月に一回謎が届く新しいサブスクリプションサービス

こんにちは。三年生の有吉です。

今回は、私自身も加入している面白いサブスクリプションサービス「Mystery for you」について紹介したいと思います。

 

近年体験型の「リアル脱出ゲーム」が広まっています。様々なアニメやゲーム作品などとコラボしており、中でも株式会社SCRAPは、コロナ禍前までは以下のグラフのように、売上高がどんどんと成長していました。

全国の都市にイベント会場を拡大<br /><small>●スクラップの売上高推移</small>

しかし、コロナウイルスの広まりにより、外出を自粛することが求められるようになり、会場に来ることのできない顧客が増加しました。

「Mystery for you」は、そんな「リアル脱出ゲーム」を企画運営している株式会社SCRAPが、第1回目の緊急事態宣言が発令された2020年、「お家で過ごす時間に、もっと未知のワクワクをプレゼントしたい。」そんな想いから、始動したプロジェクトです。

 

公式サイトの説明文を引用させていただくと、

毎月、あなたのお家に驚きの仕掛けや感動が詰め込まれた謎や物語をお届けします。

折ったり切ったり仕掛けいっぱいの謎、心温まるストーリーに包まれた謎、超高難易度なパズル。あなたにピッタリ合うのは何でしょう?

どんな体験が届くのか、それは未来のお楽しみ。

頭をフル回転させるパズルが届くかもしれないし、不思議な少女からの手紙が届くかもしれません。

1人のお家時間の楽しみに、ご家族みんなでの遊び時間に。

お家で、好きなタイミングで謎解きが遊べます。

「今月は、どんな謎が届くのだろう」

そんな日々を想像すると、毎日がちょっぴり楽しくなると思いませんか?

私たちも、あなたのことを思い浮かべて丹精込めて謎をお送りします。

あなたの家のポストが、壮大な物語への入り口になるかもしれない。

お家で過ごす時間に、流れる日々に、もっと未知のワクワクをプレゼントしたい。

そんな気持ちで、このサービスを立ち上げました。

 

といった素敵なメッセージが込められています。

私は、このサービスをインターネット上で実際に加入している人の感想を見て、「加入してみたい!」と思い、2021年の1月から加入し、今でも加入し続けています。

このサービスの面白い点としては、コロナ禍により実際に店舗に訪れて、謎解きの講演を楽しんでいた顧客に対して、新たな形の謎解き体験を提供することができる点や、継続加入特典が充実しており、特に12ヶ月継続加入特典である、毎月謎と一緒に届く小さなメッセージカードを生かした壮大な謎の存在により、顧客に12ヶ月加入したいと思わせることができる点が挙げられます。今後も継続特典は増えているため、新しい特典がどのようなものが増えていくのか楽しみです。

謎解きは、高度な知識は必要なく、ひらめき力さえあれば何歳からでも楽しむことができ、毎月届く謎の難易度も三段階に分かれています。自分に合った謎を楽しむことができることもこのサービスの良い点です。

2022年4月現在、9000人がこのサービスに登録しており、今後も増えていくことが予想されます。皆さんもぜひおうちで頭を使ってみませんか?

ここまで読んでいただきありがとうございました!

参考文献

Mystery for you 公式サイト https://www.scrapmagazine.com/mysteryforyou/ (最終閲覧日2022/04/19)

謎解きのサブスクリプションサービス「Mystery for You」があなたの新生活を応援。 「Mystery for You 新生活応援キャンペーン」が開催決定! https://www.scrapmagazine.com/news/mfy0404/ (最終閲覧日2022/04/19)

日経ビジネス『「謎解き」体験で若者呼び込むSCRAP』 https://business.nikkei.com/article/report/20150303/278209/092800038/ (最終閲覧日2022/04/19)

 

Nintendo Switchはなぜ長期的に売れたのか

こんにちは、3年の田中です!

