静岡といえばさわやか

こんにちは!3年の松島です。
校内の木々が赤や黄色に色づき、すっかり秋めいてきましたね!
大学祭も終わり、平和な日常に戻りつつあります。

ところで、みなさんは静岡と聞いて何を思い浮かべますか?
お茶や温泉と答える人が多いと思いますが、私は静岡県民として、「炭焼きレストランさわやか」
というファミリーレストランをおすすめします!
私は県外に出てから、こんなにさわやかが人気なことに驚きました。
そこでなぜさわやかがこれだけ人気なのか分析していこうと思います!

さわやかを分析するにおいて重要になってくるのが『集中戦略』です。
集中戦略は、「地元でしか商売しない。他の地域には進出しない」とか
「富裕層しかターゲットにしない」「若年層しか狙わない」といったように
特定のセグメントを狙い撃ちにした戦略です。

集中戦略の効果の一つ目は、お客さんの情報が密に集められることです。
特定の市場に集中すると相手にするお客さんが絞られるので、その分情報が密に取れます。
特定の人の情報”だけ”集めればいいので、その分情報の質が濃くなります。

二つ目は、「コアなファン」が現れることです。
そしてこのコアなファンが絶大な力を発揮します。とにかくこの人たちは
リピートでどんどん利用してくれるので、この人たちがお金を落としてくれます。
そして、この人たちは信仰に近い想いを持っていることが多いので、どんどん宣伝してくれます。

そして三つ目は、独自のブランドが形成されることです。
静岡でさわやかを知らない人はいないぐらいの勢いです。
そうするとどうなるかというと、さわやかが無い地域の人たちがどこからかその情報を
仕入れて興味を持ち始めます。
「おい!静岡には静岡にしかない超人気のハンバーグ屋があるらしいぞ!」
という具合になります。場合によっては話に尾ひれがつくかもしれません。
結果として、「静岡といえばさわやか」というようにブランド化し、
県外からの客も獲得できるようになります。

このように、さわやかは集中戦略を採ることで、プレミア感を出すことができているのだと
思います。皆さんも是非静岡に行った際は食べてみてくださいね!

ポッキー

昼間と夕方の気温差が激しくなってきましたね。こんにちは、3年の小山です。
皆さんは普段お菓子を食べますか?私の周りにはあまり食べる人は多くないのですが、もし現在はあまり食べる機会が無くとも、子供の頃ならば食べた!という方も多いと思います。今回はそんなお菓子の中でも、11月11日、ポッキー&プリッツの日が近いということでポッキーについてお話したいと思います。
 
スティック状菓子の代表的な存在であるポッキーとプリッツ。ポッキー&プリッツの日は、日本記念日協会に認定を受け、その形が数字の”1″に似ていることから平成11年11月11日の”1″が6個並ぶおめでたい日にスタートしました。

 グリコのIR情報を見てみると、売上全体である3200億の内3分の1がポッキーを含む菓子類です。菓子類が1000億の売上になります。カテゴリー別売上のIRを見ると、ポッキー含むチョコレート類の売上規模は360億で海外比率はまだまだそんなに高くはありません。
ポッキー自体の売上高は公開されていないのでなんとも言えませんが、コンビニに限って言えば11/1の時点で通常の3倍の売上があるそうです。

 それに加え、10月から始まるポッキーの日に向けたCM戦略がじわじわと売上を作り、このグラフからも見て取れるようにやはり11/11には爆発的な売上を記録しています。
また、グリコはシェアハピダンスコンテストを開催し、ポッキー自体にはまったく関係のないイベントを開催し、世間への更なる浸透を図っているようです。2015年時点でポッキー100億個の販売実績をもつグリコは、2020年には200億個の販売を目指しているようなので、ポッキー&プリッツの日のようなイベント日やイベントによる世間への浸透、また海外での売上増加によって実現が近づくと思います。

参照:https://www.glico.com/jp/newscenter/pressrelease/7713/

http://tatase.hatenadiary.jp/entry/2015/11/08/%E3%83%9D%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%84%E3%81%AE%E6%97%A5%E3%81%A7%E3%83%9C%E3%83%AD%E5%84%B2%E3%81%91%E3%81%99%E3%82%8B%E3%82%B0%E3%83%AA

