檸檬堂、おすすめです。

こんにちは。3年の南部です。

みなさん、どのようにおうち時間過ごしてますか??

わたしはというと宅飲みが増えてきたなあという今日この頃です。たまには居酒屋でも行きたいところです。

最近人気の「檸檬堂」にはまっているわたしなのですが、こちらコカコーラさんの商品なんですね!

ということで今回はコカコーラの檸檬堂についてSTP分析・4P分析をしたいと思います。

STP分析

コカコーラは量販店に様々なフレーバーが並ぶ中、結局はレモンサワーが圧倒的に売れていることに注目したようです。

定番レモン、はちみつレモン、塩レモン、鬼レモンと4種類の味を開発するとともに、味によってアルコール度数を変えることで、安価に宅飲みをしたい若者から仕事終わりの会社員など、幅広い層からの支持を得ました。

4P分析

○promotion

CM3050代男女に人気の阿部寛を起用しました。また、TwitterInstagramのブランドアカウントもあり、その中で合うおつまみの紹介やキャンペーンを行い、SNS世代の20代の注目も集めています。食べログとのタイアップや恵比寿に店舗を出店したりもしているようです。

○product

「調理するように丁寧に作りました」というキャッチフレーズのメッセージ性の強さはとても印象に残ります。味やアルコール度数を多種多様にすることで幅広い層から支持を得られます。また、様々なフレーバーの缶チューハイを出すのではなく、人気のレモンサワーに絞るという差別化もあります。

○place

コカコーラといえば自動販売機の設置台数はトップレベルです。しかし檸檬堂は自動販売機では販売していません。コカコーラ初のアルコール飲料であるため、営業ネットワークに関しては課題となっていますね。

○price

350mlが約150円なので、高過ぎず安過ぎず、若者でも手の出しやすい価格なのではないでしょうか。

最近話題の檸檬堂、とっても美味しいのでおすすめです!

今度みんなで檸檬堂片手にオンライン飲み会とかどうですか??☺︎

◎参考文献

https://nkpos.nikkei.co.jp/column/首位に躍り出た日本コカ・コーラ「檸檬堂」

https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00037/00040/

PlayStationの次は、有名ゲーム「Dark Souls」のSTP/4P分析を

こんにちは。3年のハン・チェリンです。

前回はPlayStation4の分析をしました。それに引き続き、ゲームタイトルのSTP/4P分析を行います。

今回はFROMSOFTWAREが制作した「ダークソウルシリーズ」について考えます。「ダークソウル」は2009年、PS3のタイトルとして発売された「デモンズソウル」を改良して2011年発売さた中世風ダークファンタジーアクションロールプレイングゲームです。2018年、シリーズの第1作目がリマスター版で再発売されました。この作品は「ソウルライク(Souls-like)」という新しいジャンルを作り出すほど優れたゲーム性を持つ有名なゲームです。

 

<<STP分析>>

Segmentation

今回はヘビーゲーマーかライトゲーマーか、またオンラインプレイが主か否かでセグメンテーションを行います。普段から様々なゲームを楽しみ、難易度の高い作品をも好んでやり込むヘビーゲーマーと、そこまで難しくない作品を好み気軽にゲームを楽しむ人をライトゲーマーとします。また、最近のゲームはほぼ全部インターネット環境を必要としますが、ここでは遊ぶにはインターネットを欠かせないゲームかオフラインでも楽しめるゲームかについて考えます。

Targeting

「ダークソウル」は基本的なアクションゲームへの理解を要求し、一瞬の判断ミスですぐゲームオーバーになったり、複雑なマップデザインに対してマップ情報は一説提供しないなど、様々な要素が体感難易度を引き上げています。プレイヤーは何回も死にながら敵の攻撃パターンを見極めてから挑まないといけません。このような特徴を考えると、「ダークソウル」はある程度ゲームを熟知しているヘビーゲーマーをターゲットとしていることが分かります。また、エンディングまでオフラインで楽しめる作品ですが、オンラインプレイでは他のユーザーとの決闘ができ、味方として召喚できるなど拡張された機能を利用できます。つまり、基本的にはオフラインで(一人で)コツコツとプレイする人向けに、オンラインをも楽しめる要素を加えたと考えられます。

