皆さんこんにちは!3年の三瓶です。
テクノロジーが発展する中で、VR(バーチャルリアリティー)という言葉はもはや常識となっています。VRは仮想現実ともいわれ、専用のゴーグルで360度の映像を映すことで実際にその空間にいるような感覚を得られる技術です。コントローラーを使うことで仮想空間を移動することも可能です。
皆さんも一度は体験したことがあるのではないでしょうか。
新たな体験を提供してくれる仮想現実の課題として、コントローラーによって仮想現実内での移動を行っているという点が挙げられます。仮想現実のアバターは移動していても現実の自分は移動していないので、仮想現実への完全な没入感は得られません。
そんな課題を解決する技術がHolotileです。
ディズニーの研究機関であるDisney Reseachが開発を進めており、Holotileの上を歩くことで、その場にとどまりながら歩くことが可能になります。つまり、このHolotileによって仮想現実のアバターと現実世界の自分の動きをリンクさせることができます。さらに、Holotileはルームランナーとは異なり、全方向に移動することが可能である他、2人以上の異なる動きにも対応することが可能です。
現状、VRはゲームやテーマパークなどエンタメとしての活用が多く、一般的に活用されているとは言い難いです。しかし、Holotileによって仮想空間での移動が現実とリンクし、仮想空間での没入感がより一層高まることにより、買い物が仮想空間でできちゃう!なんていう時代がくるかも知れません。仮想空間がプラットフォームとして機能すれば、これからのマーケティングは変化していくに違いありません。
<参考文献>(最終閲覧日2024/4/17)