niko and…の音楽フェス?

こんにちは、3年の伊藤です!

突然ですがみなさんはniko and…(ニコアンド)というファッションブランドを知っていますか?私はこのブランドが好きで、いくつかニコアンドの服を持っています。そんなニコアンドがniko and … UNI9UE PARK という音楽フェスティバルをプロデュースするらしいのです。

まずニコアンドとは株式会社アダストリアが展開するファッションブランドです。ターゲットは25~35歳の男女で、プライスゾーンは中価格帯とされています。「にあうであう」つまり『驚きや発見に「であう」、やがて自分の暮らしに「にあう」。』というコンセプトのもと、服だけでなく、家具、雑貨、音楽、食、アートと様々なカテゴリーを扱っています。

実際、渋谷区にあるniko and..TOKYOにはカフェが併設されていたり、他の通常の店舗でも家具や雑貨なども扱っていたりと、アパレルブランドの枠にとらわれていないなあと感じます。

その一つとして、今回取り上げる音楽フェスがあります。実は今年が初めてではなく、去年も開催されていました。去年の様子を見てみると、アーティストの演奏だけでなく、アダストリアの他のブランドのチャリティーストアや、フェスのグッズの販売、カフェで人気のパンやさまざまなフードの販売、スラックラインなど体を動かすアクティビティなどなど、が行われたようです。

 

このようなニコアンドの音楽フェスですが、いったいどのようなメリットがあるのでしょうか?私なりに考えてみると、大きく分けてプロモーションとブランドについての2点があると思います。

まずプロモーションについて。一つは「アパレルブランドが音楽フェスを開催する」ということ自体が話題性が高いということ。もう一つは、このフェスに参加するアーティストのファンにニコアンドを知ってもらえるということ。また、チャリティーストアでアダストリアの他のブランドを知ってもらえること。などが考えられます。

次に、ブランドについて。まず、このフェスはニコアンドのコンセプトを体現するようなイベントであると言えます。そしてこのイベントでコンセプトを深く知ってもらうことで、ブランドロイヤルティを高めることができます。これは単なるプロモーションのためのイベントではなく、ブランドが提供する体験型コンテンツであり、素晴らしい体験を提供できればさらにブランドロイヤルティを高められると考えます。またそれだけではなく、実際に体験することでブランドの雰囲気やイメージをその人の中に植え付けることができるのではないかと考えます。

アパレルブランドが音楽フェスを主催するのはあまり聞いたことがなく、とても面白い試みだと思います。

ニコアンドはほかにも、ブランドアンバサダーとして菅田将暉、小松菜奈を起用していて、TVCMだけではなく、ショートムービーのようなものも制作しています。直接販売促進するのではなく、ブランドロイヤルティを高める手段をとっていて、ブランドをとても大事にしているのがわかります。

最近のアパレルブランドのトレンドとして、ニコアンドのような「ライフスタイル提案」があると聞きます。ライフスタイル提案をするブランドが増えてくるなかで、他のブランドといかに差別化を図るかが重要になってくると考えます。

 

他のアパレルブランドとは一味違う魅力のある「niko and…」。今後の動向がとても気になりますね。

〈参考URL〉

http://www.nikoand.jp/

http://www.nikoand.jp/uni9ue_park_2019/

http://www.nikoand.jp/tokyo/

http://www.nikoand.jp/uni9ue_park_2018/

http://www.nikoand.jp/uni9ue_sense/4785/

「niko and…」新アンバサダーの菅田将暉と小松菜奈が出演するCM「君とノートとコーヒーと」公開!

