ドヤ家電についてのマーケティング的考察

こんにちは!3年の橋目です!!

今回考察するものは『ドヤ家電』といわれているものです。
この言葉自体、私自身最近知った言葉なのですが、調べてみると2016年上半期ヒット商品ベスト30位に入っていました!

このドヤ家電というものがマーケティング的にどこがおもしろいかといいますと企業がその商品をドヤ家電として売り出してないところだと私は考えます。

いわゆるドヤ家電と言われているシャープ 蚊取り空気清浄機
 
シャープの公式ツイッターアカウントでは「ドヤ家電という言い方はどうかと思うけど」と発言されています。
今日、アベノミクスの経済効果が弱まり一般的な家電が売れない中で、家電業界は一定の富裕層、イノベーターにターゲットを変えてきているのではないでしょうか。ほとんどの家庭にれ冷蔵庫、テレビなどが普及している現在では、そういった家電は買い替えの需要しか生まれません。これからの家電業界のマーケティング戦略はあまり人が持っていない家電(付加価値のある従来の家電)をいかに売っていくかがカギになると私は推察します。
 
人に自慢したくなる家電がここから数年の家電のトレンドになっていきそうです。
 
 
 
 
日経MJの2016年上期ヒット商品番付
 

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蚊取空清 FU-GK50 製品ページ
http://www.sharp.co.jp/kuusei/fugk50/

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気軽なアウトドア

こんにちは。3年の坂本雄亮です!
皆さんは、登山好きですか???
私は登山が好きです!天気の良い休日は近くの山(岩殿山)に登山へでかけます。

私が小学生の頃からよくその山には登っていたのですが、近年の登山ブームの影響もあってか、最近では多くの登山客を見かけるようになりました。

そこで今回は、このような登山ブームが起こった要因は何だったのかを考えてみたいと思います。

まず、登山に興味を持つきっかけを与えた出来事がありました。
高尾山のミシュラン認定と富士山の世界遺産登録です。テレビなど特集が組まれ、注目が集まったことで登山ブームのきっかけとなりました。

そして、登山そのものの魅力が認識されたことも1つの要因と考えられます。
登山は、他のスポーツに比べ運動経験が無くても挑戦することができ、さらに頂上に着いたときの達成感などやりがいも十分にあるスポーツです。この手軽さが中高年層にとっても親しみやすく、また近年の健康ブームと相まって、中高年を中心に登山が広まったと考えられます。

そしてさらに、登山にもファッションの楽しみを持たせることで若年層にも登山は広まっていきました。徐々に広まりつつあるアウトドアに注目したファッション業界が「山スカ(山歩き用スカート)」などカラフルで高機能なアイテムを発売し、若者(特に女性)もアウトドアとともにファッションも楽しめるようになったことで、登山に親しみやすくなりました。
その結果として「山ガール」という言葉も生まれるほど、若者にも登山が浸透するようになりました。

そして最後に、「モノ」より「コト」を消費したいという消費者の欲求の変化が挙げられます。この変化の中で、登山は気軽で非日常的で達成感も味わえる「コト」として、消費者に受け入れられたと考えられます。

この登山ブームの流れをいち早く注目し、「山スカ」などのファッション性のあるアウトドアファッションを開発したファッション業界は、登山(アウトドア)を若者に浸透させたことことで登山ブームを加速させただけではなく、アウトドア市場にさらに広げることにも成功しました。

このように、様々な要因が近年の登山ブームに関わっているようです。
今回は、登山ブームをさらに加速させたアウトドアファッションに注目しましたが、登山ブームを利用した地方の観光地のマーケティングなどをさらに調べてみたいと思いました!

最後に、私がよく登る岩殿山で撮ったステキな写真を載せておきます!笑

参考:
http://diamond.jp/articles/-/8493
https://www.ntt-card.com/trace/backnumber/vol03/
http://www.kenkou-souken.co.jp/kenkou/cat32/post-14.html

テレビCM

こんにちは!野口です。
 

今回はテレビコマーシャルについて分析していきたいと思います。(以下、CMと略します)
私はよく、番組の良いシーンで途中CMが入ってしまうと早送りしてしまいたいと思うことが多々あります。しかし、CMは企業が消費者とのコミュニケーションをはかる重要なツールです。テレビCMの宣伝効果は絶大です。
オリジナルキャラクターの作成、オリジナルソングの作成、芸能人の起用、ストーリー性を持たせるなどの様々な工夫をしています。

 