Positioning

日本のアクションRPGジャンルの中で最も有名なゲームの一つである「ダークソウル」。ゲームに興味を持っている人なら誰でも聞いたことはあると思います。更に「仁王シリーズ」「Hollow Knight」など、このゲームからインスピレーションを得て作られたゲームも数多く存在します。ゲーム界に大きな影響を与えたと考えられます。

+理解を深めるため逆の特徴を持っている「あつまれどうぶつの森」をグラフに追加しました。

<<4P分析>>

それでは、4P分析を行います。

Product

重いファンタジーの世界を上手く表現したグラフィックやキャラクターデザイン、またやり込み要素が豊富でエンディングが複数存在するため周回プレイにも適しています。更に追加コンテンツが付くなど十分なプレイ時間が保障されます。

Price

「ダークソウルシリーズ」は各作品が7000円前後で、ゲームとしては少し高めの値段です。

Promotion

通常版と追加コンテンツを合わせたバージョンや少し割引をしたPlayStation Hit版が発売されたり、ゴールデンウィークなどに無料でプレイできるようになるなど割引してもらえるチャンスが多いです。またゲームショーやゲーム展示会に公式フィギュアを発表したり、PlayStationアカウントで使えるアバターを発売するなど、ファンのためのプロモーションも開催しています。

Place

最近のゲームはダウンロードショップから直接ダウンロードできるので場所は気にする必要がなくなりました。ダウンロードショップに関しては、PC・PS4・XBOX・Nintendo Switchなど様々なプラットフォームに発売されています。

 

「ダークソウルシリーズ」は制作会社であるFROMSOFTWAREが有名になるきっかけとなり、従来の日本RPGジャンルの風潮を変えたと言えます。また世界中に多くのコアなファンを確保するなど確かに成功した作品の一つであると考えられます。次回作にオープンワールドダークファンタジーRPGが発表されており、FROMSOFTWAREの作品は世界中のゲームファンの注目を浴びています。

実は、私もこのゲーム、300時間以上やり込んでます。ゲームに興味のある方、確かに難しいですがすごく興味深い作品ですので是非是非プレイしてみてください!

<<出典>>

https://www.jp.playstation.com/games/dark-souls-iii-ps4/

https://www.fromsoftware.jp/jp/products.html

CRAFT BOSSのSTP分析・4P分析

こんにちは、3年の八柳です!

今回は、サントリーのクラフトボスについて分析してみたいと思います。

まず、STP分析です。

セグメンテーション

コーヒー市場は価格、量、品質、年齢、職業などによって分類することができます。クラフトボスは特に職業に注目しました。

ターゲティング

クラフトボスは外で働く人ではなくオフィスで働くオフィスワーカーに狙いを定めており、オフィスワーカーが机に置いて仕事中に少しずつ飲むことをターゲティングとしています。

ポジショニング

デスクワークの仕事が増えている新たなワークスタイルの変化にあった、ゆっくり時間をかけて楽しめるコーヒーとしてポジションをとっています。

次に4P分析です。

製品

オフィスワーカーに向けたコーヒーとして、後味の苦味や雑味のないゆっくり時間をかけて飲み続けられるコーヒとなっています。ペットボトルのため蓋を閉めることができ一気に飲み干す必要もありません。

価格

価格は約160円。缶コーヒーと比べると少し高いが、スタバなどのカフェのコーヒーと比べると安くなっています。

流通

販売場所としては主にコンビニや自動販売機です。

販促

堺雅人が出演している自由な社風のIT企業を描写した物語風のテレビcmで宣伝をしています。また「新しい風が、吹いた」というキャッチフレーズを生み出し商品を印象付けています。

参考:https://www.suntory.co.jp/softdrink/craftboss/

https://xtrend.nikkei.com/atcl/trn/column/17/110600040/110800004/

https://globis.jp/article/6319

ファブリーズナチュリスって知ってる?

