スターバックスの4P分析

新3年生の南部日和子です。今回はスターバックスの4P分析をしていきたいと思います。

最近では新型コロナウイルスの影響で多くの店舗が営業休止や時短営業となっています。その影響を受けたのはスターバックスも同じで、営業休止前には多くの行列を生んだと話題になっていたのを耳にしました。そんな大人気のスターバックスは、どのような4P戦略があるのでしょうか。

①promotion(販売促進)

スターバックスはクーポンやCMなどの販売促進方法をとっていません。ではどのようにして売上を得ているのでしょう。

②place(立地)

往来の多い住宅地を中心に出店しています。また、流行やファッションに敏感で比較的所得水準の高い、いわゆる”スターバックスがありそうな街”に出店しています。その地域によって店舗の雰囲気を変えるなど、店舗そのものが広告としての役割を果たしています。

③product(製品)

スターバックスオリジナルの商品を数多く揃えており、季節などによって限定商品を販売しています。また、スターバックスコーヒーという名の通り、コーヒー豆にもこだわりがあるようです。ある調査によると、スターバックスは顧客期待、つまりサービスを利用する際に利用者が事前に持っている企業・ブランドへの印象・期待・予想と、知覚品質、つまり実際にサービスを利用した際の満足度で1位を取っているようです。

④price(価格)

スターバックスの商品は、決して安いとは言えません。それはブランド化のために高価格戦略をとっているからです。

 

このような4P戦略を取っているスターバックスですが、まだまだ課題があるのも事実です。その課題を乗り越え、コロナの打撃に負けず頑張って欲しいです。

 

作成者:南部日和子

参考文献

https://www.is-assoc.co.jp/brandinglab/starbucks-4p4c/amp

http://www.ssm-gcbm.com/pr/pdf/ssm-posivationzemi2019-ppt5.pdf

 

ストアカのSTP・4P分析

こんにちは!新3年生の水谷です。
最近では、モノを所有することよりもシェアすることに注目が集まっているようです。実際に、車や洋服等モノを対象としたシェアリングサービスがありますよね。シェアリングサービスとは、物品を多くの人と共有したり、個人間で貸し借りをしたりする際の仲介を行うサービスの総称です。
モノだけでなく、スキルを対象としたシェアリングサービスもあります。今回分析する「ストアカ」とは、国内最大級のスキルシェアリングサービスです。

・ストアカのSTP分析
Segmentation(市場の細分化)
スキルシェアリングサービスでは、ライフスタイルでセグメンテーションできます。
Targeting
スキルを教えたい人、学びたい人をターゲットとし、両者の仲介を行うCtoCのマーケットを構築しました。
Positioning
ストアカの特徴は、取り扱いジャンルがビジネススキルや料理、趣味と多岐にわたっており、登録者も多く、国内最大級のスキルシェアリングサービスであることです。講座の検索方法が、日付や場所、カテゴリ、ランキングなど検索をする方法が多い点でも他社との差別化を図っていると思います。

・4P分析
Product(製品)
ストアカ運営事務局がガイドラインをもとに審査し、承認された講座のみが掲載され、口コミも見られます。また、講座はオンラインで申し込み、事前決済なので、スキルを教える人にも学ぶ人にも安心して利用できるものとなっています。
Price(価格)
入会金がかからず、講座を開く人が設定するので、料金はさまざまです。
手数料は、売上が発生した時に、販売価格より10~20%の手数料が差し引かれます。講座の掲載は無料で行えます。
Place(流通)
ネットやアプリなど、オンライン上でのサービスとなっています。
Plomotion(コミュニケーション)
SNSでのストアカアカウント開設や、他企業とのコラボ企画、テレビ番組での紹介などを通してPRを行っています。

http://

この分析を通して、スキルシェアリングサービスは日本ではまだあまり馴染みのないものなので、ストアカは、利用のハードルを低くし、また安心して利用できるために、顧客との信頼を構築することに重点をおいて取り組んでいるように思いました。
いろいろな講座が開設されていて興味深かく、学ぶ側として講座に参加してみたいです。

参考
https://www.street-academy.com/

https://kotobank.jp/word/シェアリングサービス-1714685

みんなの「得意」をシェアできる「スキルシェアサービス」とは?

地域の”サードプレイス” – スターバックス

初めまして、こんにちは!新4年生の宮田です。

先日、スターバックスコーヒージャパンは国の緊急事態宣言を受け、対象7都府県の店舗の臨時休業を決定しましたね。ニュースでも大々的に報道され、驚愕された方もいらっしゃると思います。そんな大人気の「スタバ」について、今回はSTP及び4P分析を用いて企業分析を行います!

