水は多いほど安い?

3年の小川です。今回僕が紹介するのは2Lペットボトルです。コンビニでお水をよく買う人はどれくらいいるでしょうか。買うという人は普段どのサイズの水を買いますか?僕は常に2Lペットボトル一択です。僕は毎日2Lペットボトルを全部飲んでいて近くのコンビニにないときは少し多く歩いてほかのコンビニで買うほどです。

そして僕がコンビニで水を買うときにいつも気になっていることがあります。それはなぜ水は500mLより2Lのほうが安いのかということです。普通私たちが手にする商品は数量が多ければその分高くなるのが普通です、飲み物においても多いほうがお得ということはあっても多いほうが値段が安いということは水以外にありません。ではなぜ水は多いほうが安いのでしょうか。その答えを探しに我々はアマゾンの奥地へ向かったのでした…

というのは冗談ですが実際に調べたところによると水の値段をメーカーが決めることは独占禁止法違反となるためしておらず、値段を決めているのは小売店ということで、小売店に問い合わせた人によると500mLのほうが需要が高いため、ということでした。

これだけだとあまりに短いので皆さんがよく水を買うコンビニで一体どのような差別化戦略が行われているのか自分なりにまとめておすすめのコンビニ水ランキングを作ってみました。

今回私が注目した観点は3つ、価格、味、容器の捨てやすさです。この三つからコンビニ大手3社のペットボトル水を比較してみました。それぞれ◎、〇、△、×の4段階で評価してそれぞれ4点、3点、2点、1点と点数をつけていますのでぜひコンビニで水を買う際に参考にしてみてください。

まず第三位は…

セブンイレブンの2L!!!

 

 

惜しくも3位という結果になりました。

点数の内訳は以下の通りです

値段◎(税込み98円)味△(まぁ普通)捨てやすさ×(硬くて全くつぶせない)

ということで7/12点でした。大きいのでつぶして捨てるということができないと非常に買った後に後悔します。

そして二位は…!!

ファミリーマートの2L!!

値段△(税込み105円)、味◎(なんかおいしい気がする)、捨てやすさ〇(少し硬いがつぶせる)

ということで9/12点でした。値段がほかのコンビニ大手より高く設定されていますがそこは安曇野の水、味がおいしいです(私調べ)。差別化のため少し値段を高めにしつつ品質で勝負する戦略に出ています。私的に非常におすすめできます

そして栄えある第一位はローソンの2Lペットボトル水

値段◎(税込み98円)味〇(間違いなくセブンよりおいしい)捨てやすさ◎

点数はなんと驚異の11/12点!!値段は抑えつつも味も申し分なく、しっかりとつぶして捨てられるのでどこでも捨てられます。

いかがでしたか、コンビニの水は意外にも(失礼)差別化戦略が多くみられます。水を飲むことにはメリットが多くあり、例えば1日2Lの水を飲むと健康になるといわれていますし、お酒にも強くなります(アセトアルデヒドの濃度が下がり二日酔いなどを防止できます。くれぐれも飲みすぎに注意ですが…)。またこれからどんどん暑くなってきますので皆さんもこまめな水分補給で熱中症などから身を守りましょう。ぜひコンビニ水飲み比べしてみてください

なぜミネラルウォーターは500mlより2L(2000ml)の方が安いのか | クコシャカクドットコム (kukoshakaku.com)

セブンイレブン「天然水 2L(98円) 」の人気・おすすめ度| コンビニサーチ (xn--tcke0bzb0b9moc.com)

長野県安曇野の天然水 2000ml|商品情報|ファミリーマート (family.co.jp)

天然水 2L|ローソン公式サイト (lawson.co.jp)

Nintendo Switchで一番売れているソフトは何か知っていますか?

こんにちは!3年の田中です!

前回はNintendo Switchの売れた要因についてお話ししました。

そのなかで任天堂特有のソフト面の強みがあると紹介したのですがNintendo Switchのソフトの中で一番売れたものが何か知っていますか?

「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」「あつまれ どうぶつの森」などが思い浮かぶ人が多いかもしれません。

しかしそれらを抑えて売り上げ一位のソフトが存在するのです!

 

それが「マリオカート8DX」です!!