CoCo壱番屋 カレーの本場インドに進出

こんにちは。石田です。

先日、日本を代表するカレーチェーン店であるCoCo壱番屋がカレーの本場インドへ進出することを決めました。
そこで今回は、CoCo壱がインドで成功するかしないかを予想していきたいと思います。

1994年 ハワイに出店したのを皮切りに、その後アジアを中心に海外展開を進めていきます。その数は9つの地域に146店舗にまで登ります。
CoCo壱は、味やサービスなどを海外に合わせることなく、日本のCoCo壱カレーを海外に浸透させていき成功を勝ち取って行きました。

そして今回、カレーの本場インドへ進出しますが、果たして成功することができるのでしょうか。

結論から言いますと、成功する可能性は十分にあると思います。
その理由としては、まずインドの市場規模です。日本の約10倍の人口を持つインドでは、その大半の人が毎日カレーを食べています。市場規模となれば数十倍にも達するでしょう。たとえ、一部の人にしか受け入れられなかったとしても、その売り上げは大きいものになると考えられます。
次に日本のカレーとインドのカレーでその特徴が違うことです。日本のカレーをそのままインドに持っていくことで、競合との差別化が図れます。インドの方々の口に合えば、莫大な利益を上げることができるでしょう。

果たしてうまく行くのか、それとも失敗に終わるのか、今後のCoCo壱の動向に注目していきたいと思います。

IKEAのプロモーションって?

こんにちは。3年の浅井です。

みなさんは家具が欲しい!って時どこで買いますか?ニトリ、大塚家具、無印良品などなどたくさんの名前が浮かぶと思いますが、僕が一番好きなのはIKEAです。

IKEAはスウェーデン発祥の世界最大の家具量販店です。現在ではヨーロッパ・アジア・北米・オセアニアなど、世界各地に進出しています。この近くでも立川市にありますね。引っ越しの時は大変お世話になりました。

IKEAに行ったことある方はわかると思いますが、印象的なのが商品の見せ方です。お客さんはまず、たくさんのショールームがあるフロアを見て回ります。ここで自分の部屋の間取りや理想のデザインに似たショールームを探し、テーブルや棚、ベッドなどを吟味します。目ぼしいものがあった場合はその番号を覚えておきます。その後小物類のフロアなどがあり、最後にたどり着くのが倉庫のような場所。そこにはショールームにあった家具が、組み立てる前の状態で段ボールに梱包され、積まれています。お客さんはそれを取り、自分で組み立てるという流れです。

IKEAの特色といえばやはり購入者が自分の手で組み立てることによるコストの削減だと思います。他にも平積みしやすいように工夫された梱包やセルフ方式のレストランなども特色の一つです。

しかし、世界最大の家具量販店になり上がる要素はほかにもあるはずなのではないかと考えました。そこで、あまり焦点の当たらないプロモーション戦略について調べてみました。ikeas-amazing-ad_4.png

こちらはイスタンブールにあるバス停。ここには実際のIKEAの商品であるソファが置かれています。

ikeas-amazing-ad_2.png

こちらはフランスに設置された看板。ご覧のように家具を壁に貼り付けてロッククライミングを作っています。実際に登ることもできるそうです。ここに使われている家具ももちろんIKEAで売っている商品です。

調べてみるとプロモーションの方法もかなり奇抜なもので、さすがIKEAといった感じでした。みなさんもぜひIKEAに行ってみてはいかがでしょうか。

参考文献

https://innova-jp.com/ikeas-amazing-ad/

ハーゲンダッツ パッケージ変更

こんにちは!3年の横田です。

夏が近づくにつれ、アイスが食べたくなる時期!ということで、今回はハーゲンダッツのパッケージについて考えてみました。

 

今年で創業35年の節目を迎えるハーゲンダッツジャパンは、ミニカップアイス6種類のパッケージを今年6月から変更しました。

テレビCMでも中条あやみさんを起用した、「新パッケージ登場」篇を6月13日から放送しており、パッケージが変わったことを大きく宣伝しています。

新パッケージでは、今までのデザインに比べるとポップな印象を受け、「フレーバーごとに異なるユニークな体験価値、瞬間を表現」しているそうです。

確かに、現在放送されているテレビCMでも、新パッケージデザインの抽象空間で、様々な衣装の中条あやみさんが楽しそうに遊んでいる姿が印象的で、味というよりも体験価値を表現しているというのを感じました。