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モスバーガーの分析

こんにちは!3年の木村です。
今回は日本における有力なハンバーガーチェーン店の「モスバーガー」を取り上げ、その視点から戦略を考えていこうと思います。
モスバーガーの現状についてSWOT分析をしてみます。
Strength(強み)
・健康志向(食品の見える化)
・清潔
・高品質・高価格
・フランチャイズオーナーの質
モスバーガーはフレッシュな食材を使用し、健康志向を売りにしており、比較的高品質の商品を高価格で販売しています。また、店舗の9割がフランチャイズ契約で展開されており、本部からの強力なサポートと教育の下、フランチャイズオーナーが店舗を運営しています。
Weakness(弱み)
・宣伝力
・値段
・回転率
・敷居の高さ
業界1位のマクドナルドと比べると値段が少し高めで、回転率も低いです。その分店内の雰囲気は落ち着いていて、住宅街への出店にも積極的です。
Opportunity(機会)
・健康志向
近年、消費者の健康志向が高まっています。
Threat(脅威)
・ファストフード業界の悪いイメージ
・安価なファストフード店
・原材料の価格高騰
健康志向を売りにしているとはいえ、ファストフード店にある不健康のイメージや他店舗の安価な商品は脅威となります。また、原材料の価格高騰に左右されてしまう傾向があります。

日本最大シェアを誇るハンバーガーチェーン店であるマクドナルドが、豊富な商品を安く販売するコスト・リーダーシップ戦略をとっているのに対し、モスバーガーは独自の強みを活かした差別化戦略をとっています。近年、少子高齢化や健康志向が高まっているという状況を踏まえると、モスバーガーはこの機会を活かしていくべきだと思います。
しかし、モスバーガーのブランドイメージが定着してきた中、これからもあくまで「ファストフード店」として自社を位置づけていくのであれば、注文を受けてから商品を作り始める「アフターオーダー制」を見直し、さらに提供を早めることに努める必要があるようにも感じます。

DAZNの躍進

dazn に対する画像結果

こんにちは、3年の岩崎です。
私はサッカーが好きで海外の試合やJリーグをテレビなどでよく観戦しています。
ネットやテレビでJリーグの試合を観るとなると以前はスカパー!からでしたが、昨年イギリスの動画配信サービスDAZN(ダゾーン)が総額2100億円でJリーグの放映権を10年間獲得し、スカパー!から奪い取るという形になりました。
そこで今回は動画配信サービスを行っているイギリスのDAZN(ダゾーン)について4Pを使って分析してみたいと思います。


Product
DAZN(ダゾーン)はAmazonPrimeやNetflixなどと同じVODサービスで、契約してアカウントを作成すれば、国内外のサッカー、野球など年間6000試合以上のスポーツが定額で見放題になります。また今年からイングランドのプレミアリーグを毎節最大5試合、来年からはチャンピオンズリーグの放映権も獲得し、特にサッカーの分野で飛躍しています。

Price
価格は定額制で月額1,750円で見放題になります。
参考までにスカパー!は2,980円と1,000円以上高い設定になっています。
また、DAZNはdocomoと提携し、docomoユーザーは月額980円で利用することができるようになっています。

Place
DAZNのサービス自体2016年の夏にでき、ドイツ、スイス、オーストリアでサービスを始め、その後すぐに日本でも始まりました。今後も配信対象国を拡大すると発表しています。

Promotion
主にテレビCMで広告を行っていますが、docomoと提携しているためdocomoのテレビCMや店頭などでもプロモーションが行われています。

サービス開始から1年で国内の会員数が100万人を超え、その勢いから「黒船」とも称されています。今後も勢力を拡充していくと思いますが、現在ユーザーの増大からシステム障害や電波障害が頻発しているのでその部分を改善するとさらに市場を席巻できるのではと思っています。

ハッピーハロウィン

こんにちは。ハッピーハロウィン!荒川です

ここ数日、SNSなどでよくハロウィンをしているのを見かけますよね。パリピの行事みたいで私はいまだに参加したことはありませんが。

あまりに盛り上がっているので経済効果と流行した背景が気になったので調べてみました。

もともとハロウィンというものは、古代ケルト人が起源と考えられ、秋の収穫を祝い悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事で、アメリカの民間行事として定着したそうです。