みなさんNintendo Switchを知っていますか?

Nintendo Switchは2017年3月3日に任天堂から発売された家庭用ゲーム機です。Nintendo SwitchはLiteと近年発売された有機ELモデルとノーマルタイプの3種類存在します。今回はLiteと有機ELは除いて話を進めていきたいと思います。

ではまず売り上げについて見ていきましょう。任天堂によるとその売り上げは2021年12月末時点でハードは1億354万台、ソフトは7億6641万本にも及ぶ大ヒットとなっています。特徴的なのは長く売れ続けていることです。以下のグラフを見てください

これは2021年3月度までのものですが見てわかる通り、発売から4年が経つにもかかわらず、売れ行きが伸び続けています。なぜ発売から月日が経つにもかかわらず根強い人気があるのでしょうか。今回はNintendo Switchを4P(Product、Price、Place、Promotion)の観点から分析してみたいと思います

1,Product―ソフト、ハード面による強み

任天堂にはオリジナルの人気が根強いソフトがあり、それらのソフトを発売することでソフト面による強みを存分に発揮しました。またハードにおいては携帯性、ゲーム起動時の快適性、振動、インターネット通信など現代人にあった機能を搭載しました。そしてNintendo Switchにはテレビモード、テーブルモード、携帯モードの3つのモードが存在します。ライフスタイルに合わせてこれらを選べるのも大変大きな強みとなっています。

2,Price-高価ではない価格

一般的なSwitchの価格は約3万です。少し高く思えるかもしれませんが搭載されている機能を考えるとこの価格設定は割安なのです。先ほども述べたようにNintendo Switchにはテレビモード、テーブルモード、携帯モードが存在します。これによりライフスタイルに合わせて使い分けることができます。大画面液晶でプレイするPS5は約5万、持ち運び可能なPSPは約3万。この2台の利点を1台でまかなうことができると考えるとSwitchが高額ではないことがわかると思います。

3,Place―安定的な供給

Switchは発売当初需要が増大しましたが、それに合わせて供給を一気に増やさず安定的な供給を行いました。一定の品薄状態を続けることでハードの価値を長年保つことに成功しました。これが数年間の安定的な業績を確保したのです。(コロナ禍も同様)

4,Promotion-現代的な広告手法

Nintendo SwitchにはSNSやゲーム実況にあわせた機能が存在します。例えばTwitterやFacebookと連携しプレイ動画やスクリーンショットを即投稿できる機能、またゲーム動画配信プラットフォーム「OPENREC.tv」と契約を交わし収益化を認めました。これらによってSwitchは現代的広告手法であるSNSとゲーム実況に密接にかかわり、より多くの人の目に留まるようになりました。

このようにSwitchは4P全ての分野において強みを有しており、シンプルかつ模範的なマーケティング手法が用いられています。シンプルかつ模範的なマーケティング手法であるからこそSwitchが長年愛される続ける結果となったのではないでしょうか。今後も新ソフトの発売などSwitchから目が離せません。みなさんもぜひ購入してSwitchの魅力に触れてみてください。

参考文献 https://www.nintendo.co.jp/hardware/switch/

https://biz-journal.jp/2017/12/post_21653.html/amp

 

 

 

「もったいない」をZEROにする

こんにちは。3年の池田です。
突然ですがみなさん、「fuubo」をご存じですか?

