セイコーマート

こんにちは。3年の大賀です。

皆さんはよくコンビニに行かれると思いますが、コンビニエンスストアの顧客満足度を知っていますか?実は、サービス産業生産性評議会調査の顧客満足度1位は、業界最大手のセブンイレブンやローソンではなく、北海道を中心に展開するセイコーマートというコンビニエンスストアがここ数年間キープしているのです。

ということで、今回はなぜセイコーマートが人気なのか4Pを使って分析していきたいと思います。

 

〇Product(製品政策)

店内には、地盤である北海道産の食材を使用した食品がたくさん置いてあります。生乳、野菜、お米など北海道尽くしの商品が並んでいます。自社で経営する農園や、漁港から直接買い付けて揃えています。食品から日用品までセイコーマートのオリジナル商品を中心に、品数も非常に多く、道民に愛されています。

また、北海道での単身世帯の増加や高齢化が進んでいることから、セイコーマートはお惣菜に力を入れています。100円惣菜といったプライベートブランド商品が大人気です。店内に併設された「ホットシェフ」と呼ばれる厨房で弁当、おにぎり、ホットスナック、パンを手作りし、温かいまま販売しています。お米を厨房で炊き、パンも厨房のオーブンで焼いています。他社に先駆けて、1994年に「店内調理」を始めましたが、これほどの規模で行うコンビニチェーンはありません。寒い北海道ならではの戦略ともいえます。このように、商品で圧倒的な差別化ができていると言えます。

 

〇Price(価格政策)

セイコーマートは、100円惣菜をはじめとして、低価格を実現している商品が多いです。この理由は、原材料の調達から製造、物流、販売の流れを自社グループで担っていることにあります。また、生鮮品それぞれに契約農家がいることで、農家から直接食材を仕入れることができます。このように中間コストを徹底的に削減することで低価格を実現しています。

特にワインは、ヨーロッパ各国からの「自社直輸入品」であるため、500円で購入できるためワンコインワインとして、とても売れています。

 

〇Promotion(プロモーション政策)

セイコーマートは、他社にあまり見られない新聞広告による特売チラシや特価品などの広告が多いのが特徴です。毎週水曜日に生活必需品のクーポンがついたチラシが発行され、道民の生活を応援しています。セイコーマートでは、他社に先駆け2000年から顧客のクラブカードを始めました。その会員データにある住所、年齢、性別のような個人情報を登録してもらい、ある店舗にどの地域からどのようなお客さんが来たのか分かるようになっています。クラブカードから得たデータを活用して、他社との競合に負けているエリアに重点的にチラシを配っています。

テレビCMは、北海道を中心に流していて北海道に縁のある人物が出演しています。より親近感の湧く地元密着型の広告で、販促活動をしていることが分かります。

 

〇Place(流通政策)

コンビニチェーンとしては日本最古参で、1971年に札幌で1号店を出店しました。現在では、北海道で1101店舗、茨城県85店舗、埼玉県11店舗を展開しています。店舗数は、セブンイレブン2万286店、ローソン1万4083店と、圧倒的に負けています。しかし、北海道に限ると、店舗数はセブンを抑え、堂々の1位です。

さらに、セイコマートは24時間営業を基本としていません。北海道は広大で、過疎地が多いため24時間営業をすると採算がとれないため、来店が見込める時間帯を中心に営業をすることで、収益性を上げています。また、店舗の大半がオーナーを必要としない直営店であるため、オーナーがいない過疎地域でも、本社の意向で出店できます。最近では、過疎地域にも積極的に進出しています。買い物に不便を感じる住民や存続が危うい自治体からの出店依頼に応えて、深く地域に根付いています。

 

このように、セイコーマートはコンビニ業界で「ニッチャー」として成功している企業といえます。特定のセグメントである北海道を中心に集中戦略をとり、大きな利潤を上げていることが分かりました。皆さんも北海道に行った際、訪れることをおススメします。