まず、情報が誰から発信されたのかにより信憑性が高まります。例えば、専門家の言うことは信用、安心できます。サプリメントのCMで使われていました。芸能人の発信することには、ハロー効果や憧れなどがあります。化粧品のCMには、ターゲットとしている世代の女優さんが起用されています。消費者の口コミは、リアルな感想を聞くことができます。ダイエットのCMで実際使ってみてどうだったのか、効果の有無を訴えています。(ちなみに、この口コミに関しては、CMよりネットの方がより効果的です。)
このように、CMの中でアピールする人がどのような人であるかが非常に大切であることが分かります。
 

次に、どのような内容を訴えるのか考えたとき、以下のような5つの方法を用いています。
1つ目は、良い面を強調する一面提示です。栄養ドリンクのCMではそれを飲むと元気になるというメリットが強調され、糖質が多いなどのデメリットは提示されていません。2つ目は、良い面・悪い面を提示する両面提示です。3つ目は、相手を引き付けるようなユーモア喚起です。進研ゼミの明るく前向きなCMが思いつきます。また、auのストーリー性があるCMには毎回注目してみてしまいます。4つ目は、相手に恐怖を与える恐怖喚起です。カビキラーのCMでは、掃除をしないと実際こんなにたくさんのばい菌が存在していることを示しています。5つ目は、つい口ずさんでしまうようなフレーズを繰り返し流し定着させる反復があります。「ピッカピカの1年生♪」というフレーズは多くの人が認知をしているのではないでしょうか。

 

早送りしたくなるCMですが、色んなCMについてどのような説明的コミュニケーションを取っているのか考えてみると面白いと思いました。

遺伝子

こんにちは、3年の大里です!

今回はDeNA社が行っているサービス遺伝子検査、MYCODEについて紹介したいと思います。

この検査では、細胞を採取してDNAの情報を読み取り、病気のかかりやすさ、体質など遺伝的傾向を知ることができます。
自宅で簡単に唾液で検査でき、専門家観衆のレポート・生活改善アドバイスを受けられます。
さらに、疾患発症リスクや予防アドバイスなどを、わかりやすい図で解説してくれます。

遺伝子の塩基配列を読み取り、論文の情報と組み合わせることで、他の遺伝子グループと比較した特徴を調べることで、遺伝的傾向が分かる仕組みとなっています。

また、この遺伝子検査で分からないことは、現在の健康状態や疾患の診断や法医学鑑定、遺伝子のみが強い影響を持つ疾患となっています。

遺伝子検査といえばまだまだ取っつきにくいイメージを持っている方が多いと思いますが、こちらでは最も高いものでも3万円ほどです。
また東京と神奈川在住の方には40%の割引券をつけており、消費者が手を出しやすい価格を設定していると考えられます。

健康に関心があるが、自分の体質についてあまり理解していない、より健康になるために生活を改善したいといった消費者にとっては、非常に興味深いと思われます。

遺伝的傾向が分かるため、親族にご病気の方がいる方にもアピールしていると思います。
セキリュティに関しても厳重な管理体制を敷いていることをアピールし、
安全安心を消費者に全面的に訴えることで、個人情報性の高いこの検査が安全であることを
知らしめようとしていると思いました。
現在では、昔より身近になったとはいえ、まだまだ遠いものだと思っていた遺伝子検査。
この結果は自身の健康状態をより良くするための手助けとなると強く思いました。
私も受けてみたいと考えているところです。ぜひ一度、ご自身の遺伝子について考えてみてはいかがでしょうか。
参照:https://mycode.jp/benefits/infosec.html?int=gmenu
http://rocketnews24.com/2015/01/22/536989/

非日常カフェ

こんにちは!POOL入れたら容量が減ってご機嫌な、3年出本です!

みなさんは、コンセプトカフェに行ったことってありますか?
いまや、日本でも様々な都市にみられる、メイド喫茶もコンセプトカフェの1つの種類です。
カフェに独自の一貫したテーマをつけて、そのテーマに沿った内装や、メニューを提供する所を主にコンセプトカフェとよび、様々なカフェがみられます。

「kawaii cafe」の画像検索結果「kawaii cafe」の画像検索結果

上の2つの画像はKAWAII MONSTER CAFEの内装と料理の一例でこのカフェは、きゃりーぱみゅぱみゅさんなどを担当しているアートディレクターの増田セバスチャンさんがプロデュースしていて、料理も内装も店員さんまでがカラフルでポップなものになっています。

