なかやみわ『どんぐりむらのぼうしやさん』学研、2010。

素直に読んだ方がいいのかもしれないけれど、マーケティングマーケティングと思って読んでしまった一冊。どんぐりーぼうしというのはいいつながりだし。この手の小説はあんまりあらすじをここに書いたら駄目だと思うけれど、ストーリーはマーケティング的で、村で売れなくなったぼうしやさんが、都会にでて学ぶという感じ。

いくつか印象深く、例えば、僕だったら、、と思うところがいくつもあった。(まあ、子どもはこのホームページを読まないだろうから、読み手の両親が内容を知る分にはいいのかも、というわけで、すいませんが少し中身を。。。)。

1.冒頭で、村で売れなくなって、お客さんに販促しているシーン。お客さんは「まあ一個あるからね」と答える。さあ、この答えは、マーケティングとしては何を意味するだろう。

2.街にでると、それまでとは違うタイプのお客さんがやってくる。あ、どんぐりしかいないのかと思ったけれど、と世界が一気に広がる気がしました。さあ、それはやっぱり、マーケティングとしては何を意味するだろう。

3.ネズミさんがたくさん同じぼうしを買ってくれて、これがお店にとっても転機になる。でも僕ならば、ここは!と思うところでもある。もちろんそれはそれでありだけど、そっちにいったか、、、という感じ。さて、それは?

なんてことを思った次第。

関連しそうな本?やっぱりこれです。マーケティングを考える方法はいろいろある。

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