参考

http://news.livedoor.com/article/detail/14731552/

https://www.seicomart.co.jp/

 

 

 

 

ラーメン一蘭

こんにちは。3年の西念です。
先日私が見ていたテレビ番組の中で、「外国人に人気のラーメンランキング」という企画がありました。その中で1位に輝いた、一蘭というお店について興味を持ったので、マーケティングの観点からアプローチしていきたいと思います。

一蘭の大きな特徴は2つあります。
1つは、専門性です。一蘭のメニューは豚骨らーめんのみで、チャーハン、餃子やほかの味のラーメンがありません。メニューを一つに絞り込むことで味を追求していくことが出来ます。また、自分の好みに味を変えていくことが出来ます。

2つ目は店内のレイアウトです。個室のようにひとつひとつの席が仕切られていて、人目を気にすることなくラーメンを食べることが出来ます。この特有の席は「味集中カウンター」と名付けられています。箸を使うのが苦手で、それを見られたくない外国の方や、気軽に一人でラーメンを食べたい人にとってこのカウンターはありがたいものですね。

これらの特徴は一蘭をブランドとして印象づける効果があるのではないかと考えられます。一蘭をみて、個室カウンターや豚骨ラーメンを想起させるような特徴をつくることで、消費者がより一蘭を選びやすくなるという効果を狙っているものです。また、特許を取得しているので模倣されにくいという点も強みです。

また、このような特徴から、来店した消費者は口コミでその価値を広めたり、私が見たテレビ番組のようにメディアで取り上げられ、知名度が高くなるというような効果も期待できるのではないかと考えました。

2020年の東京オリンピックを控えて、外国の方に向けたマーケティング施策を考えていくことも大切だと感じました。
興味がある方はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

参考:
https://www.sbbit.jp/article/cont1/29105
https://ichiran.com/ramen/

スキルシェア

こんにちは。新3年の西念です。

今回私は、近年サービス業として注目されている、シェアリングエコノミーに関して興味深い事例を見つけたので、紹介していきたいと思います。総務省HPでは、「シェアリングエコノミーとは、個人が保有する遊休資産の貸し出しを仲介するサービスであり、貸主は遊休資産の活用による収入、借主は所有することなく利用ができるメリットがある。」ものとして説明されています。カーシェアやモノのシェアなどで皆さんにはお馴染みかと思います。モノのシェアとは、個人間のモノの売買、たとえばメルカリなどが挙げられます。

今回はモノのシェアを行っていたメルカリがあらたに参入したスキルシェア事業に注目してみたいと思います。メルカリは2018年春に、グループ会社であるソウゾウによる、スキルシェアサービス「teacha」(ティーチャ)を開始することを発表しました。

「teacha」は語学、習い事などによって得ることができるスキルや、個人が持つ知識のマッチングに特化した顧客から顧客へのサービス、CtoCサービスです。自らが持つスキル、知識をシェアしたり、自らが持たないスキルや知識を得ることができるようになるというもので、語学、プログラミング、資格取得、料理、音楽、スポーツ、ハンドメイドなどの幅広い分野を対象としています。1時間単位での利用が可能なため、習い事や講座に比べ容易に挑戦できるという利点があります。ここでは、手軽にスキルや知識を得ることができ、かつ自らのスキルを利益に変えることができるのです。

メルカリのアカウントで利用が可能なので、今後利用者は増えるのではないかと考えられます。また、スクールなどとは異なり、好きな時間帯を選ぶことができたり、選ぶことができる講師の幅も広がるという長所もあります。

ただし、消費者間のやりとりなので、トラブルが発生した場合どのように対応していくかが今後の課題ではないかと考えました。

取得したい資格やスキルがある方は、ぜひ今後利用してみてはいかがでしょうか。

参考
teacha公式サイト https://www.teacha.me/
総務省HP     http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h27/html/nc242110.html
cnet japan        https://japan.cnet.com/article/35111833