日本記念日協会によると、2017年のハロウィンの推計市場規模は約1305億円で、2015年ではバレンタインの市場規模を抜き、クリスマスに次ぐ行事になっています。

今年は選挙の関係で去年より3%減のようですが、成長市場であるのは変わりないようです。

日本で最初にハロウィンの行事を行ったのは、昭和45年の原宿のキディランドといわれています。当時はアメリカと同様に子供向けであったようです。

経済効果が増大したのは平成9年にディズニーが「ディズニーハッピーハロウィン」を開催したことによって経済効果が増大したようです。このハロウィンの期間は、dハロと呼ばれて、現在も仮装が可能でインスタグラマーの女の子隊に人気です。
ハロウィン ディズニー 2017  に対する画像結果

また、USJでは、夜になるとゾンビが出てくるホラーナイトが期間中に催され、入場者数が平成27年には過去最高となりました。

日本で人気のテーマパークがハロウィン期間でイベントを開催したことによって、多くの人に親しまれるイベントになったみたいです。

また、ハロウィンはバレンタインと違い、家の中でする人は少なく、どこかに出かけることが主なので、仮装代(全身仮装代平均1万2342円※若者インサイトラボより)だけでない経済効果が見込めそうです。すでに仮装している人限定でサービスをしているお店もあるみたいです。

しかし、アメリカのように子供にお菓子を配ったり、バレンタインのように会社でも行う行事にはまだなっていないので、ターゲットになる層を増やせばさらなる経済効果が見込めるのではないかと思いました。

ラグジュアリーブランド

どうもこんにちは、三年の小野です

皆さんに一つ質問です。
『いい商品』ってどういうものだと思いますか?
私は経営学を専攻しているので、『より質のよいものを、より低コストで提供できる』、これが真っ先に思いつきます。コストパフォーマンス、いわゆるコスパというものですね。
これがよければ多くの人に手にとってもらうことができ、より効率的である『いい商品』といえるのではないでしょうか?

と思っていたのですが先日見かけたネットの記事が興味深かったので紹介させていただきます。
神戸大学大学院の教授栗木先生がプレジデントオンラインで掲載されているものです。
今の日本企業のアプローチとそれに対する逆転の発想としてのラグジュアリーブランドを提示しています。

・今の日本企業

まず教授が語られているのは現状です。
日本の企業が得意としているのは、最初にあげたようにコスパを重視したマーケティングです。
事業の効率化、技術向上による生産性向上による低コスト化、また広く大勢に大量に生産するためスタッフは基本的に専門的な知識を必要としません。
どこでも、手軽に、多くというお買い得感で顧客を獲得しようとします。

・ラグジュアリーブランド

対するのが、商品を『いかに高く売るか』という考え方です。
ラグジュアリーブランドとは、単に高価であったり、客観的な質の優位性から生まれるものではなく、独自の個性への絶対的敬意を必須とするものと語られています。
安定ではなく希少性を、コスパではなくブランド自身を売りにし、求められるスタッフはそのブランドがどうであるか、なにが違うのかを知識と熱意を持って伝えなくてはなりません。

記事内では
・ネスレ(ネスカフェとネスプレッソ)
・サントリー輸入ワイン(カジュアルワインとファインワイン)
・トヨタ自動車(トヨタとレクサス)
が例として取り上げられています。

現状のブランドと並行してのブランド化は難しいですが、ほかに独立した部署を作ることで対応できるため、すでにコスパ戦略で優位な企業はチャレンジすることができると思います。しかし質的な面でいうと新規がより参入しにくいのではないかと感じました。

引用:

「安いレクサス」を誰も欲しがらない理由
http://president.jp/articles/-/23475

楽天の「バズる」戦略

こんにちは!3年の横田です!突然ですが「バズる」という言葉は知っていますか?

 

「バズる」とは、特定の単語や物事がインターネット上で爆発的に多くの人に取り上げられることを意味する言葉です。TwitterやFacebookなどのSNSで急に話題となった時に用いられることが多いです。バズが生まれると商品や企業の認知度が上がり費用をかけずに広告効果を得ることができるので、バズを意識することはマーケティング上重要なことといえます。

 

インターネット通販事業の楽天は2014年、楽天の各種サービスを体験できる施設「楽天カフェ」を東京・渋谷にオープンしました。ここではネット通販で品切れになることも多い商品をネットと同じ価格で味わえます。また、1階全席と2階カウンター席の計32席には、楽天の電子書籍端末「コボ」を設置し、ファッション誌などを無料で読むことができます。

