こんにちは!3年の鈴木です。今回はストリートファイターというゲームとユニクロとのコラボについて書いていきます。ストリートファイターとは第1作が1987年に発売され、1991年に発表されたストリートファイターⅡが大ヒットして以来、対戦格闘ゲームというジャンルで最新作のストリートファイターⅤまで続いてきたタイトルです。ユニクロは皆さんご存知の通り日本最大級の衣料品小売チェーンです。低価格、高品質な製品を特徴としており幅広い年齢層に支持されています。そしてユニクロは「Tシャツを、もっと自由に、面白く。」をテーマにUTというブランドで様々なアート、キャラクター、企業やブランドとのコラボTシャツを販売しています。これまでにもミニオンやマリオ、ワンピースなどのコラボTシャツが実際に作られています。今回ストリートファイターシリーズとのコラボTシャツは4月15日から販売が開始されました。 ↑全12色柄のコラボシャツ
さらにコラボに先立ち3月12日より期間限定でゲーム内にてコラボレーション企画のためのオリジナルイラストやユニクロのロゴが表示されるようになりました。 ゲーム内において現実の企業の広告を表示するという取り組みには賛否両論があります。実はストリートファイターⅤでは以前開発元であるCAPCOM自身が同様の広告を実験的に試みた際には批判的な声が多く挙がっていました。しかし今回の広告ではオリジナルイラストなどの効果により相対的に高評価を受けているように感じられます。 ↑実際のゲーム内広告
ユニクロとしてはコラボTシャツへの興味が高い層に直接広告を出せるという点はテレビcmやチラシによる広告よりも効率的であるように思われます。CAPCOMとしてもDLCなど以外での新たな商品価値が生まれる策になるかも知れません。ゲーム内で企業の広告を表示することが両企業にとってどれだけの利益を生み出すのか、また消費者にどう受け止められるかについてはまだはっきりしていないところですが、今後の動向に注目したいと思います。
https://www.uniqlo.com/jp/corp/pressrelease/2012/04/042411_ut10th.html
https://www.uniqlo.com/jp/corp/pressrelease/2019/03/19031210_utcapcom.html
https://www.google.co.jp/amp/s/jp.ign.com/street-fighter-5/31586/news/v%3famp=1