ミニストップのコールドスイーツ

こんにちは、3年の中川です。久しぶりに雨のカーテンを見ました。
もうすぐ梅雨も明けていよいよ本格的な夏到来ですね。非常に暑いですね。

さて今回紹介するのはミニストップです。ミニストップは1980年に参入した業界第5位のコンビニエンスストアです。他社より後発であったこともあり、業界トップ3のセブンイレブン・ローソン・ファミリーマートとの差別化を求めてイートインを設置し、アイスクリームの店頭販売を投入しました。ミニストップはこのコンビニ+ファストフードをコンセプトにした独自のスタイルを売りにしています。

しかしアイスクリームなんて他社も簡単に真似できるのでは??と思う方もいるかと。でも実はこのアイス、アイスクリーム類製造業の許可や衛生管理の徹底が必要だそうで売り出すにはかなりハードルが高い+他社にはイートインスペースがなく必然的に店外で食べてもらうしかないので売れる見込みがなく真似することが難しいそうです。そのため他社はこれまでどおり袋詰めのアイスを中心に販売しています。ミニストップは後発のコンビニだったからこそ出来たてのアイスを売ることができたのです。
となるとこれらのアイスはもはや敵なし・・・というわけでもなく、今度はカフェ業界スターバックスやファストフード業界マクドナルド、更には本家アイス業界サーティワンなどと競争することになります。ところでみなさんはミニストップのアイスを食べたこと、ありますか?ある方ならもうお分かりいただけるかと思いますが、ここのアイス うめぇんすよ これが。そう、ミニストップのアイスは質の高さを追求して評判を上げ、競合他社に負けずしっかりリピーターを獲得できているのです。一番強敵となりうるサーティワンとはアイスの種類が違うのでイーブン。ちなみに今年のフレーバーはマスクメロンです。

さらに1995年から「ハロハロ」というかき氷+アイス+フルーツのオリジナル商品も加わって、充実したラインナップとなっています。ちなみに一番人気はこちらの冷凍みかんです。ミニストップさんこれは卑怯ですよ。美味しくないわけがないですよ。

業界第3位のファミリーマートと第4位のサークルKサンクスが合併することで現在第2位のローソンを抜くとのことですが、はたして今後のコンビニ競争にミニストップはうまく生き残れるのか。ひょっとするとこのコールドスイーツに命運がかかっているやもしれません。

エンゲージリング

どうも!3年の菅谷です!
先週はインターンシップの選考のためゼミを休んでしまいました(-_-;)

今年も半分が過ぎましたが上半期だけでも多くの芸能人が婚約しましたね。

そこで今回は「婚約指輪は給料3カ月分」の由来について調べてみました。
この話をするにあたってまず婚約指輪の約70%はダイヤモンドって知っていましたか?
理由はダイヤモンド=地球上で最も硬い=硬く、永く続く愛という意味が込められているそうです。
さて給料3カ月分の話に戻りますが、結論からいうとこのキャッチフレーズは1970年代にアメリカのダイヤモンドの会社であるデビアス社が宣伝文句と使い始めました。当時日本では3カ月分でしたがアメリカでは1カ月分、ヨーロッパでは2カ月分と広告していました。これは当時の為替の違いによるそうです。
では実際はどれくらいの価格のものを購入している人が多いのでしょうか?
意外と20万~40万という方が多いですね。
これは当時の為替レートが1ドル=250円程度だったのに対し近年では1ドル=100円程度であることと、現代と1970年代では平均年収が3倍ほど違うためだそうです。
なので現代では「婚約指輪は1970年代当時の給料3カ月分」となるわけですね。
これから結婚する人はぜひ参考にしてみてください。

参考:

ドヤ家電についてのマーケティング的考察

こんにちは!3年の橋目です!!

今回考察するものは『ドヤ家電』といわれているものです。
この言葉自体、私自身最近知った言葉なのですが、調べてみると2016年上半期ヒット商品ベスト30位に入っていました!