 

4年生の宮田です!

今回分析する商品は、こちらの洗練されたパッケージの消臭スプレー。

実はこれ、ファブリーズなんです!その名も “ファブリーズナチュリス”

ファブリーズといえば「明日も出勤、でも飲み会でたばごの臭いが服に」「敷布団やソファは簡単に洗えない」なんて時に非常に役立ちますよね!

しかし今回はデザインから広告までも一新し、印象がガラッと変わりました。そんな「ファブリーズナチュリス」について今回は分析していきます!

 

『STP分析』

●Segmentation・Targeting

一口に「消臭剤」と言っても、市場にはシーンや用途によって異なるたくさんの種類が出回っています。

今回紹介する「ファブリーズ」などの系統は部屋・衣類用の消臭芳香剤です。しかし、公式サイトに「ナチュラル志向の女性」と明確なターゲットが明示されていたので以下のようにターゲティングを行なっていると考えています。

もちろん、他にもターゲットを決めるためのセグメントが存在します。例えば、価格です。こちらの商品は、他の一般的な消臭剤に比べ200円〜300円ほど高く設定されています。一方、他のオーガニックな材料を使用した製品と比べると、圧倒的に安価な値段で提供されています。

●Positioning

消臭剤は基本、「臭いを取り除きたい」「しっかり除菌してほしい」といったニーズが大半であるため、機能性の高い人工の薬剤を使用した商品が多く存在します。特に、一般的な小売店取り扱いの消臭剤の価格帯で自然由来の消臭成分を含んだ製品を買うことは難しいので、他の商品に引けを取らない存在感のあるものだと考えています。

『4P分析』

●Product

すでに記述した通り、この商品は「ナチュラル志向の女性」をターゲットにしています。そのため、一般的なファブリーズのパッケージから一新し、部屋に溶け込みやすい洗練されたデザインを使用しています。

また、ブランド・エクイティを活用した商品というのが大きな特徴です。「ファブリーズ」ブランドを残すことによって、ブランドから得られる安心感や、有機成分を使用しながらファブリーズの消臭・除菌機能が残されていることを、顧客に印象付けることができます。しかし、一般的なファブリーズは人工香料が使用されており、ファブリーズの匂いが苦手な顧客にはあまり良い印象を与えることができない可能性があります。

●Price

一般的に、小売店で取り扱われている消臭剤の価格は300〜400円ほどですが、ファブリーズナチュリスは600円と少々高めに設定されています。これは、有機成分を使うにあたり発生する材料費や付加価値を加えた金額だと考えています。

一方、オーガニック成分を使った商品と比較すると非常に手頃な価格で購入することができます。基本、有機成分に特化した商品は非常に高額で、2000円を下回らないものが多数存在します。顧客にとって安価な値段で有機成分配合の消臭スプレーを購入できることは非常に大きなメリットです。

●Place

(店舗)

魅力の多いファブリーズナチュリスですが、購入の際は十分注意が必要です。ファブリーズのような低価格帯の少数スプレーは一般的に小売店に流通しています。ところが、ファブリーズナチュリスは取り扱いが非常に少ないのが現状です。

実際、私の自宅から半径2km圏内にあるドラッグストア・スーパーマーケット等計10店舗のうち、取扱店舗は2つのみでした。また、ファブリーズナチュリス全ての種類を揃えた店舗は1店舗にとどまっています。

(EC)

一方、インターネットでの取り扱いは幅広いことが判明しました。P&Gの公式サイトでは、一つ一つの製品へのアクセスが非常によく外部のECサイトにアクセスすることも容易です。こちらのファブリーズナチュリスも、「Amazon.com」「LOHACO by ASKUL」「楽天市場」で取り扱われています。

この背景には、顧客のターゲット「ナチュラル志向の女性」ということが大きく関係していると考えています。週間粧業がおこなった調査によると、20代〜30代の女性が特にナチュラル成分に対しての購買意欲が高いということが判明しました。また、野村総合研究所の統計では、20代〜30代が他の世代と比較してインターネットショッピングが非常に活発であることがわかりました。こうしたことから、ECサイトでの商品取り扱いの幅が非常に広いということが考えられます。