「fuubo」とは、非対面・非接触・キャッシュレスで賞味期限の近い食品を安く便利に購入できる無人販売機のことです。

実は私もつい先日まで知りませんでした。なぜ知ったかというと、この「fuubo」が都立大の7号館に設置してあったからです!(驚)初めて見かけたときは「賞味期限の近い商品が置いてあるんだ、へぇ〜すごい」などと、興味はあるもののどこか他人事で、利用せずにいました。

しかし、フードロスについて詳しく調べてみると、日本では年間612万トンの食品が廃棄されており、国民一人あたりに換算すると毎日お茶碗1杯分の食料を捨てていることになるということがわかりました。また、フードロスの発生には事業系と家庭系の2つがあり、約半分が事業から、残りが家庭から出されており、私たちもフードロスに深く関わっていることを知りました。

一人ひとりの小さな一歩が大事なのかもしれない。私はそう感じ、フードロス削減を目指す「fuubo」について詳しく調べてみることにしました。

 

先ほども紹介しましたが、「fuubo」とは賞味期限の近い商品を安く便利に購入できる無人販売機であり、2021年6月にフクシマガリレイという企業と協力し、ノーフードロスロッカーとして共同開発されました。
このサービスでは、賞味期限が残っているにも関わらず、流通が困難という理由や、包装不良というだけの理由で廃棄されてしまう商品を、C&C(クリックアンドコレクト)という、ECサイトで購入した商品を専用の受取BOXから受け取ることができる仕組みを通して積極的に販売しています。

都立大ではこのような商品が販売されているようです。
設置場所によっては地域の名産品なども販売されており、地方創生にも貢献しています!

メリットとしては、以下の4つが挙げられます。
・非対面・非接触・キャッシュレスで、コロナ禍でも安全に商品を購入できる
・web上で先に購入しているため、事前に在庫を確保できる
・ロッカータイプのため、時間に制約されず自分のタイミングで取りに行くことができる
・クレジットカード以外にpaypayやLINEペイなどのキャリア決済も利用可能

そして「fuubo」の最大の特徴は何といってもその価格!賞味期限の残日数などに合わせて価格が変動するダイナミックプライシングを導入しており、およそ3割から5割引き、最大で9割引きで購入することができます。みなさんも、同じものを買うなら安いほうがいいと思われるのではないでしょうか!また、一般の商品と比べ賞味期限が近いから早く食べ切ろうという意識にも繋がりますね!

購入の流れとしては、以下の3ステップです。

これだけ簡単であれば、面倒くさがり屋の私でもできそうです(笑)ドアを開けたとき、購入していない商品も取ることができてしまいそうという懸念にも、防犯カメラの設置によってユーザーを特定することで対処しています。

また、この事業によって発生した利益の一部は、飢餓で苦しむ世界の子供たちに寄付をしていくことが計画されています。生産者はフードロスを減らすことができ、消費者は商品を安く購入することができ、世界の貧しい子供は寄付を受けることができる。この三者のwinwinwinを実現することができるなんて、素敵なサービスだと思いませんか?

資本主義の中、大量生産・大量消費が当たり前になった時代。生産者側も消費者側もモノを捨てることに抵抗がなくなってきているように感じます。しかし、フードロスの問題は他人事ではありません。せっかく購入した食品を捨ててしまうことはお金を捨てていることと同じであり、家計の負担につながるといった家庭の問題にもなります。また、廃棄された食品を焼却処理する際に排出されるCO2によって地球温暖化が進んでしまうといった世界規模の問題にも繋がってしまいます。

「fuubo」のようなサービスが普及することで、生産者・消費者のモノに対する消費の意識が変化し、「もったいない」をZEROにしようとする動きが高まることを切に願っています。
今なら学生限定で無料で商品を受け取れるクーポンも配布しているそうなので、この世界を救う第一歩だと思って、みなさんもぜひ「fuubo」を利用してみてください!