これだけでも話題になりそうですが、楽天はオープン時にたくさんの注目を浴びるためにある戦略をとりました。

 

それは…

 

 

建設途中の店舗のロゴだけを露出し、それ以外の情報はオープンのギリギリまで明かさないという戦略でした。

 

街に突然現れた楽天マークにネット上では多くの推測や驚きの声が上がり話題になりました。

 

さらに、オープンの二日前に発信力のあるブロガーやファッションモデル、テレビメディアに対して影響力のある人などを招待してレセプションパーティーを開きました。そうすることで、招待客がブログやSNSにパーティーの様子をアップしてくれるので情報が一気に広まりました。ツイッターのトレンドワードにも「楽天カフェ」が上がりバズを起こしました。

 

この影響は非常に大きく、拡散した情報を見たテレビメディアから、29日のオープニングセレモニーを取材したいという依頼が殺到しました。

また、単にストレートニュースとして取り上げられるだけでなく、テレビ局のスタジオでの試食、店内レポートなども入り、各番組が大きく取り上げてくれたので、広報戦略も大成功で、非常に効果的なものとなりました。

 

このように楽天はうまく情報操作をすることで、SNSでバズを起こすことに成功し非常に大きな広告効果を得ることができました。私たちも商品企画を進める中で参考にしていきたいと思います。

 

 

任天堂の戦略

こんにちは!3年の平山です。

今回は任天堂とソニーのゲーム市場について比較してみていきたいと思います。

まず任天堂とソニーのゲーム機の特徴として、値段は任天堂のほうが安め、映像の良さはソニー、ソフトの種類は海外産のソフトもできるソニー、ともにCMでの宣伝があり、電化製品店やゲーム店、ネットで購入することができます。

任天堂はファミコンやゲームボーイなどの商品によりシェアを大きく占めていました。これらの発売された時期から約10年後にソニーのプレイステーションが発売され、任天堂から大きくシェアを奪い、この後に発売されたプレイステーション2は歴代最高の売り上げとなり、ソニーが任天堂のシェアを上回りました。

ここで任天堂がとった戦略は今までターゲットではなかった小さい子供や大人をターゲットにすることにしました。ソニーがPS2より進化したPS3や携帯型のPSPを発売したのに対して、任天堂はWiiやDSといったリモコン型コントローラー、二画面による画面タッチ式といった今までにないゲーム機を発売し、ソフトも簡単に操作できるもの脳トレのような家族でできるソフトなどを出し、家族や女性にも大きくシェアすることができました。

しかし、これらが発売された数年後にスマートフォンやタブレットが普及してきてゲーム機自体がなかなか売れなくなってきました。現在では家庭用のゲームをやる人は少なくなってきており、ソニーは市場をアメリカへと移しています。その中で任天堂は今年ニンテンドースイッチを発売し、ものすごい売れ行きとなっています。この商品は、現在家庭用ゲーム機離れでスマホなどの携帯用ゲームが主になっていることから、その中間である携帯することもでき、家ではテレビ画面にしてもできるというまた新たな発想の商品であり、消費者に興味を持たせることができたからだと思います。

 ニンテンドースイッチ に対する画像結果

以上のように今回は任天堂の視点で様々な戦略を見ていきました。ソニーのプレイステーションの登場により脅かされましたが、新しい市場を開拓して対抗するブルーオーシャン戦略をとったことにより一時は立て直したものの、やはり現在ではゲーム機自体があまり売れなくなっているため今後も厳しいものになると思います。これからの新たな戦略に期待していきたいと思います。

冬季限定チョコレート

こんにちは!3年の神田です。この季節になると季節限定のチョコレート商品が増えますよね!そこで今回は、なぜチョコレートには冬季限定商品が多いのか、また期間限定で販売するメリットについて考えていきたいと思います。

まず冬季限定のチョコレート商品にはどのようなものがあるのか調べてみると、ブルボンのルマンドやアルフォート、不二家のカントリーマアムやLOOK、グリコのポッキーなど、既存商品の冬季限定味が多いことが分かりました。しかし明治のメルティキッスはそのものが冬季限定商品であり、発売から25年というロングセラー商品であることから、今回はメルティキッスに焦点を当てて見ていきたいと思います。

