気軽なアウトドア

こんにちは。3年の坂本雄亮です!
皆さんは、登山好きですか???
私は登山が好きです!天気の良い休日は近くの山(岩殿山)に登山へでかけます。

私が小学生の頃からよくその山には登っていたのですが、近年の登山ブームの影響もあってか、最近では多くの登山客を見かけるようになりました。

そこで今回は、このような登山ブームが起こった要因は何だったのかを考えてみたいと思います。

まず、登山に興味を持つきっかけを与えた出来事がありました。
高尾山のミシュラン認定と富士山の世界遺産登録です。テレビなど特集が組まれ、注目が集まったことで登山ブームのきっかけとなりました。

そして、登山そのものの魅力が認識されたことも1つの要因と考えられます。
登山は、他のスポーツに比べ運動経験が無くても挑戦することができ、さらに頂上に着いたときの達成感などやりがいも十分にあるスポーツです。この手軽さが中高年層にとっても親しみやすく、また近年の健康ブームと相まって、中高年を中心に登山が広まったと考えられます。

そしてさらに、登山にもファッションの楽しみを持たせることで若年層にも登山は広まっていきました。徐々に広まりつつあるアウトドアに注目したファッション業界が「山スカ(山歩き用スカート)」などカラフルで高機能なアイテムを発売し、若者(特に女性)もアウトドアとともにファッションも楽しめるようになったことで、登山に親しみやすくなりました。
その結果として「山ガール」という言葉も生まれるほど、若者にも登山が浸透するようになりました。

そして最後に、「モノ」より「コト」を消費したいという消費者の欲求の変化が挙げられます。この変化の中で、登山は気軽で非日常的で達成感も味わえる「コト」として、消費者に受け入れられたと考えられます。

この登山ブームの流れをいち早く注目し、「山スカ」などのファッション性のあるアウトドアファッションを開発したファッション業界は、登山(アウトドア)を若者に浸透させたことことで登山ブームを加速させただけではなく、アウトドア市場にさらに広げることにも成功しました。

このように、様々な要因が近年の登山ブームに関わっているようです。
今回は、登山ブームをさらに加速させたアウトドアファッションに注目しましたが、登山ブームを利用した地方の観光地のマーケティングなどをさらに調べてみたいと思いました!

最後に、私がよく登る岩殿山で撮ったステキな写真を載せておきます!笑

参考:
http://diamond.jp/articles/-/8493
https://www.ntt-card.com/trace/backnumber/vol03/
http://www.kenkou-souken.co.jp/kenkou/cat32/post-14.html

シェアリングエコノミー

お久しぶりです!3年の坂本七海です。

皆さんは他人と何かを共有したことがありますか?
近年インターネットを通じて、個人間で時間や空間、モノをシェアすることで利益を得るシェアリングエコノミーが増え話題となっています。総務省によると、「シェアリング・エコノミー」とは、典型的には個人が保有する遊休資産(スキルのような無形のものも含む)の貸出しを仲介するサービスであり、ソーシャルメディアを活用した新したな経済と定義付けられています。

海外ではすでに多くのシェアリングエコノミーがありますが、日本ではまだまだ普及したてかなと思います。シェアハウスやカーシェアリングなど皆さんも一度は聞いたことがあると思います。また、空間やモノだけではなく、家事やペットのお世話の代行など、幅広いシェアリングエコノミーがあります。

最近では訪日外国人旅行客の増加の影響もあり、宿泊施設不足が問題となったことから、空き家などを宿泊施設として貸し出す民泊も増えています。(ただし民泊は違法な場合も多いので利用する際にはご注意ください)貸し出す側としては今まで使っていいなくて無駄にしていたものを活用し利益を得ることができ、借りる側からすれば低価格で泊まることができ、両者にとってメリットがあります。
また月額制で有名高級ブランドのバッグを無期限でレンタルできたり、女性向け衣類をスタイリストがが好みに合わせて貸し出してくれたり、と女性にとってはとてもありがたいサービスを提供されています。

