「マクドナルド」のSTP分析・4P分析

こんにちは! 水越ゼミに所属しました新3年の西村 豪です!
これからどうぞよろしくお願いします!

新型コロナウィルスの影響で、大ダメージの外食産業。しかし、そんな中、新商品である「サムライマック」などの新発売やCMを流したりと強気の姿勢で経営している「マクドナルド」に注目したい。

まず、STP分析を行いたい。
・S ”segmentation” セグメンテーション 市場の細分化
スピード オーダーメイドなのか、いかに早くお客様に提供することを重要視しているのか
価格 高めなのか、低めなのか
品質 国産の生産品を使っているのか、そこにはこだわっていないのか
客層 年齢、家族層、一人暮らし

・T “targeting” ターゲティング 細分化した市場からどの市場を狙うか
スピード お客様に提供する時間をいかに早くするかを重視
価格 業界最安値を追求
品質 国産品や無添加物の使用にはこだわっていない それよりも他のターゲットを重視
客層 特に重視している層は存在しない
・P “positioning” ポジショニング 市場における自社の立ち位置
スピード
マクドナルドでは、注文されたら60秒以内に出すなど、スピード重視がマニュアルにも組み込まれている。
価格
100円マックというフレーズやアプリでクーポンを配信するなど、ハンバーガーを少しでも安さを追求した。
品質
品質面では数年前に事件があった。それ以来、品質もかなりよくなったが、他の軸に比べては重要視されていない
客層に関して、ハッピーセットで家族層をターゲットにしたり、期間限定バーガーでいろいろな年代をターゲットにしたりとバラバラ

以上から「マクドナルド」のポジショニングはハンバーガー市場の中で
「早くて安い、しかし品質はそこそこ、どこの年代を特に狙っているという訳ではない」といえる。

次に4P分析を行う。
1. Product 製品
家でもお店でも手軽にハンバーガーを食べられるように提供している。ハンバーガー以外にもポテトやチキン、ジュースやスイーツなどサイドメニューも充実させている。お店は多くの人にとって、集合場所になったり憩いの場になったりしている。
2. Price 価格
ハンバーガーの値段は110円から500円以上もあり、まちまちである。しかし、ハンバーガー業界の中では安めの価格設定である。
3. Place 流通
全国にチェーン店を展開しており、知らない人はいない。そして、至る所にお店が点在しているので、食べたいときに食べられる。
4. Promotion 販売促進
木村拓哉や堺雅人など大物芸能人を起用したCMを放送して、宣伝している。また、新聞紙の折り込みにクーポンを配布し、販売を促進している。

このようにSTP分析や4P分析すると「マクドナルド」はハンバーガー業界でリーダーポジションに位置しているといえる。ハンバーガー業界を牽引して、価格帯や提供時間の基準になっている。そして、他企業に負けないように期間限定バーガーを作ることで、ニーズを生み出している。

作成者 西村 豪 (2020年4月11日)
参考文献
売れる販促戦略には欠かせない!STP分析とは? 用語集 リコー
https://drm.ricoh.jp/lab/glossary/g00037.html
(2020年4月10日アクセス)

マーケティングミックスの基礎、「4P分析」とは?

マーケティングミックスの基礎、「4P分析」とは?


(2020年4月13日アクセス)