このドヤ家電というものがマーケティング的にどこがおもしろいかといいますと企業がその商品をドヤ家電として売り出してないところだと私は考えます。

いわゆるドヤ家電と言われているシャープ 蚊取り空気清浄機
 
シャープの公式ツイッターアカウントでは「ドヤ家電という言い方はどうかと思うけど」と発言されています。
今日、アベノミクスの経済効果が弱まり一般的な家電が売れない中で、家電業界は一定の富裕層、イノベーターにターゲットを変えてきているのではないでしょうか。ほとんどの家庭にれ冷蔵庫、テレビなどが普及している現在では、そういった家電は買い替えの需要しか生まれません。これからの家電業界のマーケティング戦略はあまり人が持っていない家電(付加価値のある従来の家電)をいかに売っていくかがカギになると私は推察します。
 
人に自慢したくなる家電がここから数年の家電のトレンドになっていきそうです。
 
 
 
 
日経MJの2016年上期ヒット商品番付
 

.spell{font-size:18px}.spell_orig{font-size:15px}#mss p{margin:0;padding-top:5px}

._pxg{background-repeat:repeat-x;display:inline-block;overflow:hidden;position:relative;top:1px}._pxg span{background-repeat:repeat-x;display:block}._sxg ._pxg,._pxg._Esh{background-image:url(data:image/png;base64,iVBORw0KGgoAAAANSUhEUgAAABoAAAAaCAQAAAADQ4RFAAAA6klEQVR4AZXQMWsCMRiH8SAnQacODgpyg8rh1EEQHXS5xaUdXA5KRUHo+/2/wdN3aBNK34TEZ0rCD86/S/140ZydI9WrVo3etUrk+dJ8Hdog2qYO9YjW16ARD0R7MCpHC+SnRTk6BHQoR0NAg43WvP1LYsbrWh0tN6SwG+3v53n6ItLj//6nFfcsuLOyhphwSZILk/R6nUm6/OQzE83yaGeiXR5dTXTNoSmSaJpGWyQ0aBLaplGc/EijHePkKdTwRLQP5uFurifRnjQ2ahHtzBhHbKw3orU2OvHJEme01JeTjfZ4XCLPPp6+AYsy7RMdMSvnAAAAAElFTkSuQmCC)}._sxg ._pxg span,._pxg._Esh span{background-image:url(data:image/png;base64,iVBORw0KGgoAAAANSUhEUgAAABoAAAAaCAQAAAADQ4RFAAAA9klEQVR4AZXUoY7iUABG4SYYEgwYwhOsx4MlqUaAQ/AGMxqHIUHDC4DnATaMx7MORVAEh5vAtzUN7M69TXuOurc5SfuLJjH8ykzCJmJ++qgefWVWjJq+M5vVojEYV4s2YFMlqrmBm1r5qC+nXz5ayFmUj/7IOYajkd//uffO/sfzUdZJXZTlIs1fr2WrDFutf79p6KqIq2FoiLadGDvt+HoTISbFk3eF6BZHMyFmxdFBiENR1PEU4qkTj6ZeHDNfTONRPvnDUj1z6ZFPHovq7uCkJ7/rOYG7ejhKwVrD+23DGqThaOVsIAk4cLYKR3NN8b/T/HX6C7jRb/QEnjPPAAAAAElFTkSuQmCC)}._ayg{background:url(/images/nav_logo242.png) no-repeat -100px -260px;display:inline-block;height:13px;overflow:hidden;position:relative;top:1px;width:65px}._ayg span{background:url(/images/nav_logo242.png) no-repeat -100px -275px;display:block;height:13px;width:65px}
蚊取空清 FU-GK50 製品ページ
http://www.sharp.co.jp/kuusei/fugk50/

.spell{font-size:18px}.spell_orig{font-size:15px}#mss p{margin:0;padding-top:5px}

 
 

