お久しぶりです!3年の坂本七海です。
皆さんは他人と何かを共有したことがありますか?
近年インターネットを通じて、個人間で時間や空間、モノをシェアすることで利益を得るシェアリングエコノミーが増え話題となっています。総務省によると、「シェアリング・エコノミー」とは、典型的には個人が保有する遊休資産(スキルのような無形のものも含む)の貸出しを仲介するサービスであり、ソーシャルメディアを活用した新したな経済と定義付けられています。
海外ではすでに多くのシェアリングエコノミーがありますが、日本ではまだまだ普及したてかなと思います。シェアハウスやカーシェアリングなど皆さんも一度は聞いたことがあると思います。また、空間やモノだけではなく、家事やペットのお世話の代行など、幅広いシェアリングエコノミーがあります。
最近では訪日外国人旅行客の増加の影響もあり、宿泊施設不足が問題となったことから、空き家などを宿泊施設として貸し出す民泊も増えています。(ただし民泊は違法な場合も多いので利用する際にはご注意ください)貸し出す側としては今まで使っていいなくて無駄にしていたものを活用し利益を得ることができ、借りる側からすれば低価格で泊まることができ、両者にとってメリットがあります。
また月額制で有名高級ブランドのバッグを無期限でレンタルできたり、女性向け衣類をスタイリストがが好みに合わせて貸し出してくれたり、と女性にとってはとてもありがたいサービスを提供されています。
このようなシェアリングエコノミーが広がっていく背景には消費者のモノに対する価値観の変化があげられます。今までは大量生産・大量消費が一般的でしたが、近年では個人のニーズの多様化が進み、消費者は自分好みの機能やデザインを重視するようになりました。このような消費者の多様化に伴い、数量化できない新しい価値をシェアリングエコノミーは生み出しているようです。
しかしこの新しい経済スタイルであるシェアリングエコノミーには、まだ法律が追いついていなく違法になっているものもあるので、これから新たな制度や法律の見直しが必要とされています。どんどん消費スタイルが多様化する中でこのようなビジネスモデルが法律で認められていけば、さらに消費者の選択肢は広がっていくのではないでしょうか。
参考:http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h27/html/nc242110.html
http://u-note.me/note/47499973
http://www.nikkei.com/article/DGXZZO95610830X21C15A2000000/