このようなシェアリングエコノミーが広がっていく背景には消費者のモノに対する価値観の変化があげられます。今までは大量生産・大量消費が一般的でしたが、近年では個人のニーズの多様化が進み、消費者は自分好みの機能やデザインを重視するようになりました。このような消費者の多様化に伴い、数量化できない新しい価値をシェアリングエコノミーは生み出しているようです。

しかしこの新しい経済スタイルであるシェアリングエコノミーには、まだ法律が追いついていなく違法になっているものもあるので、これから新たな制度や法律の見直しが必要とされています。どんどん消費スタイルが多様化する中でこのようなビジネスモデルが法律で認められていけば、さらに消費者の選択肢は広がっていくのではないでしょうか。

参考:http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h27/html/nc242110.html
    http://u-note.me/note/47499973
    http://www.nikkei.com/article/DGXZZO95610830X21C15A2000000/

ロンドンで日本食を食べてみた

こんばんは。水越ゼミ3年の長澤です。
私は今年の夏休みに一か月ロンドンに短期留学をしていました。
せっかくなのでそのときに「おっ」と思った消費文化をご紹介します!

みなさんは外国に行ったときに日本食が恋しくなりませんか?
私はお寿司が食べたくてたまらなくなりました。
ロンドンにはたくさんの日本食屋さんがあります。
チェーン店でWASABI,Yo!Sushi,itsuという名前のお店はそこら中で見かけます。
これらのお店には日本食を代表するお寿司だけではなく、鶏の照り焼き丼や焼きそば、カップヌードルなどが販売されており、大体のお店はイートインもテイクアウェイ(イギリスでは持ち帰りをテイクアウトではなくテイクアウェイといいます)もすることができます。回転寿司を楽しむことができる店舗もあります。

画像はWASABIのお寿司です。サーモンと巻き寿司、そしてなぜか枝豆のサラダが入っています。
このセットは800円くらいだったような気がします。バリエーションがないわりには若干高いなと感じました。しかし味はなかなかのもので美味しかったです。醤油はちゃんとキッコーマンのものでしたよ^^
このWASABIという会社は日本人が海外進出を目指して起業したのかなと私は考えていました。
しかし調べたところ、どうやらそうではないようです。
WASABIは2003年に韓国人が創業した企業で、ロンドンの地下鉄のZONE1内に30店舗以上の店舗を展開しています。実際に私が街中で見たときも、お昼時にイギリス人がWASABIでお寿司ランチをしていたり、夕方WASABIをテイクアウェイしているイギリス人がたくさんいて、人気店であることが伺えました。
せっかく日本食がウケているのなら日本人がオーナーの企業があったらいいのになと少し悔しくなりました。私は天ぷら屋さんでアルバイトをしているのですが、語学学校で出会った各国の友人たちは天ぷらを知らない人が多かったです。もしかしたら天ぷらの海外進出というのはビジネスチャンスかもしれません。
留学を経験したことで、食文化だけでなく日本の文化をもっともっと世界に知ってほしいなと思うようになりました。具体的にどうしたらよいのかなどといった明確な方針は見えていませんが、そのようなことに携わる仕事をしたいです。
WASABI公式HP:https://www.wasabi.uk.com/

