こんにちは。3年の石田です。カフェといえば、皆さんはまずどこを思い浮かべるでしょうか?最近だと、やはりスタバを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。しかし、日本生産性本部による顧客満億度調査によれば、スタバよりもドトールコーヒーの方が毎年上位に来ているのです。
ということで、今回はドトールの安定した顧客獲得の理由について紹介していきます。
最初に結論から言ってしまうと、ドトールは「仕事で疲れたサラリーマン」をターゲットにして、ふらっと寄れる敷居の低い店を作ることで顧客を安定して獲得できているのです。
具体的にみていくと、まず価格に関しては、とにかく低価格に設定されています。スタバやタリーズのコーヒーが300円ぐらいするのに対して、ドトールは220円。そのほかのフードメニューなども比較的低価格で提供されています。この低価格設定が、ターゲット層のニーズにマッチしているのではないでしょうか。
次に流通に関して見ていくと、ほとんどが駅前に店舗を構えています。また、ガソリンスタンドにも併設されている店舗もあり、やはり車を運転してきたお父さんや仕事帰りの社会人を狙った場所を中心に出店しているのでしょう。
最後にプロモーションに関してですが、ドトールは基本的にテレビCMなどの広告はしていません。その代わりに、店頭の看板や店員の声掛けにより顧客に訴えているようです。というのも、ドトールのプロモーションの目的が来店者数を増やすことではなく、来店してくれたお客様にいかにほかの商品を買わせるかにあるからだと思います。
以上、ドトールの顧客獲得戦略に関しての紹介でした。ドトールの入りやすさにはこんな戦略が隠れていたのですね。これからもドトールコーヒーを利用していきたいと思いました。