フリマアプリを、もっとシニアに

 

 

こんにちは!滝浪です。

 

突然ですが、クイズです!

このチラシは一体どこの折込チラシだと思いますか?

 

トイレットペーパーの芯や紙パックを売っていて…、生産中止のお菓子もある…、イヤホンは片方だけで…、ヒト型ロボットまで…、結構安めでいろんな商品を売っていて…、24時間営業…?

 

 

正解は…

そうです!メルカリのチラシだったのです。

 

このチラシは、2018年12月12,15日の朝刊に愛知県と北海道の一部地域にのみ差し込まれたもので、このチラシに乗っている商品はすべて実際にメルカリで出品されているものが掲載されています。

 

スマホ全盛期、紙離れ、新聞離れ、そしてスマホの一アプリであるメルカリがどうして、あえてチラシで宣伝を行ったのでしょうか。メルカリの狙いを分析してみたいと思います!

 

 

まず、このプロモーションのターゲットは40代以上でした。メルカリのユーザー層は20〜30代女性が最多であり、知っているけれど使ったことはない、そもそも知らない世代、に対しての広告となっています。折込チラシをよく見る世代でしょうし、12月というタイミングはメルカリをよく使う孫や息子、娘が帰省する時期で、この広告によって使い方を教わるなんてこともあると思います。確かに、祖父母の家って物が多いイメージです。家庭によるとは思いますが、隠れたお宝が眠っているなんて家は多いのではないでしょうか。

 

さらに、紙面にしてたくさんの商品を出すことによって、こんなものまで売っているんだという発見につながります。実際にトイレットペーパーの芯はびっくりしますよね。確かに、小学生の工作とかに使うのに、集めるのめんどくさいなんて方は買う商品だと思います。

 

 

CMやインターネット広告を使ったプロモーションではなく、折込チラシという媒体を使いターゲットを絞った広告を行うことで、新規ユーザー数や出品者の増加が見込めると思いました。

 

皆さんもこれを機に、実家のおじいちゃんおばちゃんに教えてあげるのはいかかでしょうか!

 

 

(参考文献)

株式会社メルカリ公式ホームページ

https://about.mercari.com/

BUSINESS INSIDER 「メルカリがシニア世代を狙う理由——「バズった」チラシ広告の戦略をCMOが語る」

https://www.businessinsider.jp/post-182362