一目でデザインが変わったというのが分かるほど、大きくデザインを変更したハーゲンダッツですが、デザインが変わってもハーゲンダッツだということは分かりますよね。

その理由は、コーポレートカラーであるバーガンディレッドを、フタとロゴに用いているからだと思われます。

以前のパッケージでもこのバーガンディレッドが用いられており、クリスピーサンドやバータイプの他の商品にもこの色が使われています。

この、パッケージ、店舗、ロゴなどで統一された「コーポレートカラー」が会社のブランドを確立するために非常に重要なようです。例えば、「ハーゲンダッツ=美味しい=この色」というイメージが私たちの中に出来ると、「この色=ハーゲンダッツ=美味しい」となり、ハーゲンダッツの色を見るだけで美味しそう!となり、購買意欲が創造されます。

そこでブランドイメージが確立されていきます。

今回のパッケージ変更でも、コーポレートカラーを用いることでハーゲンダッツのブランド力は保たれつつも、大規模なパッケージ変更の広告により話題性による宣伝効果も生まれるのかなと思いました。

 

 

 

さらに、今回パッケージ変更に伴い、6月1日から希望小売価格をミニカップ、クリスピーサンド、バーの値段を272円から295円へと値上げしています。

値上げというとマイナスイメージが生まれやすいですが、それと同時にプラスの変更であるパッケージ変更を大きく売り出すことで、値上げによるマイナスイメージをカバーしているのかな、とも思いました。

 

パッケージ変更と商品イメージの関連について、他の商品も調べてみたいなと思いました。

参考文献:https://www.haagen-dazs.co.jp/products/

ヤクルト飲みたいなぁ

おはようございます

今日も一日頑張りましょう♫

佐藤です

毎日じとじとしてて、テンションあがらないなぁ、と思い、、、

朝、ふと外に出てるとヤクルトの車発見

そういえば、拠点?みたいなのあるな。。と思って調べてみることに

「ヤクルト届けてネット」

201710月に首都圏中心に始まった宅配サービスで、今では全国へと広まっている

ヤクルトは、1963年からヤクルトレディによる宅配サービスを行っていたが、

ヤクルトレディの人数低下に伴う販売力低下「ネットでやり取りしたい」「クレジット決済に対応して欲しい」「家に留守がちであるが、健康を考え届けてほしい」という顧客の要望などをきっかけに、これまでヤクルト配達に縁がない人たちとの接点を増やす目的で「ヤクルト届けてネット」をはじめた

まず特徴的なのが、宅配限定のヤクルト400

特定保健用食品であり、乳酸菌が通常の3倍値段が普通のヤクルトの2倍以上する(80/一本)

ミルミル(100/一本)とのw飲用も勧めていて、トクホすごイィ。って感じです

また、入会費年会費送料が全て無料で家族の健康を考える人に手の取りやすいサービスとなっている

要望にあった、クレジット決済にも対応し、ネットで注文数変更、キャンセルもでき、留守時の保冷箱での配達も行なっている

結果、18年の決済を見てみると、ヤクルト社乳製品最終利益は5年連続最高利益を達成

平均一日3900万本とあって、シンプルにすごい

宅配部門だけ見ても、前年比34%増と貢献している

ただ、ヤクルトの売り上げの2/3を海外が占めているので、

今後ヤクルト配達サービスを海外にも取り入れる戦略も出てくるのかなと、気になるところです

多分皆さん、久々ヤクルト飲みたいな、ってなったと思うんでゼミ終わりはヤクルト飲みに行きましょう♫

エフピコの障がい者雇用

こんにちは!3年の鈴木です。今日は障がい者の雇用について企業に注目して見ていきます。

今回取り上げるのはエフピコという企業です。エフピコは1962年に設立された企業で、広島に本社を置き食品容器の製造販売等を行っています。東洋経済新報社から発表された障がい者雇用率ランキングにおいて2012年から13・14・17年と4年連続で1位を獲得しています。

障がい者の雇用は1986年に障がいのある子供とその家族による「あひるの会」とのつながりでできた、特例子会社ダックスから始まっているということで、その後2007年には民間の営利法人で初となる就労継続支援A型事業所を設立するなど本格的な活動を行ってきました。

