ヤクルトレディ

こんにちは!新3年の源です。

突然ですが、皆さんは「乳酸菌飲料」といわれて何を思い浮かべるでしょうか?

おそらく「ヤクルト」を思い浮かんだという方も多いのではないでしょうか。飲んだことがあるかどうかはともかく、ヤクルトを知らないという方はほとんどいないのではないかと思います。そこで今回はそんなヤクルトを販売しているヤクルト本社について書いてみようと思います。

ヤクルトを戦前から販売しているという長い販売歴史や早期の海外展開など、様々な側面からヤクルト本社を語ることができますが、今回私はヤクルト本社を支える要素としてヤクルトレディを挙げたいと思います。ヤクルト本社は商品の流通チャネルとして「店頭・自販機」と「宅配」の二つのチャネルを有しており、チャネル別販売比率はおおよそ1:1となっています。ヤクルト本社の一日当たりのヤクルト類の売上本数は国内で約920 万本ですので、その半分の460万本がヤクルトレディによって直接消費者に届けられていることになります。

そんな宅配チャネルを支えているヤクルトレディですが、その歴史は1963年から始まり、現在では国内だけで約32000人が全国101の事業所で活動しています。インターネット通販が当たり前な現代だからこそヤクルトレディによるコミュニケーションを伴う営業販売は非常に強く、その傾向は地方になるほど強くなると考えられます。またヤクルトレディは商品を届けるだけでなく、消費者の反応をダイレクトに収集でき、それを戦略に反映できるという特徴も有しています。宅配専用の商品であった「Yakult1000」がSNSを中心に拡散され、その後に全国販売されヒット商品となったことからもそのことが言えるのではないでしょうか。

このようなヤクルトレディは同業他社にとって圧倒的な模倣困難性を持ったヤクルト本社だけの強みといえるのではないでしょうか。

【参考文献】

23_04_hosoku.pdf (yakult.co.jp)

商品一覧|商品情報|ヤクルト本社 (yakult.co.jp)

都城ヤクルト販売株式会社 │ 人も地球も健康に Yakult (mjyakult.co.jp)

 

 

 

 

 

 

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