気軽なアウトドア

こんにちは。3年の坂本雄亮です!
皆さんは、登山好きですか???
私は登山が好きです!天気の良い休日は近くの山(岩殿山)に登山へでかけます。

私が小学生の頃からよくその山には登っていたのですが、近年の登山ブームの影響もあってか、最近では多くの登山客を見かけるようになりました。

そこで今回は、このような登山ブームが起こった要因は何だったのかを考えてみたいと思います。

まず、登山に興味を持つきっかけを与えた出来事がありました。
高尾山のミシュラン認定と富士山の世界遺産登録です。テレビなど特集が組まれ、注目が集まったことで登山ブームのきっかけとなりました。

そして、登山そのものの魅力が認識されたことも1つの要因と考えられます。
登山は、他のスポーツに比べ運動経験が無くても挑戦することができ、さらに頂上に着いたときの達成感などやりがいも十分にあるスポーツです。この手軽さが中高年層にとっても親しみやすく、また近年の健康ブームと相まって、中高年を中心に登山が広まったと考えられます。

そしてさらに、登山にもファッションの楽しみを持たせることで若年層にも登山は広まっていきました。徐々に広まりつつあるアウトドアに注目したファッション業界が「山スカ(山歩き用スカート)」などカラフルで高機能なアイテムを発売し、若者(特に女性)もアウトドアとともにファッションも楽しめるようになったことで、登山に親しみやすくなりました。
その結果として「山ガール」という言葉も生まれるほど、若者にも登山が浸透するようになりました。

そして最後に、「モノ」より「コト」を消費したいという消費者の欲求の変化が挙げられます。この変化の中で、登山は気軽で非日常的で達成感も味わえる「コト」として、消費者に受け入れられたと考えられます。

この登山ブームの流れをいち早く注目し、「山スカ」などのファッション性のあるアウトドアファッションを開発したファッション業界は、登山(アウトドア)を若者に浸透させたことことで登山ブームを加速させただけではなく、アウトドア市場にさらに広げることにも成功しました。

このように、様々な要因が近年の登山ブームに関わっているようです。
今回は、登山ブームをさらに加速させたアウトドアファッションに注目しましたが、登山ブームを利用した地方の観光地のマーケティングなどをさらに調べてみたいと思いました!

最後に、私がよく登る岩殿山で撮ったステキな写真を載せておきます!笑

参考:
http://diamond.jp/articles/-/8493
https://www.ntt-card.com/trace/backnumber/vol03/
http://www.kenkou-souken.co.jp/kenkou/cat32/post-14.html

人気上昇中!?高級扇風機市場の今後

ブログ投稿とは露知らずWordで原稿作成して満足していました3年の中川です。
今年も早いもので6月になりました。現時点で結構暑いですが、これからもっと厳しい暑さになりそうですね。そろそろ扇風機をクローゼットの奥から取り出さないといけな・・・おおっと!去年壊れてしまったのを忘れていました!!早く買わないと暑さで干からびてしまいます。というわけで今回の僕の題材は「扇風機」です。実はこの扇風機、近年競争が激化している家電製品なのです。では具体的に見てみましょう。

まず扇風機市場のセグメントを年齢と価格の軸によっておおまかに4つに分類しました。ここで今回注目すべきセグメントは下表のオレンジ・灰色部分の高価格帯です。なんと近年売上増が顕著なのがここのセグメントなのです。2010年の扇風機売上における高価格帯の割合はたったの2%でしたが現在では14%程に拡大しています。しかし低価格層の扇風機が売れなくなったというわけではありません。そして主に一般家庭で使われている扇風機はせいぜい5000~10000円程度だと思われます。ではなぜ最近になって高級な扇風機が売れ始めたのか分析したいと思います。
 

