天ぷら定期券でお得な一杯を!!

3年の小川です。最近いかがお過ごしでしょうか?僕はバイトやサークルに明け暮れ、それに加えて最近は留学準備なんてのもあって大忙し。特にサークルが忙しく電車に乗って帰る頃には10時近くなんてことも多く、「おなかすいたなぁ」なんて思いながら帰ることが多いです。

夜の10時だともうスーパーも閉まっていてその時間帯で食べれる外食を探していると(自炊をあきらめた男)、南大沢駅周辺だと松屋か東秀(中華料理屋)、そしてはなまるうどんくらいのものです。

どのお店も流石南大沢の地に集いし名店、価格面、味などを考えると非常に悩ましいですが、ここ最近の僕のごはん選手権の勝利をつかみ取るのは「はなまるうどん」でした。かねてより南大沢駅のそばにあり、うどんが安く食べられるはなまるうどんをとても重宝していて、夜に限らずお昼ご飯もそこで食べることが多かったです。僕のように食事を安く済ませたいという気持ちからはなまるうどんで食べる人は多いと思います。そしてそんな人たちはほぼ必ず天ぷらを頼みません。天ぷらなんてぜいたく品です!!と、僕も思っていたのでいつも温玉ぶっかけの中サイズを食べていました。温玉のほうは普通のぶっかけうどんと同じ値段なのに温泉卵もついてくるなんてお得でしょ。

ですがそんなぼくにも転機が訪れました。それがこちら!!

天ぷら定期券です。うどん一杯頼むごとに天ぷら一品が無料!?!?

今まであまり天ぷらを食べず我慢してきた僕のこころが揺らぎます。

悪魔「買っちゃえよ、天ぷら付きうどんがたくさん食えるぞ」

天使「だめだよ、そんなことしたらデブまっしぐらだよ」

はたして勝利したのはどちらなのか…?

 

 

 

基本的に僕の心の中は悪魔が強めのパワーバランスなので僕はデブまっしぐらを選びました。

というわけで天ぷら定期券を購入した僕は今までにも増してはなまるうどんに通うようになりました。つゆに浸してうどんと一緒に食べる天ぷらのそれはそれはおいしいこと。僕はまんまとこの企業の戦略に溺れてしまったわけです。かき揚げから天ぷらまで様々な種類を食べ、うどんとてんぷらの最高のマリアージュを求める旅の最中で有効期限は切れてしまいました。ありがとう、天ぷら定期券、君のことは忘れない。そしてこれからまた天ぷらなしうどんを食べる日々が返ってくるのかと思うと寂しさのあまりつい涙が… 出ません。そりゃそうです。僕は天ぷら定期券の期間が切れても天ぷらを頼んでいるのですから。炭水化物×天ぷらという最強の食生活はもう少し続きそうです。

ということが最近あったんですが、皆さんはアイドマの法則という言葉をご存じでしょうか(唐突)。アイドマ(AIDMA)というのはAttention(認知)、Interest(関心)、Desire(欲求)、Memory(記憶)、Action(行動)の頭文字をとった言葉でアイドマは認知段階、感情段階、行動段階の3つに分類されています。認知段階は製品やサービスを顧客が認識し、関心をもつこと感情段階はそれらを欲し、記憶すること、そしてそれを実際に対価を払って購入するのが行動段階です。

今回の僕の事例は僕のように天ぷらの存在を認識していたが実際にそれを欲していなかった層を対象に向けられたもので、僕たちは天ぷら定期券を手にしたことで欲求が強くなり、実際に天ぷらを食することで真の意味で天ぷらを「理解した」と言えます。実際にはなまるうどんの天ぷらはおいしいのですが、それを試す第一歩が踏み出せない人たちに向けてはなったこのサービスは間違いなく僕たちの「段階」を引き上げるのに貢献しました。非常に効果的なマーケティング戦略だったといえます。天ぷら定期券は次いつ販売されるのかわかりませんが皆さんもぜひはなまるうどんに足を運んでみては?

P.S はなまるうどんがでもうひとつ僕が最近気になったことがあります。それはとあるメニューの名前が人知れず変わっているということです。それはずばりぶっかけうどん、今ではおろしぶっかけうどんという名前ですがなぜこのような変化があったのでしょうか。先ほど述べたように僕は温玉ぶっかけの熱烈な信者でした、しかしなぜ温玉なのか、それはふつうのぶっかけには何もないと思い込んでいたからです。しかし同じ値段なのだからそんなわけはなく大根おろしとレモンがついています。これがとてもさっぱりとした味を作り出しこれからの暑い時期にはぴったりです。そしてこれと一緒に食べると天ぷらの甘みがぐっと引き出されておすすめです。そんなこんなでデブ活のやめられない僕は体重計を家の奥底にしまい込んであります。みなさんも現実逃避はほどほどに!!健康な食生活を心がけましょう!!