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

【参考文献】
食品ロスの現状を知る:農林水産省 (maff.go.jp)
【公式】SDGsを実現する食品ロス削減ボックス「 fuubo(フーボ) 」 (fuubo-nofoodloss.com)
みなとくが取り組む食品ロス削減WEBサイト 「fuubo」×NFLロッカーで廃棄削減に貢献 – 業務用冷蔵庫・厨房機器お役立ちサイト|フクラボ (galilei.co.jp)
食品ロスは何が問題?社会や家庭が受ける影響と3つの原因を解説 | クレライフ | クレハの家庭用品サイト (kurelife.jp)

 

パン好きによる「ロスパン」削減事業

こんにちは!3年の保里です。

近所に美味しいパン屋さんを見つけました。人気店で朝早くから行列ができます。早起きができない私はまだ一度しか行けていません。もう一度行きたいので早起き頑張ります。

パン屋さんには毎日多くのパンが並べられていますよね。それらは必ずしも毎日すべて売れるわけではなく、まだ食べられるのに捨てられてしまうことも少なくないのが現状です。

パンに限らず、このような食品ロスは日本全国で深刻な問題となっています。農林水産省によると、日本における1年間の食品ロスは約612万トンで、東京ドーム約5杯分だそうです。

このような中、パンの食品ロスに注目し、「ロスパン」の削減を目指して始まったサービスが、パンのお取り寄せ・通販マーケット「rebake」です。

(画像:https://rebake.me/)

ロスパンとは、天候などの理由により売れ残ってしまった、まだ食べられるのに捨てられてしまうパンのことです。

rebakeには全国のパン屋さんが参加しており、購入希望者は自分が食べたいロスパンセットの購入予約をすることができます。そしてロスパンが発生した際に、予約していた人のもとへ冷凍便等で発送されます。ロスパンはいつ発生するか分からないため、待たせすぎないように購入制限を設ける、受け取れない期間を設定してもらうなど様々な工夫がなされています。

消費者は家にいながら全国のパン屋さんの商品をお得に試すことができる上、食品ロス削減にも貢献することができます。パン屋さんも、パンを捨てる必要がなくなります。このようにrebakeは事業を通して「人も食べ物も社会も幸せに」な社会を目指しています。実際、毎月30~40トンのロスを削減しています。日本全体でみると微々たる量かもしれませんが、パンに限らずこのような意識を広めていくことが食品ロス削減、さらにはサステナブルな社会の形成に繋がるのではないかと考えます。

パン屋さんは基本的に限られた地域の顧客しか獲得できませんでしたが、これを全国に広めることができたのは革新的であると言えます。また、全国のパンを食べたい、パンを無駄にしたくないという「パン好き」をターゲットとしていると考えられます。この消費者は企業理念に共感し、購入までに時間を要することに対して寛容であるため、システムが成り立っているのではないかと感じました。

私自身ずっと気になってはいましたが、まだ利用したことがないのでこれを機に利用しようと思います。早起きしなくても美味しいパンが食べられそうです。でも家にはトースターがありません。これではrebakeできません…。トースターを買うか、早起きするか、検討します。

パンが好きな方はぜひ調べてみてください!ここまで読んでいただきありがとうございました。

(参考文献)

「食品ロスとは:農林水産省」https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2010/spe1_01.html(4/19参照)

『パンのお取り寄せ・通販サイト「rebake(リベイク)」』https://rebake.me/(4/19参照)

「売れ残りのパンを通販でロス削減。パン好きもパン店も笑顔にするサービス」

https://news.yahoo.co.jp/articles/43421c0346a3d8855124a88f4eef49bc791d657e(4/19参照)

リユースカップでプチ得に!?

こんにちは!3年の伊東です。

近年、環境悪化の原因であるプラスチックごみの削減に向けて、様々な取り組みが行われています。代表例として、2020年7月からレジ袋が1枚当たり2~5円ほどで提供されるようになったレジ袋の有料化があげられます。
そこで、今回は捨てずに返す容器のシェアリングサービス「Re&Go」を紹介したいと思います。

2022年4月4日~7月31日の間、東京・丸の内・渋谷エリアのローソン4店舗にて、「MACHI café(マチカフェ)」商品で、繰り返し利用できるリユースカップの提供実験に参画することを発表し、実施しています。
これは、LINE内の「Re&Go」のアカウント上で「容器を借りる」を選択し、リユースカップのQRコードをスキャンしてカップを受け取ることで、対象商品を10円値引きするサービスです。返却時は「容器を返却」を選択し、店舗にあるQRコードを読み込めば完了となり、利用者はリユースカップを、対象店舗であればどこにでも返却できます。21年11月からスターバックスが同様に実証実験を開始しており、ローソンで受け取ったリユースカップをスターバックスで返却することも可能となっています。