「ヴァンパイアカフェ」の画像検索結果「ヴァンパイアカフェ メニュー」の画像検索結果

このカフェは新宿にあるヴァンパイアカフェのものでこちらも、圧倒的なヴァンパイアの世界観を再現しています。

他にも不思議の国のアリスなどの本がテーマのカフェや、アニメやゲーム、漫画とコラボしたカフェ、動物や書籍手芸など飲食とは関係がないものがテーマのカフェなどさまざまなカフェがあります。メニューにもコンセプトにあった名前が付けられたりすることも多いため、どっぷりとそのカフェの世界観に浸ることができます。

ただ美味しいものを提供するだけの場所としてのカフェではなく、何かテーマを含ませることで他のカフェと大きく差別化を図ることができます。
また話題性があり、SNSなどでクチコミなどが広がりやすく店の雰囲気も伝わりやすい思います。

しかし、オリジナリティーのある空間が提供されているため、利用客はただ食事をするために入店するのではなく、ある種のエンターテイメント性や非日常的な体験を求めて観光的に利用することが多いため、頻繁に利用する顧客を得ることが難しいことが考えられます。

KAWAII MONSTER CAFE ホームページ
VAMPIRECAFE ホームページ
上の2つのカフェはホームページも少し凝っているのでぜひ見てみてくださいね。

参考 http://www.fehemp.net/concept.html

永井孝尚『そうだ、星を売ろう』

こんばんは、3年の領家です!
今回は書評に挑戦したいと思います。
ご紹介する本は永井孝尚著『そうだ、星を売ろう』(KADOKAWA、2016年)です。最近1番気になっていた本をこの機会に買って読んでみました。永井孝尚さんは有名な『100円コーラ』シリーズも書かれていました。
 
この本は長野県下伊那郡阿智村で取材したエピソードに基づき、著者が書いたフィクションでしたが、分かりやすいように工夫されていて読んで面白いし、ためになりました。
ではまず本の概要です。
主人公の諸星明が、あることをきっかけに衰退する温泉郷の立て直しに挑戦しようとします。しかし周囲は無関心で、悪戦苦闘してしまいます。考え、調査し、分析した結果、この温泉郷の強みは温泉ではなく、日本一の星空にありました。過去の成功体験が忘れられない反対派もいる中で、諸星と数人の仲間で始めた挑戦は「ディズニーを超える」こと。目標に向け、「売れない時代」の新しいビジネスモデルを創りあげていく物語です。地方創生マーケティングがテーマの内容となっています。
この本の中で印象に残ったことはまず、「当たり前のものが強みに変わる」という点です。阿智村は温泉郷としての印象が強く、これから地域を盛り上げていくためにも温泉郷ならではのものを違う形で売り出していけばいいのではないかという考えがありました。しかし、自分達が何気なく綺麗だと思っていた星が新しい商品として売り出せるという発想は、マスツーリズムから地域主導のニューツーリズムへの時代の変化が大きく影響しています。
そして、この本の中では、ジョン・コッターの「変革を推進するための8段階のプロセス」に沿って、地方創生を推進することができました。
変革で起こりがちな8つの間違いと比較しながら説明されていたので、失敗例を学びながら成功に導くプロセスを理解できたと思います。
地方創生を推進することを学べるだけでなく、新たな市場を開いたり、価値創造に取り組んだりすることも学べる1冊でした。
ちなみにこちらが本にも出てくる日本一の星空ナイトツアーを行っている「スタービレッジ阿智」のHPです。本を読んでからこのHPを見ると、HPの充実さに感心します。

書評難しいですね、、精進します、、、

シェアリングエコノミー

お久しぶりです!3年の坂本七海です。

皆さんは他人と何かを共有したことがありますか?
近年インターネットを通じて、個人間で時間や空間、モノをシェアすることで利益を得るシェアリングエコノミーが増え話題となっています。総務省によると、「シェアリング・エコノミー」とは、典型的には個人が保有する遊休資産(スキルのような無形のものも含む)の貸出しを仲介するサービスであり、ソーシャルメディアを活用した新したな経済と定義付けられています。

海外ではすでに多くのシェアリングエコノミーがありますが、日本ではまだまだ普及したてかなと思います。シェアハウスやカーシェアリングなど皆さんも一度は聞いたことがあると思います。また、空間やモノだけではなく、家事やペットのお世話の代行など、幅広いシェアリングエコノミーがあります。