●Promotion

みなさんが想像するファブリーズのCMは、家族あるいはサラリーマン、部活動をする少年が出演しコミカルに表現されたものだと思います。しかし、ファブリーズナチュリスは、ラベンダー畑や植物から成分を抽出するオシャレな演出となっており、女性が好む広告に仕上がっています。一方、ナレーションでは「ファブリーズ」の名前を複数回伝えています。視覚では洗練されたものですが、ファブリーズブランドであることを印象付けていることが裏付けられています。

さらに、大人の女性や子供、ペットの犬が出演することにより、有機成分を使用することによる安心感を視覚的に与えています。「ナチュラル志向の女性」が比較的20代から30代と推測されることから、小さな子供を抱える世帯にマッチする演出になっているとも考えられます。

今回、自分でも購入してみましたが非常に高品質で使い心地はかなり良かったです!良ければ、これを機会に購入してみてはいかがでしょうか?

最後までご覧いただきありがとうございました!

(参考文献)

P&G公式サイト ファブリーズナチュリス  https://www.myrepi.com/home/cleaning/febreze-fabric-refresher-naturis 最終アクセス日:2020年4月30日

松下 東子, 林 裕之 (2018) 「生活者1万人アンケート(8回目)にみる 日本人の価値観・消費行動の変化」https://www.nri.com/-/media/Corporate/jp/Files/PDF/knowledge/report/cc/mediaforum/2018/forum272.pdf?la=ja-JP&hash=11CCF832BC6EC6481392389F6BBD74B4D12C51A2 最終アクセス日:2020年4月30日

週間粧業 (2019) 「【2019年調査】20代・30代女性、スタイリング剤はナチュラル志向に」 https://www.syogyo.jp/news/2019/07/post_024665 最終アクセス日:2020年4月30日

 

スカルプDボーテシャンプーのSTP分析・4P分析

こんにちは!3年生の酒井です。

春になって暑い日が増えてきましたね。予想より気温が高くて汗をかくこともあるのではないでしょうか。

私は暑くなると、頭皮をすっきり綺麗に洗いたくなってきます。

そこで今回、女性向きのスカルプシャンプーである、アンファー株式会社のスカルプDボーテのシャンプーについて調べてみました。

参照:https://sd-beaute.angfa-store.jp/brand/beaute/

 

まず、STP分析です。

Segmentation

ヘアケア商品市場の顧客は、男性・女性、年齢、肌質(乾燥肌・脂性肌・混合肌)、解決したい髪トラブル(地肌の悩み・くせ毛・薄毛や抜け毛・髪のダメージ)によって分類できます。

Targeting

スカルプDボーテは地肌にトラブルを抱える成人女性をターゲットとする商品で、乾燥肌・脂性肌・混合肌それぞれに対する商品を展開しています。

Positioning

上のセグメンテーション・ターゲティングを踏まえ、スカルプDボーテは女性向けで頭皮のケアを重視した商品としてポジショニングしています。 

 次に、4P分析です。

Product

女性向けのスカルプケア商品として、シャンプー以外にも、トリートメント・育毛剤・ミスト・カラ-などを展開しています。乾燥肌・脂性肌・混合肌それぞれに向けた商品や、オーガニックな素材にこだわった商品など、頭皮のケアをしたい人に向けて幅広く商品を展開しています。

Price

シャンプーは350ml当たり20004000円ほどで、他社には1000円未満の商品もあることから、高価格な商品であるといえます。

Place

ネット通販やバラエティーストア、ドラッグストア、百貨店で販売しています。

特にオンラインショップでは、アンファー公式サイトのアンファーストアもあります。

Promotion

インターネットで「スカルプシャンプー 女性」と検索するとスカルプDボーテが一番上に表示されるようになっています。また、多くの女性向け雑誌に掲載されています。

参考資料

https://sd-beaute.angfa-store.jp/

アクセス日 430

https://www.biteki.com/hair/trouble/404177

アクセス日 430

 

『明治 ザ チョコレート』のSTP・4P分析

こんにちは、3年の稲村です!

