マクドナルドの裏メニュー

こんにちは。大橋です。

今回は最近話題となっているマクドナルドの裏メニューについて分析したいと思います。

マクドナルドは近年異物混入や使用期限切れのチキンなどのトラブルが続き経営危機に陥っていましたが最近裏メニューというサービスが開始され再び注目を集めています。

裏メニューとは通常のメニューにトッピングを加えたものです。新商品ではなくなぜあえて既存のレギュラーメニューにトッピングを加えただけのハンバーガーをメニュー化して販売することになったのか。理由はマクドナルドを売り上げとして新商品より既存商品のほうが大きく、通常販売している既存商品こそがロイヤルユーザーを生み、会社の売上と利益を支えているという事実があるからだ。そこで既存商品にフォーカスしたマーケティング活動にチャレンジしたことによって作られたのだ。

既存商品にトッピングを付け足しただけではインパクトが弱く業界的に目新しさがないことが課題であったが、そんな課題に対応すべく、数品だけでなく全てのバーガー商品に対し、どのトッピングも自由に3つまで組み合わせて載せられるようにし、「お客様の好みに応じて自由にカスタマイズできるようになった」という、今までにない新しいニュースとしてメディアに発信したのだ。つまり、単なるトッピングだったはずの企画が、世の中に影響を与える価値あるニュースへと進化したと言える。

このキャンペーンをマックの裏メニューとして商品化した。

裏メニューと聞くと知る人ぞ知る「隠れたメニュー」を意味しており、つい食べてみたくなるという期待感を醸成することができる点が今回のサービスが成功した要因だと考えられる。

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