私の勝手なイメージですが、毎日決まったカフェやコンビニで毎日同じコーヒーなどのドリンクを買い、それを片手に出勤するのがルーティンとなっている会社員もいるのではないかと思います。そういった人のように、何回も購入する人にとって、10円の値引きは購入すればするほど、20円、30円…100円とお得になるため、リユースカップのサービスを利用する人は多いだろうと考えられます。また、プラスチックごみの削減など環境問題への意識が高い人にも需要があるでしょう。
しかし、LINEでの返却作業等の時間や手間を考えるとたった10円くらいなら支払ってしまおうと考える人も一定数いるのではないかと思います。実際に、レジ袋の有料化が始まってから、私含め、マイバックを持ち歩くようになった人がいる一方で、現在もお金を払ってレジ袋を買っている人が沢山います。そのため、このサービスを利用したいと思わない人々をどう巻き込んで利用してもらうかが重要となってくるでしょう。

近年、企業は利益だけでなく、社会貢献活動も求められています。そこで、多くの企業が、このリユースカップの取り組みに参画すれば、多種多様な企業がつながり、ローソンで借りたリユースカップをスターバックスで返却が可能になったように、返却場所が増えることで、リユースカップを利用しやすくなり、普及しやすくなるのではないかと思います。また、同時に、プラスチックごみ削減の取り組みも促進できるため、少しでも多くの企業が参画するべきだと思います。また、現在は実験段階ですが、今後多くの店舗でこのサービスが開始された際には、リユースカップを利用してみてはいかがでしょうか。

【参考文献】
https://www.reandgo.jp/
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2204/04/news114.html

100均大手ダイソーの新業態

こんにちは。3年の近藤です!

今回は、昨年に1号店が開店し、今月新店舗を出店したばかりの株式会社大創産業の新業態「Standard Products」について紹介しようと思います。

Standard Productsは渋谷、新宿店に次ぎ銀座が3店舗となる

(画像:Standard Products 銀座店)

このブランドは「ちょっといいのが、ずっといい。」をコンセプトとして掲げ、アイテム価格平均を300円としたブランドオリジナルの生活雑貨を扱っています。この背景には、環境やライフスタイルの変化に伴う良質で心地いい製品を長く使いたいというニーズの変化があり、普段の生活で使う日用品をちょっと楽しく、という思いから生まれました。

生活に取り入れやすいベーシックで洗練されたデザインや白・グレー等の落ち着いた色味の商品が多く、ブランド名にあるstandardという単語からも、ターゲット層は広く設定していると考えられます。実際に私も店舗に行ったことがありますが、女子大生から夫婦や家族連れ等、年齢・性別は様々でした。また、同社のブランドである「ダイソー」とは全く違った雰囲気であり、統一された内装やデザインがとても印象深かったです。

そして、Standard Productsは見た目だけでなく品質にもこだわっています。具体的には、老舗文具メーカーの職人がつくる国産の鉛筆やカトラリー、間伐材で作った木製の小物などです。品質にこだわることにより、100均では見慣れない500円・1000円等の高価格帯な商品もありますが、SDGsやサステナブルが注目されている今、長く使えて環境にも配慮された商品は消費者の目にも止まりやすいと思います。

(画像:東京都檜原村の間伐材を使用したアロマブロック)