 

最近私は家に引きこもってばっかりで楽しみが食しかありません(笑)

みなさんはどうですか?

だったら、食にこだわってみたいと思ってしまいました。

 

そこで今回、STP・4P分析を行うのは「明治 ザ チョコレート」です。

みなさんも1度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

  (出典Amazon)

 

▽STP分析

この商品は、ワインやコーヒーのような嗜好品にするべく開発されました。

→そのため、食を豊かにしたいサラリーマンやOLなどの大人がターゲットに絞られます。

 

次に、大人にも好まれる新市場を開拓していきます。

→カカオの風味を味わうにはダークチョコレートが必須です。しかし、消費者調査によると日本人の約6割はミルクチョコレートを好むという結果が出ています。

→売り出すには、ミルクチョコレートを好む層も取り込んでいかなければなりません。

→そこで砂糖を極力抑え、カカオとミルクを味わう「ダークミルクチョコレート」という新しいカテゴリーを打ち出しました。

 

▽4P分析

Product

高品質なカカオ豆を厳選したクラフトチョコレートです。写真のように、1枚のチョコで様々な味わいや香りが愉しめるかたちになっています。2019年現在では10種類も発売されており、自分の好みを見つけることができます。また、海外でも認められる”縦型”のパッケージデザインが印象的な製品です。

 

Price

200円台前半と一般的な板チョコに比べると高価格に思えます。

しかし、製品の内容とも被ってしまいますが、チョコレート専門店なら1000円で当たり前の、フランスやベルギーなどの海外から輸入したチョコレートと考えると、低価格ともいえるのではないでしょうか。

 

Place

現在チョコレート業界では「Bean to Bar」(カカオ豆からチョコレートまでの全工程を自社で担うこと)というコンセプトが注目されていますが、明治は90年前からそれを実践し、いまや「Farm to Bar」を行っています。これによって、高品質なカカオの安定供給に成功しました。また、ごく普通のスーパーやコンビニエンスストアで販売しているため、誰でも気軽に手に入れやすい高級チョコレートであることがわかります。

 

Promotion

チョコレートの新しい楽しみ方を伝えるため、TVCMなどのマス広告だけでなく、お客様とのコミュニケーションを複合的にしようという試みで、直接この商品に触れる場を数多く提供しています。例えば、イベントの参加や百貨店にタイアップしたプロモーション、自社内で「ハローチョコレートレッスン」と銘打ったセミナーの開催です。これは、そこで成功すれば口コミが広がることを目的としています。さらに、売り場でワインのような、味のグラフ解説をのせたPOPを添えることでも情報発信を行っています(写真↓)。

 

これらから、明治ザチョコレートは数多くのアワードを受賞しています。

みなさんも自分の味、見つけてみませんか?

 

参考

https://www.meiji.co.jp/sweets/chocolate/the-chocolate/

https://www.meiji.com/recruit/special/project/chocolate.html

https://twitter.com/meiji_the_choco/status/1083302428555071488/photo/1

https://blogos.com/article/214083/?p=2

Netflixの強さ、とは?

 

こんにちは!3年の滝浪です。

 

家で過ごす時間が増え、動画配信サービスの需要が高まっていますね。

皆さんの中にも利用している方が多いと思います。

 

ということで今回は、動画配信サービスシェアNo.1のNetflixについて詳しく企業分析を行っていきたいと思います!

