任天堂の戦略

こんにちは!3年の平山です。

今回は任天堂とソニーのゲーム市場について比較してみていきたいと思います。

まず任天堂とソニーのゲーム機の特徴として、値段は任天堂のほうが安め、映像の良さはソニー、ソフトの種類は海外産のソフトもできるソニー、ともにCMでの宣伝があり、電化製品店やゲーム店、ネットで購入することができます。

任天堂はファミコンやゲームボーイなどの商品によりシェアを大きく占めていました。これらの発売された時期から約10年後にソニーのプレイステーションが発売され、任天堂から大きくシェアを奪い、この後に発売されたプレイステーション2は歴代最高の売り上げとなり、ソニーが任天堂のシェアを上回りました。

ここで任天堂がとった戦略は今までターゲットではなかった小さい子供や大人をターゲットにすることにしました。ソニーがPS2より進化したPS3や携帯型のPSPを発売したのに対して、任天堂はWiiやDSといったリモコン型コントローラー、二画面による画面タッチ式といった今までにないゲーム機を発売し、ソフトも簡単に操作できるもの脳トレのような家族でできるソフトなどを出し、家族や女性にも大きくシェアすることができました。

しかし、これらが発売された数年後にスマートフォンやタブレットが普及してきてゲーム機自体がなかなか売れなくなってきました。現在では家庭用のゲームをやる人は少なくなってきており、ソニーは市場をアメリカへと移しています。その中で任天堂は今年ニンテンドースイッチを発売し、ものすごい売れ行きとなっています。この商品は、現在家庭用ゲーム機離れでスマホなどの携帯用ゲームが主になっていることから、その中間である携帯することもでき、家ではテレビ画面にしてもできるというまた新たな発想の商品であり、消費者に興味を持たせることができたからだと思います。

 ニンテンドースイッチ に対する画像結果

以上のように今回は任天堂の視点で様々な戦略を見ていきました。ソニーのプレイステーションの登場により脅かされましたが、新しい市場を開拓して対抗するブルーオーシャン戦略をとったことにより一時は立て直したものの、やはり現在ではゲーム機自体があまり売れなくなっているため今後も厳しいものになると思います。これからの新たな戦略に期待していきたいと思います。

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