これまでStandard Productsは、渋谷と新宿の2店舗のみでしたが、今月の15日に銀座店、16日に梅田店(西日本初)が出店しました。銀座店では、これまで紹介してきた「Standard Products」、同じく大創産業のブランドである「THREEPPY」、誰もが知っている「ダイソー」の3ブランドが広大なフロアに同居する形での出店となっています。3つのブランドで戦略が少しずつ異なり、新たに国産商品を取り入れた「独自性」、キャラクターからくすみカラー中心へとコンセプトを変更した「脱個性」、環境配慮を意識した「サステナブル」がそれぞれのテーマです。新商品を取り入れたりコンセプトを変更したりすることで新たな顧客獲得を目指すとともに、3つのブランドを同じフロアに配置することで各ブランドのターゲット層拡大にもつながるのではないでしょうか。

このように、すでに注目されつつある「Standard Products」ですが、今後もさらに拡大し続けていくと考えられます。私自身行ったことがあるのは新宿店だけであったので、今回ブログを書いたことにより他の店舗の商品も見てみたいなと感じました。皆さんも近くに行った際はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか!

〈参考〉

Standard Products公式ホームページ Standard Products

「ちょっといいのが、ずっといい。」普段の生活で使う、日用品をちょっと楽しく。大創産業、新業態「Standard Products」をオープン|株式会社大創産業のプレスリリース (prtimes.jp)

銀座にダイソー旗艦店オープン 注目の商品から見えてくる販売戦略とは?:初の3ブランド融合店(1/4 ページ) – ITmedia ビジネスオンライン

憧れのブランドでお出かけに

こんにちは!3年の長田です。

今日は、今女性の間で人気を集めている「ブランドバッグレンタルサービス」についてご紹介したいと思います!

最近、お高いバッグを持ち歩く女性達、多くないですか?20代前半か、もしかすると10代かもしれない子達が、普通に購入したら数十万もするようなバッグを手に歩いているのを見かけると「どこにそんな財力が…」なんて思ってしまいますよね。

勿論、自分でお金を貯めて、ずーっと欲しかったバッグを購入して、大事に使っている方もいると思います。しかし、最初に挙げた「ブランドバッグレンタルサービス」を利用しているからかもしれません。

このサービスは既に様々な企業によって提供されていますが、その中でも私は株式会社K-GOLDインターナショナルが提供する「SHAREL」というサービスを紹介したいと思います。

このサービスは、月額4800円(税込5280円)で64ブランド、約1万点のアイテムから自分の好みのブランドの商品を借りることができるんです!

学生や若い人々にはお高いように感じるかもしれませんが、1日あたり178円です!返却期間も特になく、他の気に入ったカバンと交換し放題なので、その時の気分によってブランドバッグを変えたり、TPOに応じて普段使いや、パーティー用など使い分けをすることも可能です。

それだけでなく、カバンだけでなくジュエリーや時計などのアクセサリーもレンタルを行っています。そのため、レンタルしたバッグに合わせてお高いジュエリーを身につけてお出かけに…なんてこともできちゃうんです。

私はこのサービスに関して、ファッションやオシャレに敏感な若い女性達の心を上手く掴むサービスだなと感じました。まず、若い女性は友達や恋人と出かけることも多く、InstagramなどのSNSへの投稿に力を入れている方も多数見受けられます。その為に、同じ服やアクセサリー、バッグを毎回使い続けることに恥じらいを持つ方も意外と多いんです。その為に、月額4800円という、他のレンタルサービスよりも安価で沢山の憧れのブランドのバッグ、加えてアクセサリーまで利用出来るというのはそういった女性の気持ちを解消させてくれる嬉しいサービスなのではないかと思います。

ブランドバッグを1つ使うだけでも、今までは数十万、あるいは数百万もの値段がかかってしまっていましたが、このサービスを利用すれば、そういったバッグを何十個、何百個も試すことができるかもしれませんね。

気になる方は一度利用してみるのはいかがでしょうか。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

 

参考文献

「SHAREL 公式ホームページ」(https://sharel.co)4/18参照

「ブランドバッグレンタルサービス5選 | 選び方や使い方を紹介」(https://www.rere.jp/beginners/35431/#Laxus) 4/18参照

