niko and…

こんにちは、西尾です。
今回は、個人的に好きなnico and…というブランドについて考えようと思います。
niko and…とはトリニティアーツが展開する日本のファッションブランドで、元々は郊外に住む30歳代以降の既婚夫婦を顧客層に想定し、服とこれに嗜好を合わせた雑貨を販売する業態のブランドとして立ち上げられました。

Wikipedia:http://ja.wikipedia.org/wiki/Niko_and…

日本に多数店舗はあるのですが、今日は特に原宿に店舗を構えるniko and…TOKYOについて考えてみます。

原宿といえば、日々大勢の人が訪れる東京で最も有名な場所の一つで、その中でもアパレル用品店や飲食店が多く、多くのカップルや学生でごった返しています。

どこに行っても人でいっぱいで、カフェで休憩したくても、満席になっていたり、行列が出来ていることも少なくないので、買い物に付き合わされた男の人にとっては、かなりしんどい所かもしれません…笑

しかし、nico and…TOKYOは1階にカフェ、2階にはレストランが併設されており、しかも比較的駅から離れた所にある店舗のため、満席状態が続くことも少なく、かなり落ち着いた雰囲気で、買い物疲れをとるには最適の場所になっています。

また、この店舗は、1階にメンズのアパレル用品、生活雑貨売り場を設け、2階にレディスのアパレル用品売り場を設けています。

現在、niko and…というブランドは20〜30代の女性には安定した認知度があるため、ここを目的に来店する女性は見込まれます。

しかし、メンズファッションのブランドとしては、あまり知られていないのが現状です。そのため、女性と一緒に訪れた男性が「メンズもあるんだ」という発見をし、同時に買い物をすることを期待しているのではないでしょうか。

また、ブランドアイデンティティの一つである「暮らしを便利にする」を実現するため、1階には幅広い種類の生活雑貨を取り揃えています。これにより、ファッションアイテムでは選好に合わなかった年齢の人達による選好を期待するなど、より多くの消費者が見込まれます。他にも、レンタサイクルサービスを実施するなど、お店に立ち寄ってもらう努力を行っています。

このように、一般的にはターゲットが狭く設定されがちなアパレル業界で、メンズファッションや、生活雑貨を充実させることで、新たなターゲットが生まれ、さらにカフェやレストランが併設されることで、男女ペアでも飽きがこず、ついでに買い物をしてもらうことで新たな消費者を獲得することができると考えられます。

最近では多くなったカフェ併設スタイルのお店。その中でも、さらなる顧客獲得の努力がされていると感じたniko and…TOKYOについて考えました。このようなお店が増えると、男女関係なく買い物を楽しめ、消費も増加するのではないかと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です