母の日といえば赤いカーネーション

こんにちは。3年の西尾瞳です!

5月の第2日曜日は母の日ですね。
さて、皆さんは母の日に贈るプレゼントといえば、何を思い浮かべるでしょうか。私は、毎年母に花のプレゼントをしています。なぜ花なのかと問われると、自分でも理由は答えられません。しかし、なんとなく花を、そしてその中でも赤いカーネーションを送ろうかな…と、毎年贈ることにしています。
ここで私は、一般的に母の日に赤いカーネーションを贈るのはなぜか気になったので、調べてみました。

1905年5月9日、アメリカに住むアンナ・ジャービスという少女の母親が亡くなり、その3年後、少女は母を追悼するために、母の好きだった白いカーネーションを祭壇に贈りました。これをきっかけに、1914年から5月の第2日曜日が母の日に制定されました。当初は、母親が健在ならば赤、故人であれば白のカーネーションを自分の胸に飾っていたのですが、それが、やがて母親本人に贈る習慣へと変化し、母性愛の象徴であるという理由から赤いカーネーションを贈るのが、母の日の定番になったそうです。

http://www.bellemaison.jp/gift/specially/hahanohi/hahanohi03.html

また、母の日が世界中に広まったのは、世界中の誰しも、母親に感謝する気持ちを持っていたからではないかと思います。このように、世界中のすべての人が共通して持つことのできる感情を表現する日が母の日であり、毎年この時期になると、花屋は母の日を意識させるような店頭ポップで消費者の購買意欲を高めようとしているのではないでしょうか。

母の日は、毎年繰り返される記念日のようなものですが、このプレゼントの定番として赤いカーネーションが確立されていることで、一定の購買にもつながっているはずだし、今後こういった消費文化についてもさらに考えていきたいと思います。