エフピコでは2019年3月末時点での障がい者の雇用状況は359名、雇用率は13.6%となっています。割合としては知的障がいが90%で障がいの程度は重度が74%を占めているということです。エフピコは業種では化学に分類されますが、その障がい者雇用率の平均が約2%(2017年時点)ということを考えると非常に高い数値だということが分かります。さらに注目した点として、エフピコでの業務において障がいのある方々が能力を活かして活躍しているということが挙げられます。主な業務として使用済みトレーの選別や製品の検品などを行っています。他の従業員よりも効率がいいという話もありました。「エフピコでは、(障がい者に関して)基幹業務で正社員雇用という方針を貫いており、エフピコの事業展開にとって彼らの力が欠かせません。」

近年では障がい者の雇用に対して国の基準も高まり企業の取り組みも増しているように思います。しかし、基準を達成することだけでなく障がい者の能力をどのように発揮させていくのかが本当に重要な課題ではないでしょうか?その一例として今回はエフピコを取り上げていきました。今後も障がい者雇用に関して注目していきたいと思います。

※”就労継続支援A型は、障害や難病のある方が、雇用契約を結んだ上で一定の支援がある職場で働くことができる福祉サービス”

(参考URL)
https://toyokeizai.net/articles/amp/189931?display=b&amp_event=read-body
https://snabi.jp/article/16
https://www.fpco.jp/esg/societyeffort/handicap/#list02

障害者雇用でスゴい会社 株式会社エフピコ編 -その1

大人気!クラフトボスのマーケティング

皆さんこんにちは!三年の岡部です。

今日はわたしがハマっているクラフトボスについて紹介します。

クラフトボスは20174月にサントリーから発売されたコーヒー飲料で、日経トレンディでの2017年ヒット商品ベスト30」で6位にランクインした商品です。「クラフトボスラテ」はあまりの人気で発表してから3日で出荷停止になる程でした。

発売当初は「ブラック」と「ラテ」の2種類でしたが、今では「ブラウン」や「ティー」などのラインナップがあり、さらに72日からは新商品「ミルクティー」も登場する予定です!

今回はカフェやコンビニ、ファストフード店などの参入によって成熟しているコーヒー市場で、なぜクラフトボスが人気商品になったのかを調べたいと思います。

人気の秘密は3点あります。1つ目はターゲットの仕事スタイルに合った形で商品を発売したことです。ターゲットを若いITワーカー達に設定し、缶コーヒーのイメージが強い「BOSS」からあえてペットボトルでコーヒーを発売しました。その理由はパソコンに向かう仕事が多いITワーカーにとって缶コーヒーは量が少なく、持ち運びもしにくいからです。そこでサントリーはペットボトルで発売することにしました。さらに長時間飲み続けられるよう、苦すぎないあっさりとした味にしたのです。

2つ目はニーズに沿った商品を開発できたことです。サントリーの調べによりITワーカーたちはアナログなものを好む傾向がある事が分かりました。そのためテーマをクラフトとし、ペットボトルのラベルを透明にすることでガラス瓶のようなレトロなイメージをつけることに成功しました。また角のないスタイリッシュなペットボトルのデザインもオシャレだと人気に火がつきました。

3つ目にイメージ付けがしっかりと出来たことです。CMを主なプロモーションとし、現代風のスタイリッシュなオフィスを背景として撮影しました。ITワーカー達の普段の仕事風景ととクラフトボスを飲んでいるイメージがマッチし、購買に繋がったと言えます。

以上の3点からクラフトボスは人気が出たと言えます。

皆さんもぜひ飲んでみてはいかがでしょうか!