 

まずは、STP分析です。

 

SegmentationとTargetingについてです。

日本でサービスをスタートさせた際、ターゲットとして捉えていたのは20代前後の男女であったようですが、近年の爆発的な普及によって現在のNetflixがターゲットにしているのは、全世界!国籍も地域も性別も年代も問わない動画配信を楽しみたい人々を対象にしています。Netflixの理念は、「あらゆるインターネット接続デバイスで、好きな時に、好きな場所から、好きなだけ映画やシリーズを楽しんでもらうこと」で、個々の好みの違いに寄り添った提案を目指しています。国籍すら問わないターゲティングを持つところはブランドの1つの強みとも言えます。

 

続いてPositioningです。

最近では様々な動画配信サービスが台頭し、比較するネット記事などもあり、消費者の私たちはどのサービスがいいのか迷ってしまうほどです。そこで、シェア率順に5位までのNetflix、DAZN、Amazonプライム・ビデオ、U-NEXT、Huluを比較し、それぞれがどの立ち位置にいるのかを見ていきたいと思います。今回は、価格の安さ、オリジナル作品も含めた動画配信の作品数と動画配信意外に受けられるサービスを観点に比較しています。図は以下の通りです。

Netflixはオリジナルの作品を多く扱っていることが特徴としてあるようです。

 

 

 

次に行うのは、4P分析です。

 

Productについて

Netflixの強みは上記のPositioningでもわかるように、圧倒的なオリジナル作品の多さです。オリジナル作品への投資と開発に重点を置き、Netflixでしか見られない!という作品が多くあることは登録者数の獲得に大きく関与していると思います。

 

Priceについて

Netflixには3つの料金プランが存在し、価格によって使い方が選べるようになっています。ベーシック800円、スタンダード1200円、プレミアム1800円(すべて税抜き価格)となっており、違う面は画質と同時に視聴可能な画面数です。どのプランでも動画の見放題は問題なく受けることができます。

 

Placeについて

これについては、Netflixに限らず、たくさんの動画配信サービスが、「ネット環境が使える好きな場所で好きな時間にどこでも」利用することができます。

 

Promotionについて

Netflixでは、他の動画配信サービスとは違い、作品の視聴回数や評価を開示せず、わざと見せないようにしています。これを利用し、SNSを利用して、「配信〜日目で〜万世帯が視聴」という発表を行い、利用者の視聴意欲をかきたてています。左右されてしまうレビューを徹底的に見せないことで、興味がそそられる面白い戦略です。

 

 

Netflixの分析は以上です。

今後もどんなオリジナル作品が出てくるのか楽しみですね!

ありがとうございました!

 

 

参考文献

https://media.netflix.com/ja/about-netflix

すき家によるSTP分析

今回はすき家の事例を見ていくことで、STP分析の有効性を示していきたいと思います。

①セグメンテーション

すき家は牛丼市場ではなく、外食・中食・内食というセグメントで市場を分けていきました。外食に対して、中食とは外で調理されたものを自宅で食べることであり、内食とは自宅で手作りの料理を食べることです。

②ターゲティング

外食・中食市場全体にターゲットを決めることで、すき家は顧客層の幅を広げました。さらに、これまでの牛丼チェーン店の顧客層は主に男性一人客でしたが、すき家ではファミリー層・女性層をメインのターゲットとしました。

③ポジショニング

すき家はメニューが豊富でテーブル席もある、家族連れ・女性も入りやすい飲食店としてポジショニングし、成功しました。

このようにして、吉野家との差別化をはかったことで2008年以降に店舗数を伸ばし、現在は最大手の牛丼チェーン店の一つとなりました。

 

3年梅田夏鈴

参考:https://liskul.com/stp-analysis-33218#STP3

新型コロナウイルスの影響によるKFCの変化

 こんにちは、水越ゼミ所属3年の正路です。

さて、まもなくGWが始まろうとしていますが今年のGWは「Stay home 週間」と言われ、不要不急の外出を避けるように言われていますね。自宅に篭って、映画やドラマを一気見したり、ゲームをしたりする計画を立てている人も多いと思います。

そんな中、大手ファストフードチェーンのケンタッキーフライドチキンは今年の422日から「GWは家でケンタッキーを食べながら映画を見よう」と呼びかけるテレビcmGWパック『GWはお家映画』』を放映しています。

 

https://www.kfc.co.jp/sp/tvcm/cm_222.html

例年のケンタッキーがこの時期に流していたcmを調べてみると「GWのお出かけのお供にケンタッキーを」とアピールするような、今年のcmとは真逆のものが多い印象でした。