マリオカート8DXは2017年4月28日に任天堂が販売したレースゲームです。マリオカート8DXはWii Uで発売されたマリオカート8を前身としていて追加要素を加えた形で発売されました。マリオカートシリーズは1992年に1作目であるスーパーマリオカートが発売されて以降どのゲーム媒体でも安定した売り上げをあげてきました。今作は発売から5年近く経つゲームですが、発売以来ながく売れ続け、今年1月には国内での累計販売本数が440万本に到達し、世界での累計販売本数は昨年12月の段階で4335万本に達しています。これまでマリオシリーズでの最高売り上げは、ギネスブックにも登録されている『スーパーマリオブラザーズ』の4024万本であり、この金字塔を大きく上回る数字でいかにマリオカート8DXが人々に愛されているかがわかるでしょう。

ではなぜ人気があるのでしょうか。

その要因は大きく2つあると考えます。

1、 初心者でも楽しく遊べるアシスト機能

今まで初心者がマリオカートをはじめると間違いなく悩まされるのはコースアウトでした。いかに強いアイテムを引いてもコースアウトを繰り返してしまっては上位は狙えません。そこで役立つのがアシスト機能です。これをONにするとコースアウトすることがなくなり、初心者でも楽しく遊ぶことができます。

2、 やりこめばやりこむほど面白い奥深さ

マリオカートはアイテムが何より大切です。つまり強いアイテムを引くことができれば誰にでも勝つチャンスが存在するのです。しかしすべてが運だよりとなるゲームではありません。話すと長くなるのですがテクニックはしっかり存在しています。更に完全に正解となる立ち回りはないため、やりこめばやりこむほど深みを理解できるゲームとなっています。

これらの要因より初心者から上級者まで楽しむことが可能となっていることがわかると思います。要するにターゲットを絞っていないのです。ターゲットを絞ることは特定のニーズを満たすために大切ですが同時に顧客数はその分少なくなってしまいます。マリオカート8DXはターゲットを絞らず全世代のニーズをかなえることに成功したために長く売れ続いたのではないでしょうか。

皆様もぜひマリオカート8DX遊んでみてください!

地球にやさしい水循環型手洗いスタンド

こんにちは!3年生の金平です。

 本日は、環境問題をテーマにしたソーシャル・マーケティングについてです。

 

新型コロナウイルス流行の影響により、手を洗う回数が増えた方も多いのではないでしょうか。

 

まず、水循環型手洗いスタンドWOTAを紹介します!

 

(画像:https://wota.co.jp/wosh/

 

この手洗いスタンド、「使用した98%以上の水をその場で循環」させてしまうんです。

 

3つのフィルターを組み合わせ、ウイルス/不純物を除去するとともに、センサーと連動したAIにより、水質・システムを常時監視・制御することで水質を保っており、なんと、「20リットルの水で500回も手洗い可能」なんだそうです!

 

 

現在、世界では、深刻な水不足が起こっており、安全な水を使えない人々も多くいます。

感染症など、水不足は多くの人々の生命に関わるものです。

 

 

この手洗いスタンドは、水不足という社会問題と真剣に向き合った商品であるだけではなく、デザイン性も大変優れています。

この、シンプルながらも、独創性を感じるデザインは、場によく馴染みます。

 

どんな場所であっても馴染むというのは難しいことだと思いますが、ホームページに載っている写真を見ると、本当にどの写真においても、場に馴染んでいておどろきました。

 

(画像:https://wota.co.jp/wosh/

 

そして、先日、AUX PARADISさんの中でこちらの手洗いスタンドを見つけました!

ちょうどWOTAについて調べているときに偶然発見してしまったので、テンションが上がりました。(笑)

 

やはり場に馴染んでいますね。

 

実際に手を洗ってみたのですが、水圧が思った以上に強く、しっかりと手を洗うことができました。

水道が通っていなくても電源につなぐだけで使用できるので、本当に便利です。

この手洗いスタンドが普及すれば、手を洗うためだけにお化粧室まで行かなければいけないという状況もなくなりますね。

 

 

ということで、続けてこのWOTAが設置されていたAUX PARADIS さんについて紹介します!
AUX PARADIS さんは女性を中心に人気を集めているブランドです。私も以前友人からのプレゼントで香水をいただきました!
実は、
AUX PARADISさん、お洒落なだけではなく、エコ活動に力を入れているんです。

 

上の写真は、AUX PARADISさんの商品なのですが、この香水のガラスボトル、透明ガラスに塗装をかけたものだそうで、リサイクルをすることができます。
さらに、香水の量り売りを導入し、ボトルを繰り返し使えるというエコなスタイルを確立しました。

このスタイルは、AUX PARADISルミネ町田店さんで初めて導入されたそうで、都立大学からも30分ほどで行けるので、私もぜひ利用してみたいと思います!

