性としての需要も含まれていることが面白いと個人的に感じました。
ちなみに味はそこそこ美味しかったです。（ジントニック）
参考