そこで、ケンタッキーフライドチキンの201945月と、20204月を比較してSTP4p分析を行うことで、新型コロナウイルスの流行によるマーケティング戦略の変化を探っていきたいと思います。

初めにSTP分析を行う。

S:Segmentation

まず、ファストフード市場を価格と品質でセグメンテーションを行う。それに加えて利用人数と年齢でセグメンテーションを行う。

価格:ファストフードで客単価¥500を目安に高いや、低いか。

品質:味、製法、こだわりなど

利用人数:1人で食べるか、複数人で食べるか。シングルかファミリーか。

年齢:若年層、ファミリー層、子供、高齢層

T:Targeting

現在放送されているケンタッキーのcmを見ると、家で映画を見ながら家族でGWパックを仲良く頬張る様子が描かれている。ターゲットはファミリー層で、家で食べることを想定されていることがわかる。またcmキャラクターとして有名人を起用していないことから、有名人のファンなど特定の層を狙っているわけではないとも言える。

対して20194月ごろに放送されていたcmは当時の新商品であるパリパリ旨塩チキンをアピールする「パリパリ旨塩チキン『パリパリ』」である。

https://japan.kfc.co.jp/news_release/news190409kfc01.html

その内容は女優の高畑充希さんが春の海辺で友人2人と一緒に美味しそうにチキンを頬張るという内容のもの。ターゲットは高畑充希さんと同年代の若者や、高畑充希さんのファン層で、春の暖かな気候の中外で食べて欲しいというメッセージが感じられる。

昨年と今年を比べて違うのはターゲットの年齢と利用人数である。cmに出ている人数はあまり変わらないが、今年のcmでは明らかに一つのパックを家族でシェアしているが、昨年のcmでは一つのパック商品をシェアすることと、一人一人がそれぞれ別の商品を買っていることがどちらも想定されているように見える。昨年はランチや出かける際に買ってもらうため若年層をターゲットにしていたが、外出自粛が要請されている今年は家でシェアして食べて欲しいと明らかに家族をターゲットにしている。

P:Positioning

ケンタッキーフライドチキンは他ファストフード店に比べて価格が高めである。しかしその分看板商品であるオリジナルチキンには国内産ハーブ鶏のみを使う、各店舗で手作りする、など品質にはこだわっている。よって価格はやや高め、高品質というポジションをとっている。このポジショニングは昨年と今年であまり変わらない。

次に4P分析を行う。

Product

今年の新商品としてアピールされているのは先述した通り「GWパック」で、その中身はオリジナルチキン、ポテト、カーネルクリスピー、チョコパイ(追加料金あり)とバラエティーに富んだ内容で、さまざまな年代や好みの人が一緒に楽しめる内容になっている。ケンタッキーフライドチキンにはもともとお得なセット商品は存在する。去年の同時期に新商品として出ていた「パリパリ旨塩チキンパックA」の内容を見るとパリパリ旨塩チキン、オリジナルチキン、ポテトの3種類であくまでチキンを食べ比べるためのセットだとわかる。

ターゲットを変えるのに合わせて商品の内容も変えていることがわかる。

Place

ケンタッキーフライドチキンは店頭販売が主流で、一部の店舗ではデリバリーもやっている。新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が出てからは東京都など7都道府県の店舗の営業時間を20時までに変更している。営業時間の変更はあるものの流通の方法は基本的に変わっていない。しかし、外出自粛の要請の影響でイートインの利用が減少し、テイクアウトとデリバリー中心に変わっている。

Price

価格も今年と昨年では特に変わっていない。ケンタッキーフライドチキンはオリジナルチキンが1p¥250で、同ファストフードチェーンのマクドナルドなどよりはやや高めと言える。

昨年と今年の新商品の価格を比べると、パリパリ旨塩チキンは1p270、パリパリ旨塩チキンパックA¥1080に対し、GWパックは¥1500である。家族をターゲットにしたことで内容を豪華にしつつ単価を上げようとしていることがわかる。外出自粛によって客の来店回数が少なくなる影響から、客の単価を上げてカバーしようとしているのかもしれない。

