ロンドンで日本食を食べてみた

こんばんは。水越ゼミ3年の長澤です。
私は今年の夏休みに一か月ロンドンに短期留学をしていました。
せっかくなのでそのときに「おっ」と思った消費文化をご紹介します!

みなさんは外国に行ったときに日本食が恋しくなりませんか?
私はお寿司が食べたくてたまらなくなりました。
ロンドンにはたくさんの日本食屋さんがあります。
チェーン店でWASABI,Yo!Sushi,itsuという名前のお店はそこら中で見かけます。
これらのお店には日本食を代表するお寿司だけではなく、鶏の照り焼き丼や焼きそば、カップヌードルなどが販売されており、大体のお店はイートインもテイクアウェイ(イギリスでは持ち帰りをテイクアウトではなくテイクアウェイといいます)もすることができます。回転寿司を楽しむことができる店舗もあります。

画像はWASABIのお寿司です。サーモンと巻き寿司、そしてなぜか枝豆のサラダが入っています。
このセットは800円くらいだったような気がします。バリエーションがないわりには若干高いなと感じました。しかし味はなかなかのもので美味しかったです。醤油はちゃんとキッコーマンのものでしたよ^^
このWASABIという会社は日本人が海外進出を目指して起業したのかなと私は考えていました。
しかし調べたところ、どうやらそうではないようです。
WASABIは2003年に韓国人が創業した企業で、ロンドンの地下鉄のZONE1内に30店舗以上の店舗を展開しています。実際に私が街中で見たときも、お昼時にイギリス人がWASABIでお寿司ランチをしていたり、夕方WASABIをテイクアウェイしているイギリス人がたくさんいて、人気店であることが伺えました。
せっかく日本食がウケているのなら日本人がオーナーの企業があったらいいのになと少し悔しくなりました。私は天ぷら屋さんでアルバイトをしているのですが、語学学校で出会った各国の友人たちは天ぷらを知らない人が多かったです。もしかしたら天ぷらの海外進出というのはビジネスチャンスかもしれません。
留学を経験したことで、食文化だけでなく日本の文化をもっともっと世界に知ってほしいなと思うようになりました。具体的にどうしたらよいのかなどといった明確な方針は見えていませんが、そのようなことに携わる仕事をしたいです。
WASABI公式HP:https://www.wasabi.uk.com/