 

 

私がWOTAを見つけて、AUX PARADISさんがエコな取り組みをしていることを知ったように、循環型手洗いスタンドであるWOTAを設置すれば、WOTAを知っている顧客に、自身のブランドが環境保護に前向きなことを知ってもらうことができます。

現在、企業に社会貢献が求められるようになっている中、このWOTAを導入すれば、企業価値を高めることができるのではないでしょうか。

 

しかし、社会貢献を果たしていても、自身のブランドの製品が消費者に購入してもらえなければ意味がありません。

AUX PARADISさんでは、こちらの手洗いスタンドと一緒に自社製品のハンドソープがテスターとして置かれていて、宣伝に繋がっていると感じました。

このように、香水の詰め替え販売やWOTAを利用したハンドソープの宣伝など、環境問題に取り組みながら自社の製品を購入してもらいやすくする取り組みを行なっているAUX PARADISさんは、ソーシャル・マーケティングを上手に利用していると感じました。

 


今回は、
AUX PARADISさんを中心にしてWOTAの導入事例を見ましたが、この手洗いスタンドは、商業施設やアミューズメント施設に加えて、みなさんお馴染みのマクドナルドにも導入された事例があるそうです。

 

(画像:https://wota.co.jp/wosh/

 

みなさんも、WOTAを見かけたらぜひ利用してみてください!お化粧室で手を洗うよりも社会に貢献することができます。

 

さらに、店舗だけでなく、家庭でも購入できるそうなので、水道費削減に繋げられそうです。実用性も十分ですね!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

(参考)

WOSH|WOTA株式会社 ホームページ」

(WOSH | WOTA株式会社)4/21参照

 

「【2021年】世界が直面する水問題!意外と知らない日本の危機」

【2021年】世界が直面する水問題!意外と知らない日本の危機 | サラスティア (sarastear.com)4/21参照

 

AUX PARADIS ホームページ」

Product story〔AUX PARADIS 商品ストーリー〕Eau de Parfum〔オードパルファム〕 | AUX PARADIS 公式オンラインショップ5/8参照

 

「いよいよ香水の量り売りをスタート。持続可能な社会を目指すフレグランスブランド「オゥパラディ」の現在」

いよいよ香水の量り売りをスタート。持続可能な社会を目指すフレグランスブランド「オゥパラディ」の現在:telling,(テリング) (asahi.com)5/8参照

カルビーの異端児「じゃがりこ」

こんにちは。3年の池田です。突然ですが、みなさんは遠足に持って行きたいお菓子、学校でみんなと一緒に食べたいお菓子は何?と聞かれたら何と答えますか?答えは様々あると思いますが、「じゃがりこ」は確実に上位にランクインしてくるのではないでしょうか。
みんな大好き「じゃがりこ」ですが、実は発売までにかなりの工夫が施されています。今回はその「じゃがりこ」についてマーケティング的な観点で分析していきたいと思います。


まず、STP分析から見ていきます。
カルビーは、これまで「かっぱえびせん」「ポテトチップス」など、袋タイプのスナック菓子を販売してきました。この商品のターゲットは30~40代の主婦で、多くは家で食べられていました。そこでカルビーは新規顧客獲得のため、「外で食べられるスナック菓子」を基本コンセプトとして新たな商品の開発を始め、「外で食べられる」→「大人数で外で楽しく食べられる」と考え、ターゲットを女子高生に設定しました。


「外で食べられるスナック菓子」を考える際に課題となったのが、「持ち運びがしやすい形状でなければいけないこと」、「手が汚れてしまうパウダーの使用を避けること」が挙げられました。そこで「じゃがりこ」は、持ち運びやすいカップ型の箱を採用し、さらにフレーバーを練りこむことで手も汚れない工夫を施し、「ポータブル性」×「手の汚れやすさ」といった観点でポジショニングに成功しました。

続いて、4P分析について見ていきます。

  • Product

③「じゃがりこ」という可愛い名前
「じゃがりこ」という名前で売り出そうとした際、「じゃがりこ」だと中身がわからないという意見から「じゃがスティック」という名前でテスト販売。しかし売上はいまひとつ。
→ネーミングとパッケージを組み立て直し、「じゃがりこ」という名前で再チャレンジすると、名前の響きの可愛さが話題となり、爆発的ヒット。

  •  Price

②大人向けのやや高めの商品
じゃがりこファンを増やすため、30~40代の男性をターゲットにしたお酒のおつまみとなる「大人のじゃがりこ」を通常のじゃがりこより少し高めの価格で販売。通常のじゃがりことの差別化。「サッポロ 麦とホップ」の景品にもされた。

  •  Place

②ご当地じゃがりこの製造によるお土産コーナー進出
名古屋の手羽先味や、福岡の明太子味など、ご当地のじゃがりこを販売することで、地方各地のお土産コーナーでの販売を促進。

  •  Promotion
    ①CMによる食べ方の楽しみ方
    「じゃがじゃが、りこりこ、じゃ・が・り・こ」というメロディでじゃがりこを食べるCMを放映したことにより、じゃがりこを食べることに楽しさが生まれる。