 
高級扇風機市場のマーケティングミックス
・製品政策
 
今までの扇風機にはない新しい機能、例を挙げると羽がないもの・首振りが横だけでなく縦にも動くもの・音をほとんど発しないものなどがあります。扇風機そのものの耐久性や故障率も低価格のものより優れています。そしてなにより電気代が従来品の約半分になる、という強みがあります。
 
・価格政策
 
どこからを高級とするか悩みましたが10000円以上として、最高級品は70000円近くします。どの企業も主に15000円~30000円のあいだに価格設定をしています。正直安いエアコンが買えちゃうレベルです。
 
・プロモーション政策
 
元々高級扇風機を初期に売りだしたのはパナソニックや日立などの大手ではなくバルミューダや山善などの中小企業が先でした。しかし先に次世代扇風機として認知されたのはダイソンの羽根のない扇風機でした。やはりテレビCMでの比較広告は絶大な効果があると思われます。
 
・流通政策
 
日本全国で取り扱いはあるようですが、販売場所は大手家電量販店に限られているようです。扇風機にしては高すぎる価格と機能の多さがスーパーや百貨店などの総合ストアでは現状売りにくくなってしまっているようです。ネット通販でも買えるので機能をよく調べてから買いましょう。
 
高級扇風機が売り上げを伸ばした2つの理由
・震災後日本全体で節電意識の高まり
・風の質へのこだわり
高級扇風機は低価格の扇風機と比べて電気代がおよそ半分で済むのは大きな利点だと考えられます。そして2011年の東日本大震災を境に徐々に省エネ需要が増えてきたことと、それまではもっと高価格だったものが徐々に安くなってきたことがうまく合致して、買い換える家庭が増えたことが一つの要因です。
もうひとつは扇風機の性能にこだわる人が少しずつ増えていることです。従来品では出せなかった細かい風量調節や静音性、首振りの多様化によって扇風機の種類が増えています。特に静音性は就寝時にありがたいということで年齢問わず多くの人の需要が高まっているようです。
今後の課題
高級扇風機の最大の欠点は、家電量販店などの専門店での販売に限られてしまうことです。なぜなら製品の良さをアピールするため製品に詳しい店員が必要になるからと、総合ストアに来る客には価格が高すぎるため売れないからです。しかし価格を下げてしまうとブランド力が落ちてしまったり性能への疑念を消費者が抱いたりする恐れがあるので、低価格扇風機との差をアピールする他ないと考えます。
 もうひとつの問題は誰が使っても低価格製品との違いがはっきりわかるものでなければならないのに、企業のブランド力だけを頼りにした商品ばかり増えてしまうと高級扇風機市場自体が廃れる恐れがあることです。大手企業の商品にはこれが多く見受けられます。そこで扇風機をメインに販売している企業は、もうひとつの冷房器具であるエアコンが高すぎて買えない、けれど普通の扇風機では夏を越せない・・・という消費者をターゲットにして冷風機能を備えたり、付けたまま寝ても風邪をひかない超微風がほしい・・・といった要望に応えてきたと考えます。
 
まとめ
高級扇風機はその価格と製品機能がまだ不釣り合いな状態で、震災というターニングポイントで運良く売れてしまった可能性が高い商品です。たしかに静音性に優れ電力が抑えられるのは強みですが、蓋を開けてみると5000円~10000円ぐらいの中価格帯でもそれなりの機能を備えた商品はありますし扇風機の電気代もたいしたことないのです。企業にとって高級扇風機は少ない販売台数で利益率アップが見込める高コスパ商品であるため撤退するのは惜しいはずです。したがって低価格扇風機との比較を明確にして、流行の高級品としてではなく機能で勝負する商品として販売するべきだと考えます。
 
 
 

熱烈中華食堂 日高屋

こんにちは!坂本雄亮です。

みなさんは日高屋という中華料理店に行ったことはありますか?