ハロウィンの経済効果

こんにちは、西尾瞳です。
久々投稿のテーマを考えていたのですが、もはやこれ以外には思い付きませんでした!
10月になると何となく意識するのがハロウィン。
実際にハロウィンのイベントに積極的に参加したことのある人は、約20%という調査結果が出ていますが、経済効果としては、バレンタインデーが1080億円なのに対して、1100億円にもなるそうです。(日刊ゲンダイより)
なぜここまで経済効果を生むことになったのかを考える前に、なぜハロウィンというイベントが日本に広まったのかを考えたいと思います。
ハロウィンは欧米諸国の一大仮装イベントとして有名ですが、欧米では友人や家族、近所付き合いの中でのアットホームなイベントなのに対して、日本ではテーマパークや自治体で催されるイベントとして広まったのではないでしょうか。これらは日本人の大好きな゙祭゙みたいで、日本人にも好かれたのではないかと思います。
次に、なぜここまでの経済効果を生むことになったかを考えたいと思います。
私が注目したのは時期です。具体的に言うと、夏のボーナス商戦と、冬のクリスマス商戦の間。
一般的に消費が落ち込む時期とされているので、10月末のハロウィンは、消費を促進させる格好のビジネスチャンスとなり、各店舗気合いをいれて販促活動などをするのではないでしょうか。
また、ハロウィンイベントとして成熟している欧米諸国と比べて、日本はまだ成熟していないため、仮装や装飾などのオーナメントに加えて、ハロウィン仕様のお菓子など、様々な消費拡大が見込めると思います。
今後、積極的にハロウィンイベントに参加する20%以外、つまり残りの80%どうアプローチするのかによって、更なる経済効果が見込めると思うので、これについてもっと考えてみたいと思います。

中国のバレンタインデーは2日ある?

こんばんは。斉藤です。
こんな遅い時間にごめんなさい。。。笑
日本でバレンタインデーといえば2月14日の1日だけですよね。しかし、お隣の中国では、2月14日だけでなく旧暦7月7日も「バレンタインデー」と呼ばれているのです。(他に「七夕節」「情人節」「乞巧節」「女児節」などとも呼ばれています。)この日は日本でいう七夕にあたりますが、中国では日本のように笹飾りなどは全くしません。では、一体中国人はこの日に何をするのでしょうか?

中国ではこの「七夕節」が1年で最もロマンチックな日とされています。「バレンタインデー」と呼ばれるだけあって、この日は男性から女性へバラやチョコレートなどのプレゼントを送るそうです。

この「七夕節」は多くの若者の人気を呼んでおり、各商業施設からのプロモーションが大きく盛り上がってきているそうです。「七夕節」のネームが入ったギフトが大量に売り出されたり、多くのレストラン、商業施設では次から次へと「七夕節」のプロモーション広告宣伝が打ち出されたりしています。またラブストーリーを反映した映画もこの時期に上映され、濃厚なお祭りの雰囲気を機会に顧客を誘致することを目指しています。この時期の中国は大変盛り上がるので経済活動も活発化します。2013年には七夕キス大会なんてイベントも行われたそうです。なかなか日本では見られない光景ですね。笑


盛り上がる一方で、反対意見もあります。カップルが集まる超過密スポットで過ごすより、ゆっくり散歩しながらお喋りしてる方がいいという方もいるそうです。確かに人混みは嫌ですよね。しかし、そんなことを言っていたらクリスマスはどうなるんだってなりますが。言い出したらキリがないですね。
日本では、「晴れていたら天の川が見れるね」といった程度で、あまり盛り上がらない七夕ですが、中国のようにちょっと世の中が盛り上がる日になったら楽しいかもしれないですね。でもまあ、経済活動が活発化するとはいえ、2月も7月も女性へプレゼントしなくてはいけなくなると、男性の負担がなかなか重くなるようにも思えますが。笑

世界の休日、日本の休日

まだ元気に働いてます、3年の中嶋です。ログイン出来なくてかなり遅れました、すみません。
そろそろゴールデンウィークですね
これといった予定もないのですが楽しみではあります。

さてみなさん、突然ですが
ゴールデンウィークの名前の由来はご存じでしょうか。

ご察しの通り、和製英語です。日本語に言い換えるなら「春の大型連休」というそうです。確かに間違っていません。ではこのゴールデンウィークという言葉はいつ頃から使われているのでしょうか。