②ユーザー発信のじゃがりこの楽しみ方の普及
じゃがりこにお湯を注ぐことで即席ポテトサラダを作ったり、割けるチーズを入れて「じゃがアリゴ」というレシピを考案したりと、じゃがりこを独自に発展させて新たな料理を作ることがユーザーにより普及している。また、女子高生の間では、友達の誕生日にじゃがりこを積み上げて、じゃがりこタワーケーキを作って祝うなど、手軽に買えるじゃがりこの強みが生かされた、ユニークな楽しみ方が普及している。

③消費者参加型商品開発
「みんなで創るじゃがりこ2021プロジェクト」を実施。新商品の味やパッケージ、バーコードデザインなどを投稿する、ファン参加型のイベントとなっており、ファンとのコミュニケーションを図り、じゃがりこファンを増やしている。

このように、STP分析や4P分析を改めてしてみると、「じゃがりこ」が売れるのも納得だなと感じました。特にじゃがりこの場合は、そのじゃがりこの親しみやすさから、ユーザーが独自に楽しみ方を考えたり、自由に製品企画の案を出したりして、ユーザーが自然とプロモーションを行っている点がじゃがりこの異端児らしい部分だなと感じました。みなさんも今は大人気のお菓子や商品も、改めてその人気の秘密を分析してみると面白いかもしれません!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

【参考文献】
みんなで外で楽しく食べる「じゃがりこ」|シュン | 読書家マーケター|note
「じゃがりこ」が350億円の“お化け”商品に成長したワケ “いじられ”力と独自製法がカギ:2020年に25周年(3/5 ページ) – ITmedia ビジネスオンライン
ユニークさが生む共創。「じゃがりこ」熱狂的なファンコミュニティの秘伝レシピを大公開! | PR TIMES MAGAZINE
「じゃがりこ」既成概念を取っ払え! | あの人気商品はこうして開発された「食品編」 | J-Net21[中小企業ビジネス支援サイト] (smrj.go.jp)

 

お手軽高栄養素

こんにちは、3年の長田です!

今回は、私が1年以上愛用している「ベースブレッド」という完全栄養のパンについて書きたいと思います。

皆さんは聞いたことありますか?最近このパン、有名になってきているんです。東京だと、何店舗かコンビニを回ってみれば置いてあるのを見かけることもあるかもしれません。

なーんか、完全栄養のパンって、怪しく感じますよね笑

でも全くそんなこと無くて、本当に栄養満点のパンなんです!

1食分で一日に必要な栄養素の1/3を確実に摂れ、タンパク質は約27g含まれ、糖質は30%カット、26種のビタミン・ミネラルが配合!!

 

パンを食べることでビタミンがとれるって信じられないと思いますが、私は朝食をこのパンに毎朝置き換えるようにしてから体の調子が良くなった気がします。

やっぱり、何かの栄養が足りなかったりすると体の調子が悪くなったりしますが、その不足自体が何なのかを把握することも困難なので、対策したりするのも難しく、このパンに頼ることで健康維持できているのは本当に助かります…。

しかも驚くべきは一食あたり、こんなに栄養が取れて390円。しかも、1食分でパン2袋なので、女性の場合は1袋+プロテインorヨーグルトなどの組み合わせでも満足できるかもしれません。そうなると1食200円ほどかも?

コンビニで栄養の取れた食事を選ぼうとすると、タンパク質を摂るために約500円のサラダ…おにぎり2個で250円…おかずも買って300円……結果1000円、なんてことも有り得ます。しかも、栄養摂れているようで、満遍なくは摂れてはいません。自炊でも同様に幅広く栄養をとることは困難です。

その為、忙しくても手軽に、比較的安価でこんなに栄養が摂れる食品って素晴らしいなと感じます。

現在、日本ないし世界中で健康志向が広まっており、コンビニやスーパーでも「一日分の野菜がとれる!」や、「タンパク質〇g」などと記載されている商品もよく見られます。こういった健康志向の方々をターゲットにし、しかもその中でも多忙なビジネスパーソンや学生、食事へ多額を割くことが出来ないような人々を上手く惹き付ける商品だと思います。

無理なく続けられ、生活において健康維持のために特別頑張らないといけないという思いを払拭してくれますよね。特に、健康について意識しだしたけど、どうしたらいいのか、なにからしたらいいのか分からない…というような方々もこのパンから健康志向への転換を可能にできるかもしれません。

忙しくても健康維持やボディメイクは諦めたくない……。そんな思いを叶えてくれるかもしれないベースブレッド、ぜひ皆さんもお試しください!

ここまで読んでいただきありがとうございました!