日高屋は、株式会社ハイデイ日高が展開する大衆中華料理店で、多彩なメニューを低価格で提供しています。首都圏を中心に現在385店舗を展開中とのことで皆さんも1度は見かけたことがあるのではないでしょうか。

日高屋は、ここ13期連続の増益を達成し、収益率は外食業界髄一といわれています。成長を続け、目標は首都圏に600店舗展開することだそうです。

今回はそんな日高屋についてマーケティング分析していこうと思います。

まず日高屋の競合を分析していくと、

同じカテゴリーの中華料理チェーン店として挙げられるのは、餃子の王将や幸楽苑などです。さらに外食という観点からは、マクドナルドや吉野家などの外食チェーン店全般が競合ということになります。

次にSTPMに基づいて分析をしていきます。

*セグメンテーション・ターゲティング

日高屋の大きな特徴である首都圏の駅前立地への展開を考えると、日高屋HPにあるように、駅前という利便性を生かし、誰もが気軽に立ち寄れるお店を目指していると考えられます。
まず、首都圏に出店を限定していることから地域という地理的変数によってセグメンテーションされ、さらに駅前に出店ということで通勤通学の際に通る機会が多く、その動線上に店舗を構えることでお客さんの来店を狙っている(http://diamond.jp/articles/-/81728?page=2)ということから行動的変数によってもセグメンテーションされる。これらのセグメンテーションから日高屋は、首都圏の駅を日常的に利用する人をターゲットにしていると考えられます。また日高屋のメニューが中華料理全般を低価格で提供していることから学生から高齢者まで男女年齢関係なく、ターゲットにしていると考えます。

*ポジショニング

日高屋を他の中華料理チェーン店と比べると、最も特徴的であるのは駅前立地であることの利便性の良さです。そして多彩なメニューを低価格で楽しめるという気軽さ。これらが他の中華料理店に比べ競争優位であり、この2つの点においてポジショニングされていると考えられます。

*マーケティングミックス

・製品政策

 日高屋のメニューはラーメン、餃子、定食類など様々な種類の料理を提供し、さらにラーメンでも複数の種類があることから製品の幅・深さともにあると考えられます。さらに日高屋はアルコール販売も行っています。〝全メニューの売上高に占めるアルコール飲料の比率は14.5%に上る。同業の中華料理チェーンは4~5%台であるから、いかに高いかがうかがえよう。″(http://diamond.jp/articles/-/81728)とあるように日高屋のアルコール販売は、ビール一杯つけても低価格なこと、駅前出店で路面店では見込めない(車での来店が多いため)アルコール販売への需要によって売上全体の多くを占めています。そしてこのアルコール販売が高い収益率を達成している要因です。

また、“「料理は10人中6人がおいしいと言ってくれればいい」という力の抜き加減。熱烈なファンの獲得を狙うのではなく、万人受けする味とメニューを追求し、「飽きがこない」店を目指している”(http://diamond.jp/articles/-/81728)とあるように日高屋の料理はあくまで幅広いお客さんに楽しんでもらえる味を目指しているようです。

・価格政策

 日高屋の価格は、日高屋の看板にも記されている「390円 税込」という低価格の中華そばをはじめ、餃子(6個)190円、炒め物の定食類は600円台と比較的低価格、全店均一で提供しています。この低価格を実現するため、セントラルキッチンと提携した食材価格の低減、無駄のない食材調達・在庫管理など行っているそうです。

・プロモーション政策

 日高屋はテレビcmなどのマスメディアを使用した広告は行っていません。これは首都圏に出店を限定していることや、駅前に出店しているので人々が目にする機会も自然に増え、出店していること自体が日高屋の広告になっているためだと考えます。店舗前の看板も「390円 中華そば」とあり、低価格で中華料理を食べられるお店と非常にわかりやすいものになっています。

・流通政策

日高屋の出店戦略は上にもあるように首都圏の駅前立地に展開することです。駅前立地となると家賃が高いことがネックですが、その点は深夜営業をすることで対応しています。さらに日高屋のおもしろいところは駅前は駅前でも、マクドナルドなどのファーストフード店の隣に出店しているところです。これはファーストフード店が先に出店していることで、お客さんの流れを利用しつつ、出店する際の立地条件の調査のための費用を節約するためらしいです。