最近では訪日外国人旅行客の増加の影響もあり、宿泊施設不足が問題となったことから、空き家などを宿泊施設として貸し出す民泊も増えています。(ただし民泊は違法な場合も多いので利用する際にはご注意ください)貸し出す側としては今まで使っていいなくて無駄にしていたものを活用し利益を得ることができ、借りる側からすれば低価格で泊まることができ、両者にとってメリットがあります。
また月額制で有名高級ブランドのバッグを無期限でレンタルできたり、女性向け衣類をスタイリストがが好みに合わせて貸し出してくれたり、と女性にとってはとてもありがたいサービスを提供されています。

このようなシェアリングエコノミーが広がっていく背景には消費者のモノに対する価値観の変化があげられます。今までは大量生産・大量消費が一般的でしたが、近年では個人のニーズの多様化が進み、消費者は自分好みの機能やデザインを重視するようになりました。このような消費者の多様化に伴い、数量化できない新しい価値をシェアリングエコノミーは生み出しているようです。

しかしこの新しい経済スタイルであるシェアリングエコノミーには、まだ法律が追いついていなく違法になっているものもあるので、これから新たな制度や法律の見直しが必要とされています。どんどん消費スタイルが多様化する中でこのようなビジネスモデルが法律で認められていけば、さらに消費者の選択肢は広がっていくのではないでしょうか。

参考:http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h27/html/nc242110.html
    http://u-note.me/note/47499973
    http://www.nikkei.com/article/DGXZZO95610830X21C15A2000000/

新しい形

こんにちは!暑さに登校を阻まれている3年の延対寺です

今回は新しい形の商品を紹介したいと思います。
皆さん、ピザといえばどのような形を想像するでしょうか?

○ですね。
しかしピザハットは新たな形のピザを2種類出しました。

花形と星形です!

見るからにおいしそうです

ピザは具を変えることで味を変えることはできますが、形ごと変えることでインパクトがでて消費者の注意を引くことができると思います。土日になると家族の方からの注文が多くなるため、子供とピザを選ぶ際に子供が目新しさからこの商品を選んでいるのではないかと思います。仮にそうだとすると、このピザはマーケティングの成功例になると思います。

この新しい商品とサイドメニューをセットにして安くしたものも売られており、サイドメニューを普段は頼まないという方も、サイドメニューを味わう機会になると考えます。これをきっかけにサイドメニューの売上も増えればウハウハですね!
またピザを調べていて思ったことが、割引が多いということです。

割引の種類が多く、いろいろ調べればお得にピザを購入することができると思います。定価を割り引いてお得感を持たせて買ってもらうというのは、マクドナルドでも見られるようなマーケティングです。

ぜひ一度ご賞味ください!

人気上昇中!?高級扇風機市場の今後

ブログ投稿とは露知らずWordで原稿作成して満足していました3年の中川です。
今年も早いもので6月になりました。現時点で結構暑いですが、これからもっと厳しい暑さになりそうですね。そろそろ扇風機をクローゼットの奥から取り出さないといけな・・・おおっと!去年壊れてしまったのを忘れていました!!早く買わないと暑さで干からびてしまいます。というわけで今回の僕の題材は「扇風機」です。実はこの扇風機、近年競争が激化している家電製品なのです。では具体的に見てみましょう。

まず扇風機市場のセグメントを年齢と価格の軸によっておおまかに4つに分類しました。ここで今回注目すべきセグメントは下表のオレンジ・灰色部分の高価格帯です。なんと近年売上増が顕著なのがここのセグメントなのです。2010年の扇風機売上における高価格帯の割合はたったの2%でしたが現在では14%程に拡大しています。しかし低価格層の扇風機が売れなくなったというわけではありません。そして主に一般家庭で使われている扇風機はせいぜい5000~10000円程度だと思われます。ではなぜ最近になって高級な扇風機が売れ始めたのか分析したいと思います。
 

 
高級扇風機市場のマーケティングミックス
・製品政策
 
今までの扇風機にはない新しい機能、例を挙げると羽がないもの・首振りが横だけでなく縦にも動くもの・音をほとんど発しないものなどがあります。扇風機そのものの耐久性や故障率も低価格のものより優れています。そしてなにより電気代が従来品の約半分になる、という強みがあります。
 
・価格政策
 
どこからを高級とするか悩みましたが10000円以上として、最高級品は70000円近くします。どの企業も主に15000円~30000円のあいだに価格設定をしています。正直安いエアコンが買えちゃうレベルです。
 
