こんにちは。3年の齋藤です。
みなさんは「SWEETS BOX」というお店を知っていますか?
簡単に紹介すると、週ごとに出店されているお店が替わり、全国各地のスイーツが購入できるお店です。SWEETS BOXのホームページには、「人気のスイーツが期間限定で出店する駅ナカのお菓子箱」と書かれています。南大沢の近くでは、小田急多摩センター駅の改札出てすぐのところに出店されています。
今回はこの「SWEETS BOX」のマーケティング戦略について考えたいと思います。
「SWEETS BOX」の特徴的なマーケティング戦略として、出店場所の戦略と提供する商品内容についての戦略を挙げられると考えます。
①出店場所の戦略
SWEETS BOXは駅ナカに出店されています。駅近くには電車を利用するたくさんの人がいるため、持ち運びしやすい大きさで、手土産にもなるスイーツを販売するお店として、駅ナカへの出店はかなり効果的なのではないかと考えられます。また、出店されている店舗の多くは、複数の路線が通っている駅の改札の近くであることから、出店場所が単純に人通りが多い場所であることに加えて、乗り換えのタイミングでも目に入りやすい場所であることが分かります。このような出店場所の特徴は、テイクアウト商品のみの取り扱いですぐ簡単に購入できるSWEETS BOXにとって大きな強みとなっているのではないかと考えられます。
②提供する商品内容についての戦略
SWEETS BOXでは週ごとに出店されているお店が替わるため、提供される商品がめまぐるしく変わります。具体的に出店しているスイーツ店がどのようなものか注目すると、店舗の近くの地域ではあまり見かけないような全国各地のお店が多くあります。このようなことから、コンビニスイーツや他のスイーツ店とは異なり、お土産的な感覚が強くなるため、差別化を図ることができていると考えられます。また、週替わりであることから、様々な消費者の好みに合わせることができたり、一度来店した顧客も飽きることなく何度も来店するように「SWEETS BOX」のリピーターを獲得できたりすることが期待できます。
SWEETS BOXはこのような戦略を実行することによって新規の顧客もリピーターも獲得しているのではないでしょうか。
参考