参考文献https://trend.nikkeibp.co.jp/atcl/trn/column/17/110600040/110800004/

圧倒的なAirpods

こんにちは、3年の吉田です。

私はいまだに有線のイヤホンを使っているのですが、近頃街中ではAirpodsを使っている人をよく見かけます。

そこで今回はイヤホン市場におけるAirpodsの市場地位について考えたいと思います。

まず、やはりワイヤレスイヤホンの市場が急速に拡大してきています。

2016年ではわずか16%だったのが、2018年にはイヤホン市場全体の販売数量の40%をワイヤレスイヤホンが占めています。

この急速な成長を牽引したのが、apple社のAirpodsです。2016年以前はワイヤレスイヤホンと言っても左右のイヤホン同士は繋がっているカナル型と呼ばれるものが主流でした。しかし、2016年に完全分離型という新しい形態のイヤホンをapple社が販売したことで、急速に市場が拡大しました。大手のappleから発売された新製品であること、今までになかったフォルムであるイヤホンであること、また機能性も優れていることから多くの消費者の購買意欲を掻き立て話題となったと考えられます。

現在では多くのメーカーが完全ワイヤレスイヤホン市場に参入していますが、apple社のAirpodsはこの市場60%を独占しており、この市場のリーダーといえます。しかし、この完全分離型のイヤホンも2018年からは販売数量が停滞しています。今後第二世代のAirpodsの販売も宣言されていますが、今後市場のリーダーとしてappleはどのような戦略を打つのでしょうか。

♪冬のキッスは〜

こんにちは。3年の酒井です。最近暑い日も多くなってきましたね!今回はそんな季節感を無視して冬限定のお菓子「Meltykiss」の分析をしていきます。

「Meltykiss」は、株式会社明治から発売されている、「雪のような口どけ」がテーマの冬季限定のチョコレートです。季節限定だったり期間限定の商品は特に珍しいものでもありませんが、そういった多くの商品は販売期間を限定することで希少性を狙っていると思われます。またすぐに新作を発表すれば、話題性も生まれます。

初めてこのチョコレートを食べた時、美味しさにびっくりしたのと同時に、ある季節にしか採取できない材料を使っているわけではなさそうだし、通年で販売すればいいのにな〜と思ったのですが、この「Meltykiss」が冬季限定であるのには、他の商品とは異なる理由がありました。

一般のチョコレートの融点は約28℃前後と言われていますが、明治製菓の独自製法によって「Meltykiss」の融点は23℃まで下げられました。つまり、温度管理が難しい夏場ではそもそも販売することができないのです。しかし、わざわざ下げたこの融点こそが「Meltykiss」のテーマである「雪のような口どけ」を作り出しています。

「Meltykiss 」のテレビCMは、2011年から継続してガッキーが起用されていて、ガッキーが歌うオリジナルソングも毎年同じものを使うという企画でブランディングが成功しています。口ずさめる人も多いのではないでしょうか?あの曲がテレビから流れてくると、今年も冬が来たなぁという気持ちになりますよね!

今年の発売日はまだまだ先ですが、私はもうすでに楽しみです!

キャッシュレス化

こんにちは、3年の秋本です。

7月から僕のバイト先でキャッシュレス決済が導入されるということで、キャッシュレス決済について調べてみました。

昨年の4月に経済産業省が「キャッシュレス・ビジョン」を策定し、東京五輪や大阪・関西万博に向けてキャッシュレス決済比率を40%まで引き上げる目標を掲げました。これにより、キャッシュレス化は急速に進んでいきました。

キャッシュレス決済が進んでいる要因の1つには日本のキャッシュレス化が遅れていることにあります。韓国が90%、中国が60%、アメリカが45%とキャッシュレス化が進んでいるなかで、日本は20%もありません。理由としては日本は治安が良く、偽札も出回らないなど現金決済インフラが充実しているのであまり進んでいませんでした。しかし、近年日本ではインバウンドが増加しており、さらに増えていくことが予想されます。このまま遅れをとると、大きな機会損失となります。そのためキャッシュレス化が推進されています。

もう1つの要因としては、日本の生産年齢人口が減少していることにあります。その一方で有効求人倍率は上昇しており、人手不足が深刻化しています。そんな中で生産性を向上させるためにキャッシュレス化が推進されていると考えられます。

またキャッシュレス決済でも最近ではクレジットカードや電子マネーではなく、LINEpayやpaypay、楽天payなどスマホ決済が注目されています。

今後の決済ビジネス市場やそれを導入するお店の動向などに注目していきたいです。