・プロモーション政策
 
元々高級扇風機を初期に売りだしたのはパナソニックや日立などの大手ではなくバルミューダや山善などの中小企業が先でした。しかし先に次世代扇風機として認知されたのはダイソンの羽根のない扇風機でした。やはりテレビCMでの比較広告は絶大な効果があると思われます。
 
・流通政策
 
日本全国で取り扱いはあるようですが、販売場所は大手家電量販店に限られているようです。扇風機にしては高すぎる価格と機能の多さがスーパーや百貨店などの総合ストアでは現状売りにくくなってしまっているようです。ネット通販でも買えるので機能をよく調べてから買いましょう。
 
高級扇風機が売り上げを伸ばした2つの理由
・震災後日本全体で節電意識の高まり
・風の質へのこだわり
高級扇風機は低価格の扇風機と比べて電気代がおよそ半分で済むのは大きな利点だと考えられます。そして2011年の東日本大震災を境に徐々に省エネ需要が増えてきたことと、それまではもっと高価格だったものが徐々に安くなってきたことがうまく合致して、買い換える家庭が増えたことが一つの要因です。
もうひとつは扇風機の性能にこだわる人が少しずつ増えていることです。従来品では出せなかった細かい風量調節や静音性、首振りの多様化によって扇風機の種類が増えています。特に静音性は就寝時にありがたいということで年齢問わず多くの人の需要が高まっているようです。
今後の課題
高級扇風機の最大の欠点は、家電量販店などの専門店での販売に限られてしまうことです。なぜなら製品の良さをアピールするため製品に詳しい店員が必要になるからと、総合ストアに来る客には価格が高すぎるため売れないからです。しかし価格を下げてしまうとブランド力が落ちてしまったり性能への疑念を消費者が抱いたりする恐れがあるので、低価格扇風機との差をアピールする他ないと考えます。
 もうひとつの問題は誰が使っても低価格製品との違いがはっきりわかるものでなければならないのに、企業のブランド力だけを頼りにした商品ばかり増えてしまうと高級扇風機市場自体が廃れる恐れがあることです。大手企業の商品にはこれが多く見受けられます。そこで扇風機をメインに販売している企業は、もうひとつの冷房器具であるエアコンが高すぎて買えない、けれど普通の扇風機では夏を越せない・・・という消費者をターゲットにして冷風機能を備えたり、付けたまま寝ても風邪をひかない超微風がほしい・・・といった要望に応えてきたと考えます。
 
まとめ
高級扇風機はその価格と製品機能がまだ不釣り合いな状態で、震災というターニングポイントで運良く売れてしまった可能性が高い商品です。たしかに静音性に優れ電力が抑えられるのは強みですが、蓋を開けてみると5000円~10000円ぐらいの中価格帯でもそれなりの機能を備えた商品はありますし扇風機の電気代もたいしたことないのです。企業にとって高級扇風機は少ない販売台数で利益率アップが見込める高コスパ商品であるため撤退するのは惜しいはずです。したがって低価格扇風機との比較を明確にして、流行の高級品としてではなく機能で勝負する商品として販売するべきだと考えます。
 
 
 

熱烈中華食堂 日高屋

こんにちは!坂本雄亮です。

みなさんは日高屋という中華料理店に行ったことはありますか?

日高屋は、株式会社ハイデイ日高が展開する大衆中華料理店で、多彩なメニューを低価格で提供しています。首都圏を中心に現在385店舗を展開中とのことで皆さんも1度は見かけたことがあるのではないでしょうか。

日高屋は、ここ13期連続の増益を達成し、収益率は外食業界髄一といわれています。成長を続け、目標は首都圏に600店舗展開することだそうです。

今回はそんな日高屋についてマーケティング分析していこうと思います。

まず日高屋の競合を分析していくと、

同じカテゴリーの中華料理チェーン店として挙げられるのは、餃子の王将や幸楽苑などです。さらに外食という観点からは、マクドナルドや吉野家などの外食チェーン店全般が競合ということになります。

次にSTPMに基づいて分析をしていきます。

*セグメンテーション・ターゲティング

日高屋の大きな特徴である首都圏の駅前立地への展開を考えると、日高屋HPにあるように、駅前という利便性を生かし、誰もが気軽に立ち寄れるお店を目指していると考えられます。
まず、首都圏に出店を限定していることから地域という地理的変数によってセグメンテーションされ、さらに駅前に出店ということで通勤通学の際に通る機会が多く、その動線上に店舗を構えることでお客さんの来店を狙っている(http://diamond.jp/articles/-/81728?page=2)ということから行動的変数によってもセグメンテーションされる。これらのセグメンテーションから日高屋は、首都圏の駅を日常的に利用する人をターゲットにしていると考えられます。また日高屋のメニューが中華料理全般を低価格で提供していることから学生から高齢者まで男女年齢関係なく、ターゲットにしていると考えます。