 

参考文献

BASE FOOD 公式サイト「https://shop.basefood.co.jp/lp/form?argument=WTgLzY2D&dmai=a606beb3e49fb4&gclid=EAIaIQobChMIpqy79JSy9wIVlLmWCh2DegHYEAAYASAAEgKIEPD_BwE」

会員登録なしでコストコが利用可能に

 こんにちは、3年の橋本です。

 みなさんは買い物代行を利用したことがありますか?私はイトーヨーカドーのネットスーパーを利用したことがあります。私の家から最寄りのスーパーまでは徒歩で20分ほどかかり、食料品を買うのが大変でした。そこで見つけたのがこのサービスです。イトーヨーカドーにある商品を自宅まで配達可能で、日時は最短当日から7日後まで指定できます。送料は110円から330円となっています。安く思えるかもしれませんが、毎日のように利用するとかなりのお金がかかってしまうため、私は利用するのを断念して自分で買いに行くようになりました。

 買い物代行は遠くの店舗まで行くのが大変な人にとってはとても便利なサービスですが、ただ面倒くさいという理由だけで利用するにはお金がもったいないような気がします。

 

 当分の間は買い物代行を使わないだろうなと思っていたとき、あるニュースを目にしました。そのニュースは、「中部電力ミライズ」と「三菱商事」が設立した「中部電力ミライズコネクト」がコストコの買い物代行サービス「Kacchao(カッチャオ)」始めたという内容でした。

 コストコは年会費4840円の会員制巨大スーパーで、安く大量に買いたい人が利用しています。私は一人暮らしなので大量に食料品を買う必要もなく、高い年会費を払ってまで利用しようとは思っていませんでしたが、コストコには憧れを持っていました。

 ですが今回紹介するコストコ買い物代行サービスは、年会費を払う必要がありません(購入金額5400円から注文可能で手数料が別途かかる)。年の数回のパーティやバーベキューをする際に利用したいという人には最適のサービスだと考えられます。

 このサービスを始めると会員登録をして利用する人が減ることが懸念されますが、「年に何回も利用するから会員登録した方が安い」、「大型倉庫のコストコで買い物すること自体が魅力」と考えて利用している人が多くいます。よって、今後コストコを利用する人がさら増えるのではないかと思いました。

 まだ名古屋市北区、西区、北名古屋市でしか展開されていませんが、私の住んでいるところでもサービスが始まってほしいです。

 最後まで読んでいただきありがとうございました。

<参考>

イトーヨーカドーネットスーパー

コストコ・ホールセール

中部電力ミライズコネクト

環境問題を活用する

こんにちは。3年の勝元です。

私事ではありますが、昨年度末に電子書籍を購入しました。これから先も書籍は電子を中心に購入するつもりで、専用の端末も奮発して購入しました。それまで読書は紙派だったのですが、管理が甘く本棚に小さな虫が湧いてしまい、徹底的に湧き潰しをしたのち紙の書籍の購入は控えようと心に決めました。あまり読み返さない本は処分することにしましたが、実家を出た兄が家に残して行った本も合わせると相当な量で、父が車で古本屋まで2〜3往復してようやく片付けが終わりました。

本に限らず、あらゆるものを維持・処分するにはコストがかかります。しかし大半の消費者は購入する時に維持費・廃棄コストを重大に考えてはいないでしょう。

そのため商品を売る側も、「捨てやすさ」を売りにすることは多くありません。「廃棄費用が1万円安くなる」商品と「1万円安く売られている」商品だったら、後者を選びたくなるのではないでしょうか。

しかし最近、消費者が求めていなくても「捨てやすさ」の重要度は上がってきています。それは利便性の追求ではなく、環境問題への取り組みを目的としているからです。プラスチック製品の削減やリサイクル等、さまざまな企業努力が散見されるようになりました。ですが、環境問題への取り組みの多くは、消費者にとって魅力的ではなく、したがって企業にとっても魅力的ではないもののように思えます。プラスチックが削減されて、消費者や企業がどんな利得を得たでしょうか。もちろん長期的には環境問題を改善する等の利益をもたらしてくれるのかもしれませんが、意思決定主体である消費者個人にはあまりうまみがありません。どうにかして環境問題への取り組みを消費者のうまみに、ひいては自社の利益につなげたいものです。

ところで、プラスチック削減はまだしも、なぜ「捨てやすさ」が消費者のうまみにならないのでしょうか? 第一の理由は、双曲割引の心理が働くからでしょう。すなわち、「遠い将来の利益より近い将来の利益の方が大きく見える」ためです。先述の通り、企業が同じ1万円の努力で行うならば、廃棄する時に得をするよりも購入時に得をするような工夫をした方が、消費者には魅力的に映ります。したがって、もし「捨てやすさ」を売りにするならば、軽視されやすい廃棄コストを「見える化」するなどして消費者に自覚させる必要があります。(ただし廃棄コストの強調は製品のマイナスイメージを形成してしまいそうです)

