Netflixの経営戦略

こんにちは。3年の長尾です。

みなさんNetflixは入れてますか?

Netflixは入れていなくても、U-NextやAmazon Prime Video、DAZNなどのサブスクリプションを登録している人は多いのではないでしょうか。

単純に、たった月額980円であんなにもの膨大な数の作品を見れることに満足感とコスパのよさを感じるとともに、利益をあげれるのか疑問になっていました。単純に考えれば、月にたった1作品でも見れば映画館にいくよりも安くすみます。

Netflixは2007年に動画ストリーミング配信サービス開始したまだ歴史の浅い事業です。

にも関わらず、現在190カ国以上で合計2億3800万人の会員がいます。このうち、アメリカの有料会員数は8010万人です。

加入後の解約手続きを簡単にすることで、会員登録に対する顧客の心理的ハードルを下げることを成功させています。

またテレビ番組との差別化として、ニッチなニーズに対応しています。例えば万人受けを狙うテレビでは、放送できないような迫力のあるシーン、過激なシーンもあります。

それがユーザーの感性に刺さり、口コミなどを通じて、新しいユーザーを獲得しています。

Netflixは他社の映画やドラマ配信するストリーミング市場を切り開きましたが、時間が経つにつれて、HuluやAmazon Prime Videoといった競合が現れました。

そのような競合にユーザーを奪われないために、Netflixはオリジナル作品(Netflix Originals)の制作を開始しました。自社のプラットフォームにしかないコンテンツを作ることで、離脱防止と新規登録者の獲得を同時に図る戦略です。

コロナ禍で家にいる時間が増え、一気に会員が増大した背景もありますが、近年会員の数は伸び悩んでいます。

2023年度の第1四半期(1~3月期)決算を発表した。売上高は前年同期比3.7%増であったものの、営業利益は13.1%減でした。

このような事実を受け止めて、今後の展望としては、2025年にNetflix  Houseというコンセプトストアを2店舗オープンする予定だそうです。

ストリーミング事業を手がけるウォルト・ディズニー・カンパニーにはディズニーランドといったテーマパークがあります。Netflixもこれを模倣して、Netflix Houseを通じて、さらなるブランドの拡大を計画しています。

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