tokyobike

こんにちは、宮田です!
自粛生活が長引いていますが、いかがお過ごしですか?
最近では、運動がてら公共交通機関に乗らずに自転車などを利用して遠出をする人達も増えたのではないでしょうか。今回はそんな自転車を製造・販売するtokyobikeについてご紹介します!

1. tokyobikeって何?

tokyobikeは、東京で過ごす何気ない日常にちょっとした変化を加える、というコンセプトで発足したのがきっかけです。「走行中、自転車を意識せず風景や匂いを感じる」ことに重点を置き、シンプルで洗練されたデザインだけでなく走り心地の良い構造となっています。現在は東京と世界8都市に店舗展開し、幅広く支持を受けています。
このtokyobikeの大きな特徴は、販売方法です。一般的な自転車(特にシティサイクル)は、完成されたものが店頭に並んでおり、顧客はそれらを選んで購入します。一方、tokyobikeではモデルのカスタマイズをすることが可能です。例えば、あるモデルを購入する際に好みでサドルやグリップの変更ができたり、オプションで様々なツールを装備することができたり多彩です。これらは全てtokyobikeに適している互換性のある部品であるため、機能性だけでなく商品の見た目も損なわず自分の好みで選択することが可能です。

 

2. tokyobikeとソーシャルメディア
とにかく自転車と世界観を重視したtokyobikeは、広告の打ち出し方にもこだわりがありました。主にSNS上での発信を行っていますが、特にインスタグラム上ではトーン&マナーを統一させています。目的や地域別に複数のアカウントを開設し、メインアカウント、店舗別アカウント、レンタル用のアカウントなどに分けています。例えばレンタル用のアカウントは、レンタルサイクルをより楽しんでもらうために周辺地域の情報を掲載しています。
特に、トーン&マナーの「一貫性」「継続性」「意図的」であることが重要であり、こうしたアカウントを分けることによって維持することが可能であると考えています。Visual Shiftによる店員へのインタビューでは、彼らは重要な告知を行う際に写真を複数枚投稿し1枚目に統一感のある写真を使用するそうです。2枚目に案内を投稿するほか、24時間限定で投稿されるストーリー機能を活用し告知に関する動画や写真を追加投稿しています。ストーリー機能はユーザーに通知されるようになっているため、より多くのユーザーの閲覧数を得ることができます。よって、トーン&マナーを保ちながらアナウンスを持続させることが可能です。

 

こうした、ソーシャルメディアを活用することにより、tokyobikeは成長を遂げました。私自身も、実際にtokyobikeを知ったきっかけはインスタグラム上で友人が投稿を共有したことでした。今後も、様々な形でソーシャルメディアが活用されそうですね!こちらは、tokyobikeの公式ホームページのリンクです。
tokyobikeホームページ: https://tokyobike.com

(参考文献)
tokyobike 公式ホームページ https://tokyobike.com 最終アクセス日: 2020年5月26日
公益社団法人日本印刷技術協会 (2016年)「ブランドの価値は世界観とトーン&マナーでつくる」  https://www.jagat.or.jp/archives/20850 最終アクセス日:2020年5月26日
Visual Shift  (2019年)「「トーキョーバイク」のInstagramが統一感を出すためにした工夫とは」 https://visual-shift.jp/15381/ 最終アクセス日:2020年5月26日

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