また日高屋は一駅に複数店出店することも多く、埼玉県大宮駅周辺には、14店舗あるそうです。これはお客さんが目にする機会を増やすだけでなく、物流効率の上昇にも繋がります。実際に、埼玉県にある工場ひとつで日高屋全店舗を対応しているそうです。

これらの出店戦略は、経営の効率化に直結し、日高屋の低価格のメニューが実現できる理由の1つとも考えられます。

日高屋をSTPMで分析してみたところ、日高屋の成長の要因は徹底した首都圏における駅前へのドミナント出店戦略にあると考えます。

駅前への出店をうまく利用し、広告、物流の面でのコストを削減することで低価格メニューを実現しました。さらに駅前立地を生かしてアルコールを販促し、利益率の向上に繋がりました。

日高屋は駅前出店が強みであると思いますが、これからはその強みが問題点になってくることも考えられます。家賃が高いことを営業時間でカバーしていますが、首都圏で展開している以上、人件費は比較的高めであり、これからの人口減少また景気回復傾向とともにさらに人件費がかかると考えられます。新規出店にもコストがかかるため、人材確保、人件費に気を配りながらも、成長のための新規出店を慎重にしていくことが重要であると私は考えます。

   (ダイヤモンド・オンライン 2015/11/27)

   (東洋経済オンライン 2015/6/10)

   (日高屋HP)

   (株式会社ハイデイ日高 IR情報)

高いからこそ!

こんばんは、3年の領家です!
みなさんペットボトルのお茶を買う方、多いと思います。
大学生だとコンビニで買う頻度が高いかもしれません。
去年の10月に伊藤園から発売されたこのような「お〜いお茶」を見たことがないでしょうか。
私はコンビニでこのお茶を見ました。その名も「瓶 お〜いお茶 玉露」。1本1000円で販売されていました。
このお茶について、マーケティング分析してみようと思います。
この商品のターゲットはギフトを送ろうと考えている人であると思われます。このような値段の高いお茶を普段飲むものとして買う人は少ないですが、ギフトと考えれば高いからこそのインパクトある商品だと思います。また富裕層なら買うのかと考えましたが、高級な茶葉を買って飲む方が多いと思われるので売上にはあまり関係ないかもしれません。
ポジショニングとしては高級で、購買目的が普段飲むものとしてではなく、ギフト用というところがまだ瓶のお茶として競合がいない独占できる位置にあります。
続いてマーケティング・ミックスで考えてみます。
①  
製品政策
この特徴は厳選した国産「玉露」を100%使用し、旨みを湛然に引き出すこだわりの製法で「玉露」特有の“旨み”のある味わいを引き出した瓶入り緑茶飲料です。特別な日のおもてなしやギフトとして勧められています。
②  
価格政策
1本1000円で販売されています。100円〜200円が一般的である商品を、あえて圧倒的に高い価格設定にすることで高級感と話題性が生まれたと考えます。
③  
プロモーション政策
ネット上で一部話題になったようです。コンビニやスーパーに置くことで商品の知名度はある程度広がったと思われます。
④  
流通政策
完全受注生産ですが、販売店からの受注ということでスーパーやコンビニ、ネットでも販売されています。
爆発的なヒットを狙った商品ではなく、「お〜いお茶」のブランドイメージの向上を狙った商品であると考えられます。しかし、芸能人を起用した広告を打ち出したり、リピート客になってもらう可能性が少ない分、購入した感想をSNSで発信してもらえるように促す企画を出したりしてもいいのではないかと感じました。
それでも6月13日には瓶シリーズ3作目「瓶 お〜いお茶 氷水出し玉露」
が発売されるようです。3作目ということで、ある程度の顧客は獲得してきているようでブランド力の大きさを感じました。
参考