日本文化いろは事典によれば、1951年に現在のゴールデンウィークにあたる期間に上映された映画「自由学校」が、正月やお盆時期よりヒットしたのを期に、より多くの人に映画を見てもらおうということで作られた造語だったという「日本映画界造語説」。もう1つは、大型連休の期間が最もラジオの聴取率の高い時間帯だったため「黄金週間」といわれていましたが、インパクトに欠けることから「ゴールデンウィーク」になったという「ゴールデンタイム説」です。どちらの説もはっきりとした確証はなく、はっきりとした由来は分かっていないそう。

さらにこの「大型連休」、実は世界共通のものではないのです。
日本人は働きすぎだと言われてきましたが、日本には祝日が年に15日あります。これは世界で3番目に多いのです。祝日が最も多いのはコロンビアとインドで18日、一方最も少ないのはメキシコで7日。しかし休みが多いと言われても実感のわかない人がほとんどだと思います。それは日本が一斉休業日を好むことに関係しているのです。ゴールデンウィークもその一例です。対して欧米諸国の休業日は基本自分で設定し長期休暇を楽しむいわゆる「バカンス」と呼ばれます。

ではなぜ日本にはこのようなバカンス制度がないのか。
興味深い文章があったので引用します。

 
 
「日本企業の経営者たちの多くは、『社会が動いているのに、自分の会社だけ長く休んでいるわけにはいかない』と考えるでしょう。ですが、フランスのバカンス期間はどの会社も同じですから、自分が休んでいるときは周囲のクライアントなども休んでいる状態。つまり、社会全体の動きが全てストップしている。だからこそ、バカンスが終わって仕事が始まっても、『自分だけ周囲から取り残されてしまう』ということは起こりません」
「長く働いたものが偉い」という旧日本式の価値観がいまだに労働者に根付いていることと、休暇取得に対する社会全体のコンセンサスが無い状況が、日本社会で長期休暇がなじみにくくい要因となっている。
 
 
バカンス制度を導入するメリットとして観光収益のアップや高速道路などのインフラ整備がみこまれ、労働者が長く休みを取っても最終的には社会にとってプラスの利益になると言われるようになってきました。しかし、日本にバカンスがないからといって良くないと言っているわけではありません。それこそ、社会全体が休暇モードになるゴールデンウィークという言葉を浸透させることで、日本人全体がその期間、娯楽やレジャーに消費をするようになります。さらにそれを狙った多くの企業が様々な企画をもって日本経済を潤わすようなサービスや商品を生み出していくのです。これが日本らしい経済の動きであって文化といえるのではないでしょうか。

乾杯はビールで!

こんばんわ。3年の大倉です。突然ですが、みなさん飲み会等お酒を飲む場面、最初の一杯はもちろんビールですよね?

私もお酒が飲める年齢になって、いろいろな場で飲み会に参加させてもらっていますが、いつも乾杯はビールという流れがあります。

この乾杯をビールという文化はどこから生まれたのかとふと思い、調べてみたらこんな記事を見かけました。

http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/rxr_detail/?id=20090302-90006392-r25

最初の一杯はビールというのは、こういった理由があるのだと知ることができた上で、あまり今の人はそういったことを知って頼んでいるわけではないのだろうと思います。

それでもやはり乾杯をビールにするのはそういった文化が定着しているからで、その分他の飲み物よりも一杯目に多く頼まれやすい傾向にあるため、売り出していく側はビールに対してどう力をいれていくかは興味深いところです。

また、その反面、これも時代の流れで定着してきたものでありますが、この記事にも参照してあるように、実際、ビールの出荷数のピークは過ぎています。発泡酒の登場により発泡酒に流れていってしまった人、お酒の飲めない人、ビールを好まない人も中にはいます。

ふるさと納税の今後

経営学系3年の森桶です。

今回は今テレビなどで話題になっているふるさと納税について紹介したいと思います。まずふるさと納税って聞いたことはあるけどなんなのか?という人が多いと思いますが、説明したいと思います。(まだあいまいな知識なので語弊はあるかも)