〇Product

日本初の冬季限定チョコレートとして1992年に明治製菓から発売されたメルティキッスは、20~50代の女性をターゲットとしており、冬しか食べられないというプレミアム感を通して、チョコレート市場と売上拡大を目指しているということです。

また特長として「くちどけの良さ」が挙げられていて、ふつうのチョコレートよりも融点が低くなっており(25℃で溶け始め、35℃で完全に溶けてしまう)、夏では物流の途中で溶けてしまう可能性があるという点も冬季限定販売の理由となっています。

キューブ状で個包装、箱型パッケージである点などが類似している他社製品としては、ロッテの「winter’s tale」「ガーナ ウィンターキューブ」、不二家の「クリーミーLOOK」などがありますが、いずれも現在は販売されていません。

〇Price

参考小売価格は248円(税込)で、通年販売されている他のチョコレートよりも高い価格設定になっています。

〇Place

全国のスーパーやコンビニを中心に販売され、公式のオンラインストアはないものの、アマゾンや楽天などでも購入することができます。

〇Promotion

主にCMでのプロモーションを行っており、イメージキャラクターは、2011年以降は新垣結衣、それ以前には広末涼子や松嶋菜々子など全国的に知名度の高い女優が務めています。

以上のようにメルティキッスは、商品の特性上冬にしか販売できないということや、期間限定によるプレミアム感を出すという理由から冬季限定販売であるということが分かりました。

【平成元年、23年、25年、27年の家計調査(総務省統計局)の品目分類1世帯当たりの品目別/月別の支出金額を用いたグラフ ※家計調査は毎月8000世帯を調査】

またこのグラフからも分かるように、チョコレートは夏よりも圧倒的に冬のほうが消費数が多いため、冬に絞って販売することは非常に効果的であると考えられます。

しかし、期間限定の商品を定番として毎年販売し続けることによって、限定商品のメリットであるスノップ効果(希少性のあるものがほしいと思うこと)やバンドワゴン効果(売れている商品がほしいと思うこと)は薄れてきてしまうと考えられます。

 その中でメルティキッスは毎年、定番以外の新しい味やスティックタイプ、新食感のホイップスやピラミッドなどを発売しており、消費者を飽きさせない工夫を行っています。他社からも毎年新商品として様々なキューブ型チョコレートが発売されていますが、メルティキッスのようなロングセラー商品に成長するためには、季節限定という点以外の特別感を打ち出していく必要があると感じました。

 IMG_1259 https://i.gzn.jp/img/2007/11/08/melty_kiss_vs_winter_tales/mkvswt006_m.jpg

【参考】

乃木坂46の写真集が人気のワケ

こんにちは。3年の佐山です。

最近、うちの小野君も大好きな乃木坂46のメンバーの写真集がめちゃめちゃ売れているらしいので、そのわけをAKB48と比較をしながら考えたいと思います。

どれくらい人気なのかというと、乃木坂メンバーの白石麻衣の写真集が累計20万部を超えたそうです。これは、2000年代に入って初めてのことらしく、21世紀最大のヒットの写真集となっています。

なぜそんなにも売れたのか。
まず、AKBの特徴を抑えたいと思います。AKBは、「会いに行けるアイドル」をコンセプトに、新しいアイドルの形として成長し、国民的アイドルと呼ばれるまでになりました。ファンによる投票で選抜メンバーを決めるなど、メンバーとファンの距離が近かったように感じます。
また、結成当初は「パンツ見せ集団」と呼ばれたほど露出が多いのが特徴で、ファンの多くは男性でした。
これに対して、同じアイドルと言っても、乃木坂46は違ったイメージがあると思います。乃木坂には主なコンセプトはなく、その分AKBとは違う路線でファンを獲得しようとしました。
乃木坂46には、ほかにも西野七瀬や齋藤飛鳥など人気のメンバーが多数います。彼らは、それぞれ専属のファッション誌を持っており、アイドルというより、モデルとしてのイメージが強い人も多いかもしれません。その結果、女子高生の間でも人気となり、ファン層の拡大に成功しています。


このような清楚でおしゃれなイメージのある乃木坂のメンバーがAKBのような露出度の高い写真集を出すとなれば、ファンは食いつくに違いありません。しかし、現状売り上げがいいとはいってもこれは一時的なものにしか過ぎないのではないかと思います。今後、これまでの乃木坂のイメージを保ちながら売り出していくのか、それともイメージを変えてやっていくのか、注目していきたいと思います。