第二に、「捨てやすさ」が捨てやすさとして機能していない可能性が考えられます。「い・ろ・は・す」(以下、いろはす)という商品を、ご存知でない方はあまりいらっしゃらないでしょう。自動販売機などでもよく見かけるペットボトル飲料で、潰しやすいデザインが特徴的です。捨てやすい商品の典型例のように思えますが、皆さんはいろはすを購入した際、ペットボトルを潰していますか? 1.5Lや2Lのペットボトルならばまだしも、外出先で購入して外出先でそのまま捨てるような500mLのペットボトルなど、毎回潰してから捨てているでしょうか。このペットボトルの「捨てやすさ」を実感するのは、そもそも形状に関わらずペットボトルを潰している律儀な人か、家計で大容量または大量のペットボトルを潰して廃棄する役割を担う一部の人に限られます。購入する人と捨てる人が違う場合があることや、そもそも潰さなくても捨てることができることから、購入する人にはせっかくの「捨てやすさ」が実感としてあまり伝わっていないのではないでしょうか。

対して、伝わりやすい「捨てやすさ」の例があります。株式会社バンダイによる「エコメダル」という包装です。プラスチックのカバーと台紙を固定するテープを削減したデザインで、「捨てやすい」に「開けやすい」というメリットが付随します。おもちゃでは購入者・開封者・廃棄担当者がバラバラであることもあるかもしれませんが、似たような包装の工夫は文房具などさまざまな製品に応用でき、それらは購入者・開封者・廃棄担当者が一致していることが大半です。環境問題への企業の努力が、消費者により良い形で伝わる良いデザインであると言えます。

環境問題に対する取り組みが欠かせない現代、少しでもその努力を、消費者にとって嬉しいものに変換し、自社の利益につなげていけたら良いと思います。

先週に引き続き長い文章でお目汚し失礼しました。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

Z世代と『推し』消費

こんにちは! 3年の濱田です。今回は、SNSを用いた『推し』消費についてお話したいと思います。

4/18()から私の大好きな作品、アイドリッシュセブン(通称アイナナ)と森永乳業『リプトン』470500ミリリットル紙パック商品のコラボキャンペーンがやっと始まりました!

実はこのコラボは昨年2021年にも行われたのですが、昨年は目を見張るほどの反響を見せたのです。

コラボの発端は新型コロナウイルスによる収益減少。リプトンはコロナ禍で売り上げが落ち込み、特に減少が大きく見られたのが学生、いわばZ世代だったそうです。そこで10~20代の女性をターゲットにし、彼女たちから人気の高いアイドリッシュセブンにアンバサダー就任をオファーするに至りました。

ここでポイントなのが、『彼ら』に『オファー』するという形式。単なる2次元コンテンツとのコラボではなく、あくまで広告タレントとしてオファーという形でのコラボによって、作品内のアイドル像や世界観を壊さないようにしているのです。

コラボするにあたって、単に作品と商品を結びつけるのではなく、いかに作品内の世界観を守りながらファンを惹き付けられるかが大切なのだと感じました。

Z世代は盛んに「推し消費」という消費行動に出る傾向にあります。彼らにとってグッズ購入は「欲しいから」ではなく「推しを応援したい、支えたいから」という理由もよくあるのだそう。さらに、同じ界隈のファン友達と盛り上がるためにグッズを購入したりキャンペーンに参加したりなどもあるそうです。

そこで有効に使われるのがSNSです。推しがいるZ世代は、Twitterなどを中心に応援専用アカウントを使ってコミュニティを築いていることが多く、とても活発につぶやきあっています。さらに最近は新型コロナウイルスの影響でリアルイベントが縮小されがちであるため、その分彼女たちにとってTwitterでのコミュニケーションが不可欠になっています。

アイナナ×リプトンのコラボでは、このSNSでのコミュニケーションが凄まじい情報波及効果を生み出しました。発売2週間前に発表したところ、凄い速さで「リプトン」がTwitterトレンドで1位を獲得。また、コラボ期間中も「七瀬陸の訴求力」がTwitterトレンド1位、「リプトン」が4位にランクインしました。(七瀬陸とは、アイナナのセンターで多くの人を惹き付ける人物として描かれています。)

 

広告は一切出さずでのこれらの反響は、森永乳業にとっても驚くべき結果だったことでしょう。

このようにSNSでマーケティングを考える際に注目すべきであるのが、消費者を巻き込んだプロモーションです。レビューや写真はもちろんですが、ハッシュタグをつけたツイートやリツイートだけでも情報が拡散され、多くの人に行き渡ります。