簡単に言うと、自治体への寄付です。まずいくらかの寄付を特定の自治体に向けて行います。その寄付が各地によって異なるある限度額を超えると、その寄付を受けた自治体からお礼の品が送られます(送らない自治体もある)また、寄付をした金額から2000円を超えた額(たとえば1万円を寄付したら8000円分)が自分の支払う所得税や住民税の一定の割合で引かれ、実質2000円でお礼の品がもらえるという制度です。(ちなみに私のような学生は所得税や住民税を多くは払ってないので2000円で品がもらえることは難しいです。)これが注目されている理由は何と言ってもそのお礼の品です。各自治体いろいろな特産品をそろえ、寄付の額によっては到底2000円では手に入らないものも数多くあります。

例えば上の画像を見てください。北海道産の牛肉ですが、黒毛和牛の高級肉500グラムを実質2000円で手に入れることができます。ですが、驚くのはまだ早いです

 

なんとですね・・・子羊一頭分の肉をもらえてしまいます。まあこれに関しては20万円以上の寄付が必要なので多額の住民税や所得税を払っていなくては2000円では買えませんが。

それでも得は得です。寄付したものからしては益しかありません。自治体もその寄付された分のお金も得られるし特産品の大きな宣伝にもなります。

一方、損をするのはふるさと納税を申請した人の住む自治体です。何の見返りもないのにただただ住民から取る予定の住民税を減らされてしまいます。

制度の是非はおいといて、この制度は地方のPRには非常に効果はあると思います。やはり名前を知ってもらえるだけでも効果は大きいし、ましてや実際に特産品を渡すことによってその市町村の特徴や強みを直に伝えることができます。てっとり早く町おこしをするにはもってこいの打開案なのかもしれません。

しかし現状はどうなのでしょうか?高級なものを消費者に渡すだけでは消費者はその市町村をただの寄付する対象としか見ないかもしれません。いつも見ている人がいつものようにその制度で得をするだけではその村の活性化につながるとは言いがたいです。

そこで自分の中で考えたことがもっと限定的にすればインパクトに残るのではないかということです。今のままでは既存のユーザーにしか利用されないと思います。もっとインパクトを与えるためには例えば一年に一回のすべての市町村の行事にするなど集中して行うほうが宣伝もしやすく、存在を知る人々も増えると思います。また、値段も~円以上~円以下など統一にすることでより商品の価値よりも村の良さなどで競うことができ、より寄付としての意味合いも強くなると思います

個人的にはリスクも大きいですが、地方を知ってもらうにはとても面白い方法だと感じます。あくまで地方への寄付だということを念頭にこれからも継続していってほしいです。

(詳しいふるさと納税の仕組みはhttp://www.citydo.com/furusato/what/01.htmlまで)

オリンピックによって生まれる消費文化

こんにちは!3年の阿部です。
2020年に東京でのオリンピックが決定していますね。世界中から人が集まるイベントであるオリンピック、1964年から50年以上ぶりに日本で開催されるとあって、日本国内でも準備へ向けてこれから盛り上がっていくのは間違いありません。
そして当然、開催中や開催後は消費文化も少なからず影響を受けるでしょう。
1964年の東京オリンピックは消費文化へどんな影響を与えたのだろうと調べてみました。
この二つを参考にしました。
企業はオリンピックを機会に数々のプロモーションを行っていたようです。
まずオリンピックをカラーで見るためにカラーテレビを購入する世帯が増えたようです。
そして実際の競技では初のコンピューターによるタイムなどの記録管理を実施し、日本の技術力の高さを世界中に見せています。
オリンピックを単なるイベントとして人々の「記憶」として留めるだけではなく、永続性のある「記録」として残していくことを企業は国民にアピールしていたようです。
現在既に企業は東京オリンピックの際に何かアピールできるよう考えていることだと思います。
しかし、「2020年の東京オリンピックが、現代の消費文化にもたらす影響を考える際には、64年の東京オリンピックの成功事例を良い意味で引きずらないことが肝要でしょう。」(http://www.projectdesign.jp/201403/takeadv-of-tkyolympc/001181.php)とあります。
例えばテレビに関しては今やどの世帯でも持っていますし、地上デジタル放送化にあたって2011年までにほとんどの世帯が買い替えていることでしょう。
家電製品の寿命は10年程度といわれていますから、この場合2020年までにテレビの寿命が来ると考えられる世帯がとても多いです。テレビ業界にとっては大チャンスかもしれません。
しかし昨今では「ライブビューイング(パブリックビューイング)」というものがありますから、選手の応援は必ずしも家庭のテレビの前で行われているわけではなくなっています。
「ライブビューイング」というものに焦点をあてた戦略を展開することで新たな消費文化が生まれないかな?と個人的に考えたりもします。(考えるだけでアイディアが浮かびませんが)

