こんにちは!ゼミ3年の酒井です。
今回はサッカーJ3福島ユナイテッドFCの選手による農業についてご紹介します。
「サッカー選手が農業!?」と思われるでしょうが、実は…福島ユナイテッドFCの農業部はファンクラブ事業を超える700万円も売り上げる好調事業なのです。
まずは福島ユナイテッドFCが農業を始めた経緯からご紹介します。
福島ユナイテッドFCは2014年にJ3リーグに参入し、新たな収入源を必要としていました。そのころ、福島県の農業は東日本大震災に伴う原発事故の風評被害により、大きな打撃を受けていました。そこで、農家とのコラボレーションとして、りんごの育成からスタートしました。
現在ではりんご、桃、お米、ぶどう、ル・レクチェ、アスパラガスの6種類の農作物を育てています。
福島ユナイテッドFCの農業部は、農業を少し体験してPRするのではなく、実際に木や田んぼを購入し、年間を通して栽培しています。
また、試合会場で農産品、加工品を販売する「ふくしマルシェ」や福島の桃をPRするユニフォームを通じて福島県の農業のPRをしています。
チームはこの6月にオンラインショップを立ち上げ、すでに100万円を売り上げました。
新型コロナウィルスの影響により、リーグ開幕戦が無観客試合となり、チケット収入の減収が予想される現在、クラブを支える収入源として期待されています。
福島ユナイテッドFCの農業部は、福島県の農業にとっても、チームにとっても、いい事業となっており、面白いなと感じました。
今後の活動にも注目していきたいですね
参考資料
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200627-OYT1T50220/
https://prtimes.jp/story/detail/wxGWPQs75xY