*ポジショニング

日高屋を他の中華料理チェーン店と比べると、最も特徴的であるのは駅前立地であることの利便性の良さです。そして多彩なメニューを低価格で楽しめるという気軽さ。これらが他の中華料理店に比べ競争優位であり、この2つの点においてポジショニングされていると考えられます。

*マーケティングミックス

・製品政策

 日高屋のメニューはラーメン、餃子、定食類など様々な種類の料理を提供し、さらにラーメンでも複数の種類があることから製品の幅・深さともにあると考えられます。さらに日高屋はアルコール販売も行っています。〝全メニューの売上高に占めるアルコール飲料の比率は14.5%に上る。同業の中華料理チェーンは4~5%台であるから、いかに高いかがうかがえよう。″(http://diamond.jp/articles/-/81728)とあるように日高屋のアルコール販売は、ビール一杯つけても低価格なこと、駅前出店で路面店では見込めない(車での来店が多いため)アルコール販売への需要によって売上全体の多くを占めています。そしてこのアルコール販売が高い収益率を達成している要因です。

また、“「料理は10人中6人がおいしいと言ってくれればいい」という力の抜き加減。熱烈なファンの獲得を狙うのではなく、万人受けする味とメニューを追求し、「飽きがこない」店を目指している”(http://diamond.jp/articles/-/81728)とあるように日高屋の料理はあくまで幅広いお客さんに楽しんでもらえる味を目指しているようです。

・価格政策

 日高屋の価格は、日高屋の看板にも記されている「390円 税込」という低価格の中華そばをはじめ、餃子(6個)190円、炒め物の定食類は600円台と比較的低価格、全店均一で提供しています。この低価格を実現するため、セントラルキッチンと提携した食材価格の低減、無駄のない食材調達・在庫管理など行っているそうです。

・プロモーション政策

 日高屋はテレビcmなどのマスメディアを使用した広告は行っていません。これは首都圏に出店を限定していることや、駅前に出店しているので人々が目にする機会も自然に増え、出店していること自体が日高屋の広告になっているためだと考えます。店舗前の看板も「390円 中華そば」とあり、低価格で中華料理を食べられるお店と非常にわかりやすいものになっています。

・流通政策

日高屋の出店戦略は上にもあるように首都圏の駅前立地に展開することです。駅前立地となると家賃が高いことがネックですが、その点は深夜営業をすることで対応しています。さらに日高屋のおもしろいところは駅前は駅前でも、マクドナルドなどのファーストフード店の隣に出店しているところです。これはファーストフード店が先に出店していることで、お客さんの流れを利用しつつ、出店する際の立地条件の調査のための費用を節約するためらしいです。

また日高屋は一駅に複数店出店することも多く、埼玉県大宮駅周辺には、14店舗あるそうです。これはお客さんが目にする機会を増やすだけでなく、物流効率の上昇にも繋がります。実際に、埼玉県にある工場ひとつで日高屋全店舗を対応しているそうです。

これらの出店戦略は、経営の効率化に直結し、日高屋の低価格のメニューが実現できる理由の1つとも考えられます。

日高屋をSTPMで分析してみたところ、日高屋の成長の要因は徹底した首都圏における駅前へのドミナント出店戦略にあると考えます。

駅前への出店をうまく利用し、広告、物流の面でのコストを削減することで低価格メニューを実現しました。さらに駅前立地を生かしてアルコールを販促し、利益率の向上に繋がりました。

日高屋は駅前出店が強みであると思いますが、これからはその強みが問題点になってくることも考えられます。家賃が高いことを営業時間でカバーしていますが、首都圏で展開している以上、人件費は比較的高めであり、これからの人口減少また景気回復傾向とともにさらに人件費がかかると考えられます。新規出店にもコストがかかるため、人材確保、人件費に気を配りながらも、成長のための新規出店を慎重にしていくことが重要であると私は考えます。

   (ダイヤモンド・オンライン 2015/11/27)

   (東洋経済オンライン 2015/6/10)

   (日高屋HP)

   (株式会社ハイデイ日高 IR情報)