アイナナ×リプトンのコラボは、まさしくこのファンたちによる情報拡散力が凄まじく、たくさんの効果を生みました。

例えば、創作活動によるプロモーション。リプトンの紙パックを用いてオリジナルのブロマイドを作ったり、ペン立てにしたりなど色々な工夫でパッケージをグッズ化し投稿することで、大きな盛り上がりを見せました。

また、アイナナファン以外のフォロワーが「パッケージの男の子の笑顔がかわいいから買ってみました!」というツイートなどに対して大きなリアクションを示すこともありました。(これが#七瀬陸の訴求力 のトレンド1位に繋がりました。)

なぜファンたちはこのような行動に出たのでしょうか。もちろんファン界隈で楽しむという目的もあるのでしょうが、そこには『布教』という要素も含まれているはずです。

普段2次元コンテンツ作品のグッズは、専門的なショップにのみ置かれることがほとんどです。しかし、リプトンのような誰もが親しむ商品とのコラボにより全国のコンビニで多くの人にキャラ達が見られるということで、作品の良さを周りに伝えるチャンスと捉えたのでしょう。実際に昨年のコラボでは、ファンの活発なSNSコミュニケーションによって、リプトン購入者からアイナナファンへと引き込むことに成功するというケースが多く見受けられました。

さらに、逆のケースも然りです。このコラボでは、購入レシートでオリジナルグッズに応募できるという企画がありました。これにより、熱狂的なアイナナファンはリプトンを大量に購入せざるを得なくなります。中には、「リプトンを買ったことがない」「紅茶が苦手」という人達もいたそうですが、アイナナとのコラボをキッカケに「リプトンの美味しさを初めて実感できた」という声があったそうです。

森永乳業にとっては、コラボによって新規顧客の獲得や休眠顧客の掘り起こしに成功したのでした。

長くなりましたが、『推し消費』を利用したマーケティングは新規顧客の獲得を促したり消費者の関与を高める大きなチャンスといえます。

しかし、最も大切なのが、世界観を壊してファンを落胆させないこと。もしファンからの反感を買えば、彼らのコミュニティが大きければ大きい分、また熱量が多い分、商品のイメージダウンがとても大きな痛手になります。

このように、リスクが大きいコラボでは、ファンがどうしたら喜んでくれるか、いかにして推し活をサポートするのが最も良いかなどを慎重に汲んだうえでキャンペーンを企画したり商品開発に臨んだりしなくてはならないため、なかなか一筋縄ではいかないような難しさがあります。

このブログを書きながら『推し消費』とSNSは本当に興味深いなぁとつくづく感じております。

冒頭で述べたように、現在アイドリッシュセブンとリプトンのコラボキャンペーン絶賛実施中です!

このブログを読まれて気になった方は、コンビニで商品をお手に取ったり、またはTwitterで「アイナナリプトン」といったワードで調べたりされてみてはいかがでしょうか?

最後まで読んでいただきましてありがとうございました(^^)

参照:

https://dentsu-ho.com/articles/7790

https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00490/00002/#loginBack

https://www.liptonchilled.com/ainanacp/

 

 

お金になる紙捨ててませんか⁇

こんにちは!3年の三島です。

今回、私は「CODE」という家計簿をつけながらポイ活ができるアプリを紹介したいと思います。

私自身大学生になり一人暮らしを始めてから自炊をすることが多くなりスーパーへ買い物をしに行くことが増えたのですが月々どのくらい食費にお金がかかっているのか把握しておきたいと考え、家計簿アプリを探してみたところこのアプリと出会いました。

皆さんは買い物をした際無意識にレシート捨ててしまっていませんか⁇

「CODE」ではそんなレシートを撮影しバーコードをスキャンすることで簡単に家計簿をつけるだけでなく、その商品数に応じてポイントを獲得することが出来ます。このポイントはdポイントやWAONポイント、Amazonギフト券など各種サービスへ交換することが可能です。今回はそんな便利な機能を併せ持った家計簿アプリについてご紹介します。

 

まず、基本的な家計簿をつける機能についてですがお店でもらったレシートを撮影→購入した商品のバーコードを読み取る→登録するという簡単な手順で自動的にカレンダーとグラフに集計されるため月々の支払いの確認、管理が視覚的にわかりやすく簡単に行えるようになります。また、カレンダーには撮影したレシートの画像がそのまま保存されるため買い物先で過去のレシートを確認して「買ったばかりなのに、また同じものを買ってしまった!」ということも防ぐことが出来ます。