コインランドリーで自分時間

こんにちは!3年生の金平です。

本日は、「Baluko Laundry Place」というコインランドリーを紹介します。

コインランドリー利用時、その場で終了するまで待っているのは、時間がもったいないように感じてしまいます。また、従来のコインランドリーは狭くて薄暗いイメージが強く、待っているのが苦痛に感じることもあるでしょう。とはいえ、一旦帰宅するのも盗難の危険などがあり、怖いですよね。

しかし、「Baluko Laundry Place」を利用すれば、時間を持て余すことなく、洗濯をすることが可能です。
なぜなら、このコインランドリーにはカフェが併設されているからです!

(画像:Baluko Laundry Place|Café ー 洗濯の待ち時間も、おいしいコーヒーで豊かな時間に。 | Baluko Laundry Place)

美味しいコーヒーを飲んだり、食事をしながら、ゆったりと待つことができます。加えて、カフェにはWi-Fi環境も完備されているので、学生の方が課題をしたり、社会人の方が作業をするのにも良さそうです。
また、人が多く集まっているコインランドリーならば、盗難の心配も軽減されるのではないでしょうか。

従来は、洗濯物を洗うということが主な目的となり、コインランドリーに出かけていた方が多いと思います。家庭では洗うことが難しい大型の洗濯物を洗う、雨でずっと洗えていなかった洗濯物を洗うなどといった目的です。
もちろんそれでも顧客は獲得できますが、それだけでは、店舗を選ぶ要因が「家から近いこと」だけに絞られてしまうと思います。しかし、カフェが併設されていることで、美味しいものを食べる、自分の趣味に時間を使う、課題をする、作業をするなどといった、自分時間の”ついで”として、コインランドリーを利用することが可能になるのではないかと考えます。つまり、コインランドリーを利用する主な目的が、「洗濯をすること」から「自分の時間を過ごすこと」に置き換わったということです。

カフェを併設するだけで、今までのターゲットとなる顧客の獲得に加えて、
①盗難などの、コインランドリーのマイナスなイメージの軽減
②多少遠方に住んでいる人々に対しての利用の動機付け
③洗濯をすることを主な目的としない新規顧客の獲得
が可能になると考えました。

また、カフェを利用せず、一度帰宅する場合でも、ウェブページから残り時間を確認することができ、”もったいない時間”を減らすことができます。

さらに、「忙しく時間がない方・洗濯嫌いの方・衣類をずっと大切に着たい方」向けに洗濯代行サービスを提供しており、新規顧客の獲得に力を入れていることがうかがえます。

「帽子、革製の靴、着物、バッグ」などの特殊クリーニングもできる他、スニーカーを洗うこともできるそうで、とても便利なので、おでかけついでに一度利用してみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

(参考)

「Baluko Laundry Place ホームページ」(Baluko Laundry Place|洗濯ならバルコ ランドリープレイス)  4/17参照
「じゃらんニュース 最新の「コインランドリー」はこんなに進化していた!おしゃれでキレイは当たり前【東京】」(最新の「コインランドリー」はこんなに進化していた!おしゃれでキレイは当たり前【東京】|じゃらんニュース (jalan.net))  4/17参照

 

エスキモーが氷を買うとき

3年の吉尾です!