Promotion

テレビcmがメイン。その他TwitterInstagramなどのSNS上での広告、クーポンがもらえる公式アプリのリリースなどを行こなっている。

Targetingのところでも述べたが、メインのテレビcmは昨年の若年層向けに有名人を起用したものから、今年はファミリー層を意識したcmに変わっている。そしてcmで「家で食べよう」とアピールすることで、外出自粛を呼びかけると共に、新型コロナウイルス感染拡大防止に努めていることをアピールする狙いもあると言える。

このように昨年と今年を比較すると、ケンタッキーフライドチキンは新型コロナウイルスによる影響でプロモーションや商品を変えていることがわかりました。

飲食業界が苦境に立たされている今、生き残っていくためには従来とは違ったマーケティング戦略が必要不可欠だなと改めて感じました。

(参考URL)

https://japan.kfc.co.jp/news_release/news200417kfc01.html

https://japan.kfc.co.jp/news_release/news190409kfc01.html

(画像引用元)

https://www.kfc.co.jp/top.html

任天堂のSTP分析・マーケティングミックス分析

こんにちは!3年のゼミ生の西村です!
今回は今の情勢の中、「Nintendo Switch」などで売り上げを伸ばしている任天堂に注目して、分析していきたいと思います。

1. STP分析
① S ”segmentation” セグメンテーション 市場の細分化
・価格 市場価格より高いのか、低いのか
・種類 ゲームのソフトの種類は多いか、少ないか
・販売量 ソフトとハードの販売量は多いか、少ないか

② T “targeting” ターゲティング どの市場を狙うか
・価格 最安値は追求していない。それよりも任天堂独自のゲーム技術の開発に重点を置いている。
・種類 どの層の消費者にもゲームを楽しんでもらえるように、様々な種類のゲームを開発、販売している。
・販売量 普段、店頭で品薄だというところはあまり見ない。

③  P “positioning” ポジショニング 市場における自社の立ち位置
・価格 テレビゲーム業界の中では、技術や画素も上がってきていたり、他者のゲーム機器も同じように高くなってきているため、適正価格であると思う。しかし、数年前と比べて、特にソフトのほうが高くなってきているため、値段が高いと感じている人も少なくない。
・種類 毎月のように新作やリメイク作品が発売されているため、多いと言える。
・販売量 今は需要過多のため、日本各地で在庫切れが多発しているが、普段だと店頭に並んでいないことはないため、販売量は多いと言える。

以上から任天堂はゲーム業界の中で「業界の適正価格もしくは少し高めで、ユーザーに飽きが来ないように様々な種類のゲームを開発、リメイクしている。また、欲しているユーザーの手元にしっかりと届くように販売量も多い。」と言える。

2.マーケティングミックス分析(4P分析)
①Price 価格
競合と比較して高価ではなく買いやすい価格
例 Nintendo switch 32978円(メーカー希望小売価格)
⇔プレイステーション4(SONY) 34980円(メーカー希望小売価格)

②Product 製品
日本の大手ゲームメーカーであるため、故障しにくい。また、オンラインで製品サポートも行っていたり、子供サポート(未成年ロックなど)も充実していたりしている。
ソフトの種類は子供向けからヘビーユーザー向けのものまで数々ある。

 

③Place 流通
在庫が増えすぎて割引販売されないようにや店頭が品薄になって買えなくならないようになど出荷台数をしっかりと管理している。

④ Promotion 販売促進
TwitterやInstagramなどを使ったSNS宣伝やヘビーユーザーがやるゲーム実況という動画配信による宣伝など現代的な広告宣伝を行っている。

よって以上より、任天堂は「サービスが充実しており、製品が買えないことはあまりない。広告には多額の投資を行って、自社製品を宣伝し、適正価格で製品を提供する」という効果的なマーケティングミックスを行っているといえる。

参考サイト
https://www.sbbit.jp/article/cont1/32909
(2020年4月28日アクセス)
https://biz-journal.jp/2017/12/post_21653.html
(2020年4月28日アクセス)

作成者 西村 豪