このアプリが活躍するのは買い物が終わってからだけではありません。買い物をしている最中にも店頭で商品のバーコードをスキャンすると他のユーザーの評価や口コミが確認でき、カテゴリ別の高評価順ランキングや売れ筋ランキングも表示されるため購入する際の判断材料の1つとなり計画的な購買行動が可能になります。

次にこのアプリの最大の特徴であるレシートがお金に変わる機能となぜお金に変わるのかということについて説明したいと思います。このアプリ内では様々な方法でポイントを貯めることが出来ます。1つ目は冒頭でもふれたようにレシートとバーコードをスキャンする買い物登録です。登録した商品の種類の数だけバーコードチャンスにトライ可能になり、そのミニゲームの結果次第で獲得ポイントが決まります。2つ目は「新発売のお茶を買って飲んでアンケートに答える」など、企業からの様々な依頼を達成することでポイントを獲得できるクエストです。クエストでは買い物登録よりも多くのポイントを獲得することが出来るという特徴があります。3つ目は自分が購入した商品に対する点数評価・口コミです。ユーザーはこのように様々な方法を駆使してポイントを貯めることになります。

メーカーや流通などの企業は、CODEで取得した購買データやアンケートデータをもとに自社のマーケティングに活用し、その報酬としてお金を払うためこのアプリは消費者と企業をつなぐ中継役を担っているといえます。

CODEの登録ユーザー数は200万人以上(2020/3)であるためアプリ内で取得できるデータ量は膨大になります。また、その膨大なデータを活かして商品購入数推移や場所、併せ買い商品の種類など自社商品に対するフィードバックを企業は受けることが出来るため、それを利用したマーケティング活動が行えるようになります。

 

普段ポイっと捨ててしまっているレシートがひと手間を加えるだけでお金に、提供したデータが欲しい商品の誕生につながるアプリ「CODE」を皆さんもぜひ利用してみてください!ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

<参考文献>

CODE(コード)|レシートがお金にかわるアプリ

https://code.r-n-i.jp/ (参照2022-04-19)

CODE for Business|購買データで消費者と企業をつなぐ

https://r-n-i.jp/service/code-biz/ (参照 2022-4-19)

特別な時間を寝台列車で

 こんにちは、3年の橋本です。

 大学生になってから、車の魅力と便利さ気づいて毎日運転しています。ですが幼少期の私は電車が大好きで、車での移動に退屈さを感じていました。今でも電車には興味があり、死ぬまでに寝台列車で旅行したいと考えています。先日、YouTubeを観ていたら寝台列車の旅動画がおすすめに出てきました。興味本位で覗いてみたところ、想像以上に内容がおもしろくて皆さんに紹介しようと思いました。

 今回紹介するのはJR西日本区間の山陰エリア・四国エリアと東京を結ぶ寝台列車の「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」です。料金は「ノビノビ座席」は新幹線でよりも少し低く設定してあり、「寝台個室」の利用料金は新幹線よりも少し高く設定されています。他にもプレミアムルームやツインルームなどがあります。車内には、シャワー室や車窓を眺めながら飲食できるミニラウンジ、自販機が設置してあり、快適に過ごすことができます。

 寝台列車には2つの利用目的が考えられます。1つ目はビジネスです。仕事で長距離移動をする際に寝台列車を使えば、前日の夜に出発して寝ている間に目的地に到着することができます。価格は新幹線より安く、ビジネスホテルの代わりに利用する人が多いです。2つ目の目的は旅行です。寝台列車に乗車することはとても貴重な経験です。車窓から見える景色も綺麗で、寝ている間に旅先に到着するというのはとても魅力を感じます。

現在、寝台列車の多くは廃止され、今では毎日数本しか運行されていません。一つの大きな理由はバスの存在です。高速バス・夜行バスは電車よりも柔軟な移動手段であり、さらには寝台列車に比べて低価格です。よって、ビジネス目的の利用者はバスを利用し、寝台列車の乗車率が低迷してしまいます。バスに対抗して運賃を安くすれば利用状況だけは良くなるかもしれませんが、営業利益は計上できません。その結果として寝台列車の多くは廃止され、衰退してしまいました。

しかし、一部の人は寝台列車というコンテンツに魅力を感じており、現在、列車旅を目的とした利用者のための寝台列車が臨時運行されています。例として「TRAIN SUITE 四季島」は「深遊探訪」をコンセプトに、季節ごとの一泊から三泊のコースが用意してあります。先ほど紹介した「サンライズ」とは違って、数ヶ月前までの予約が必須の観光目的の寝台列車です。ビジネス目的で利用することを考えていないため値段は100万円が相場ですが、値段以上の旅ができると思います。

将来お金に余裕があったら寝台列車を利用して旅行してみたいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

<参考文献>

JRおでかけネット車両案内

JR東日本 TRAIN SUITE 四季島

東洋経済ONLINE