萌えマーケティング

こんちには!3年の横田です!
みなさんは萌えマーケティングという言葉を聞いたことがありますか?

2008年秋田県のJAうごはあきたこまちというお米のパッケージに美少女キャラクターを採用するとわずか1ヶ月で2年分の売り上げを叩き出しました。

今、このような商品を擬人化してアニメキャラクターにすることで販売促進を狙ういわゆる萌えマーケティングを行う企業が多く見られます。
今回はこの萌えマーケティングを紹介したいと思います

このJAうごの例は「西又葵」という業界屈指のイラストレーターに絵を描いて貰ったことや当時としては斬新だった「人目を引く萌えプリント効果」によってブログや口コミなどで名が広まって売上高を上げることができたと思われます。

また現在ではSNSが浸透し口コミマーケティングの効果は高まっているためこの萌えキャラを利用した販売促進戦略はさらに期待度が高くなっています。

さらに萌えマーケティングは商品の付加価値をつけるだけではなく、キャラビジネスとしても展開することができます。
キャラクタービジネスとは人気のあるキャラクターをフィギュア化やアニメ化して収入を得ようとするビジネスです。

この例として雪印メグミルクの「雪印コーヒー」があげられます。「雪印コーヒー」は1963年に発売され、今年で50周年を迎えるロングセラーであるがゆえに、ユーザーの高齢化という課題がありました。そこで「若年層を取り込み、雪印コーヒーに対するイメージを一緒につくりあげたい」という狙いから、商品の通称「雪コー」にかけて、商品をイメージした公式キャラクター“ゆきこたん”というキャラクターを活用してコーヒー牛乳の売上を伸ばしました。
そしてそのキャラのフィギュアまで販売する多角的ビジネスを展開しました。

雪印メグミルクは「ゆきこたん」という萌えキャラを積極的に活用した結果、雪印コーヒーの若者購入率2桁増を成し遂げました。

こうした萌えキャラを活用する販促戦略は商品に大きな差別化を施さなくてもどの企業もとることができる簡単な戦略です。

しかし、1度人気に火がついてキャラクタービジネスを展開できるようになったら別ビジネスでの収益が得られるだけではなく、萌えキャラの人気が伸びるので萌えキャライラストを採用している商品の売上高向上も期待できます。

ちなみに、萌えキャラを採用するコストはそれほど高くなく、pixivから絵が上手な人にイラストを依頼するだけで良いので気軽にチャレンジすることができます。

これらの例から萌えマーケティングの強みは

①「若年層が好む付加価値」を付け加えて販売増を成し遂げることができる。

②キャラクターが人気になったら別ビジネスを展開し収益も得ることができる

③そのキャラクターの人気によって採用商品の売り上げも伸ばすことができる

であることが分かりました。

参考:http://equity-investment.jp/business/marketing-success/

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