流行と消費

こんばんは!3年の上川です!
ファッションの流行や、よく耳にする流行語など、私たちの身の回りには次々と変化していくことがたくさんありますよね。

 

デジタル大辞泉によると、流行とは『世間に広く行われ、用いられること。服装・言葉・思想など、ある様式や風俗が一時的にもてはやされ、世間に広まること。 流行り。』と定義されています。

ここで注目してもらいたいのが一時的という点です。

わかりやすい例が、いわゆる一発屋芸人。一度注目されると、テレビで見ない日はないのではと思う程、毎日多くの番組に出演しています。しかし、しばらくすると「あれ?そういえば最近見かけないな。」となってしまいます。

インターネットで、一発屋芸人と画像検索をすると実に多くの方々がでてきます。「懐かしい!けど名前が…」なんてこともしばしばです。

他にも、ゆるキャラや、アニメ・映画から人気に火が付き様々な関連商品やコラボグッズが販売されているのを目にすることは少なくないのではないでしょうか。

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ゲームやキッズセットのおまけ、文房具やお菓子とのコラボ商品は定番で、時には特設のコーナーを出して売り出していることもあります。

 

このような流行がどのようにして創り出されていれているのか考えてみると、真っ先に思いつくのは、テレビや雑誌・インターネットなどのマスメディアです。

マスメディアを目にすることで、大勢の人が同一の情報を手に入れることができ、それを認知することで流行が生まれるのだと思います。

そして、私達の今日の消費行動は、この流行に拠るところが非常に大きいように感じます。

では、なぜマスメディアは流行を生み出すのでしょうか。それは、私達が流行を求めているからではないでしょうか?

例えばファッションにおいて、書店には毎月多くのファッション雑誌が置かれます。それぞれのターゲットは明確に示されていて、ニッチなところをついているように見えますが、それでも続いています。それは私達が流行を求めて購入するからです。

流行についての情報を得た私達は、それに基づいた洋服を買います。

子ども達でいうと、それは先程挙げたキャラクターのグッズになります。

しかし、これらはあくまで流行であり何年か経つと変化します。そうなると、私達は新たな流行を求めます。

これらの繰り返しによって、流行を消費するという考えが定着してきたように見えます。

少し経てば使わなくなるもの、生活必需品ではないものを購入する機会というのは一昔前の日本に比べると、増えているように感じます。

また、一つのものを修理したりしながら使い続けるということは減ってきているのではないでしょうか。

消費文化も時代によって変化していくのだなと思いました。
画像引用:

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