「エスキモーが氷を買うとき」

なんのこっちゃ?というタイトルですが、プロスポーツがテーマのれっきとしたマーケティング書です。日本では大谷翔平選手の活躍が連日ニュースで取り上げられますが、どのチームにもそういったスター選手がいるわけではありません。むしろそういった選手がいるチームは一握り。では一体、スター選手のいない「その他大勢」のチームはどのようにしてファンを集めているのでしょうか。

この本の著者であるジョン・スポールストラはニュージャージー・ネッツ(NBA)をはじめ、アメリカのプロスポーツチームのコンサルタントやGMを歴任したスポーツビジネス界のカリスマです。“カリスマ“と呼ばれる人が増えて久しいですが、その中でも注目されたのは彼が在籍したチームが軒並み弱小チームだったからです。

彼がコンサルタントに就任した1990年当時ネッツは暗黒時代真っ只中、観客動員数は5年連続最下位という状況でした。しかし、スポールストラはやはり只者ではありません。徹底した売上至上主義を掲げ、常識破りのマーケティングによってチームの売上高を500パーセント増加させたのです。

ここで、彼が行った常識破りのマーケティングをいくつかご紹介したいと思います。

 

  1. 相手チームのスーパースターの利用

当時、ネッツにはスター選手がいませんでした。そこで、マイケル・ジョーダンなど国民的スターがいるチームとの試合チケットを一つのパッケージにして販売したのです。自分のチームにスターがいなければ相手を利用すればいい。日本では考えられない逆転の発想です。

  1. 破格のファミリーチケット

ファミリーレストランの協賛試合では、4人分のレストランでの食事とグッズ、チケットがセットで39ドル55セントという破格のチケットを販売しました。たとえ魅力的ではない対戦カードでもファミリー層が集まることでスタジアムが満員になりました。

 

「スポーツマーケティングにおいて重要なのは、エスキモーに氷を買わせるだけのアイデアだ」というのがタイトルの真意でしょう。常識破りのマーケティングという考え方を学べば、スポーツ観戦だけでなく日常生活がより楽しくなります。ビジネス書だからと肩肘張らず、気楽に読める名著です。ぜひ読んでみませんか。

 

コロナ禍に見られるバイク需要とYouTube

はじめまして3年の小川です。僕が紹介しようと思っているものはモトブログというものです。

モトブログとはバイクに乗ってそこから見える風景などの映像を流しながら日常の話などを運転者が話す種類の動画のことです。

今までバイクと聞くと「危ない乗り物」とか「不良が乗ってる」みたいなイメージをする人が多かったのですがこのコロナ禍が始まってからは満員電車の密を避けたいなどと言った理由でバイクの需要が急激に高まっています。そしてコロナの影響で半導体不足などが影響した結果バイクも品薄が続き新車より中古車の方が値段が高いというなんとも奇妙な現象まで起きている程です。

そして僕も友人がバイクの免許を取ったことから自分も乗りたくなり親の反対を押し切りバイクの教習所に通うことにしました。ですがなかなか自分の都合と教習の空きが合わず全然上達出来ないなぁ…と思ってYouTubeで「バイク教習のコツ」にまつわる動画を見るようになりました。「スラローム」「一本橋」「S字」「クランク」などさまざまな種目があるバイクの卒検に向けてこうした動画のアドバイスを取り入れてみよう…!!と思っていたらモトブログというものを見つけました。バイクに乗って景色が綺麗なところや美味しいご飯屋さんなどを巡ったりする動画はまさに自分がバイクを運転している気分になるしバイクに乗れるようになったらこんなことをしたいな、と思えるような動画ばかりでした。

もともとYouTubeで人気のある動画というのは「いつかやってみたいけどなかなかできない…」と言ったものが多かったように感じます。例えばゲーム実況や有名YouTuberの「〇〇してみた」系の動画などではそうした擬似体験をYouTubeというサイトを使って多くの視聴者が経験していたように思います。

モトブログの知名度自体はまだそこまで高くありませんがバイク系YouTuberは一定数存在していて40万再生を叩き出す人も少なくないです。またスピードワゴンの井戸田さんがハンバーグ師匠チャンネルでバイクYouTuberとして活躍されています。

これを読んでくださる皆さんも是非モトブログを見てみてはいかがでしょう。僕も免許こそ取れましたがバイクの購入、親の反対などまだまだ公道デビューまでの道のりは遠いのでモトブログを見て我慢しようと思います。