今想像もできていないことが当たり前になるようなあっと驚く新しい消費文化が生まれないかと楽しみにしています。

カラオケの文化と風呂の文化

こんにちは!3年の小山です!
今回は二次会の定番としても定着しているカラオケについて書いていきたいと思います!

そもそも”カラオケ”というのは、英語でも”karaoke”と表すように日本から生まれた物であるという説が一般的です。

また、元々”カラオケ”というものは”空”と”オーケストラ”を組み合わせたものであり、「生演奏ではなく、レコードやテープなどで録音した演奏」を意味していて、日本で一般的に言われている「カラオケ」は「カラオケボックス」のことを略して指すようになっています。
最近では、採点機能やエコーなどの音響効果をつけることができたり、楽器を持ち込んでそのまま演奏することができたり、一人でカラオケを利用する”ヒトカラ”の専門店も出来たり、とカラオケは様々な変化を遂げてきました。

日本では順調に成長しているカラオケ文化ですが、海外に目を向けてみると、海外のカラオケ文化は日本ほどあまり進んでいないのが現状です。その最たる例がカラオケ店の造りです。日本では当たり前のようにほとんどのカラオケ店が個室の設備を用意していて、扉が開いたりしない限りはあまり音が漏れない造りになっています。
一方海外ではパブのような大部屋でのカラオケが一般的で、音が漏れることによる騒音も問題になっています。

参照・引用…カラオケ-Wikipedia

新宿駅近くのカラオケショップ
近くにもカラオケ店は複数存在し夜はいつも賑わっています!

では何故このような違いができてしまうのか?

色々理由か挙げられそうですが、個人的な考えとしてこれには日本と海外の”風呂文化”の違いが関係しているのではないかと思います。

海外の風呂というのは、シャワーとして温水を浴びるだけというものが多いらしいですが、日本ではシャワーだけでなく風呂に浸かるというの習慣もあります。
そのためか、銭湯にも代表されるように日本の風呂の室内は音が響きやすい密閉空間であること多く思われます。

そして多くの人が経験している(と思われる)、”お風呂で鼻歌を歌う”、という行為が、日本のカラオケの文化に少なからず影響を与えていると思います。
(浴室のような密閉空間であると、音が良く響くので良い音が聞こえるそうです。風呂の中ではうまく歌える、というのもこの為です。)
外国の方は湯船に浸かって鼻歌を歌う経験がないでしょうから、閉鎖空間で歌うということがあまり身近ではないのでしょう。

こう考えてみると、推論の上ですが、カラオケの文化というのは日本だからこそ生まれ、そして成長していった文化なのかな?と感じました。

また、海外のカラオケ文化はそれぞれの文化に合った変化を遂げることができればきっと浸透していくと思います。
(例えば多少日本の部屋のサイズより大きくして、踊りのスペースをつけてみたり…etc.)

せっかく素晴らしい洋楽が沢山あるのですから、これからもっと海外でもカラオケ文化が広まっていけばすごく嬉しいです!
そして、音楽の発展とともにカラオケの文化も進化していってほしいです!