ほっこりする新製品TSUNAGO

森桶です。先生に言われたので書評を書こうかなとも思いましたが、時間があんまないので今回はやめときます。来週こそは一番乗りで書きたい・・・
この前電車の広告で気になる新製品を見つけました。知っている方もいるとは思いますが今話題になっている株式会社中島重久堂のTSUNAGOです。この商品の性能はというと短くなった鉛筆をつなぎ合わせられるように削ることで一本の鉛筆にしてしまうというアイデアたっぷりの製品です。

 

なんか・・・感動しませんか?小学生のころ、ずっと使っていたエンピツが小さくなり切なく惜しみながらもゴミ箱に捨てていました。あのまだ使えそうな感じが非常にいやでした。しかしつなぎ合わせることでもう一度自分たちの手に戻ってくるのです。

今まで自分にはなかった発想でした。このような形で一度使えなくなったと思ったものが使えるようになることはすごくわくわくします。
新しい技術を使って次々と新しいものを作っていくことで今まで成長してきたとは思います。しかしこういう世の中だからこそ身近にあるものを育てる技術は重宝される気がします。

ちなみにこの商品。発売開始から爆発的な売り上げを見せてどこの店でも品薄状態らしいです。それはなぜなのか?なぜこの商品はそんなに売れるのか?
それは過去にエンピツを捨てるといった直接的な経験が人々にあったからではないでしょうか。物を捨てる時って何も省みずどんどん捨てていく人もいますが、何とかして使えないだろうか?と苦々しい気持ちで捨てる人も多いと思います。そこでエンピツという誰しもが使ったことのある商品をピックアップすることにより、今は必要ないけど自分の子供には!っと考える人々も多いと思います。

もう一つ挙げるとすればやはり社会的に貢献できる製品というのもあるでしょう。古くなったものを使い続けることはゴミも減らす事も出来るし現在の大量消費時代においてよしとされる考え方です。是非自分の子供に物の大切さを知ってほしいと考える親も多いと思います。ホームページの作りもとても素朴なものになっていて物を長く使うことの大切さを中心にプロモーションしているように感じます。【http://www.njk-brand.co.jp/new/

今の時代に忘れつつあった心を自分の中で思い出せた気がしてとてもほっこりとした商品でした。