 

  • STP分析

◯ 年齢:生産年齢(20代〜50代が大半)

◯ 価格:競合他社と比べ高め

◯ 地域:人口の多い地域(17.8万人〜27.5万人規模の都市・地域)

◯ 特徴:「サードプレイス」の提供

上記の年齢や価格に関しては、利用された方も非常によくお分かりだと思います。一方で、地域に関しても具体的な数字を明記しました。このデータは国土交通省によるもので、ある施設が立地する確率が50%〜80%となる自治体の人口規模の数値です。

人口を多く抱える首都圏は別として、比較的人口の多い都市圏に立地していることがよくわかります。一方で、郊外型や公園などに隣接されているなど店舗の種類は様々ですので、一概に都市部をターゲットと断定することは難しいと思います。しかし、価格も手頃ではないため比較的富裕層が発生しやすい都市部を選択しているということも、あながち間違いではないと考えます。また、最近では「Starbucks Reserve」という独自のブランドを掲げ、コーヒー豆の品質に特化したサービスも提供しており、ハイエンド顧客層をも取り囲んでいます。

最後にこちらをご紹介します。この言葉は、彼らが掲げるスターバックスのミッションです。このように、彼らにとってコーヒーはあくまでツールであり、人々のライフスタイルの一部「第3の場所」を提供することが彼らのポジションだと捉えます。

 

  • 4P分析

すでに記した通り、スタバは飲料・飲食を提供する過程で生まれるコミュニケーション、そして「第3の場所」を提案しています。また、製品にもこだわりがあります。シーズンごとに限定商品を打ち出しや、Starbucks Reserveといった高品質の豆を提供するなどを行っています。こうした取り組みによるスタバのメリットは、店内での顧客の体験を顧客が広めていく効果だと考えています。後にご紹介しますが、テレビなどの媒体を使用した広告を打ち出しておらず、広告費などをかけずに地域に広がっていくといったメリットがあると考えています。

価格は他と比べて平均的に高く設定されています。STPの分析結果で、ターゲットは主な生産年齢層やハイエンド顧客であるということがわかりました。一方で、スタバの利用方法やシーンは、働きに来る顧客や会話を楽しむ顧客、コーヒー片手にテイクアウトして周りを歩くなど様々です。しかし、共通していることは「体験」であり金額による選択の影響は少ないと考えています。

流通に関しては、大きく「店舗」「その他」に分類されます。さらに、店舗は「店舗利用」「テイクアウト」「ピックアップ」「デリバリー」に細かく分類されます。繰り返し「第3の場所」について言及していますが、ブランドが広く定着したため、現在では店舗外でのビジネスの展開や店舗での注文方法など、場所にとらわれ図に顧客のニーズに応えています。

現在、緊急事態宣言により臨時休業を余儀なくされている店舗もありますが、オンラインでのコーヒー豆の購入やコンビニでの商品取り扱いがあるので、流通形態としては幅広く顧客に届く仕組みになっています。

最後に、販売促進に関してですが、先に述べたようにスターバックスは大きな広告を打ち出していません。SNSの公式アカウントでお知らせすることは多々ありますが、広告費を莫大に使ったプロモーションは一切おこなっていません。それは、彼らの地域社会に対する高い意識が生み出した顧客とのコミュニケーションにより、こうした「体験」を顧客同士で共有することがプロモーションとなっています。

 

何気なく「行きたい」と感じてしまうスターバックスコーヒー。近所や最寄りの駅にあるとステータスを感じるなんて人も多く、とある番組では街の規模や発展の指標として扱われたこともあります。今後、こうした視点で店舗を訪れるとさらに魅力を感じてしまいそうで、非常に恐ろしいですね。。。

最後までご覧いただきありがとうございました!今後ともよろしくお願いします!

 

(参考文献)

スターバックスジャパン株式会社 公式ホームページ「会社案内」https://www.starbucks.co.jp/company/ 最終アクセス日:2020年4月15日国土交通省 国土政策局 (2014) 「国土のグランドデザイン2050 参考資料」 https://www.mlit.go.jp/common/001050896.pdf 最終アクセス日:2020年4月15日

「お、ねだん以上。」の秘密

 

 

こんにちは!新3年の滝浪です。

 

新型コロナウイルスの影響でなかなか思うようにはいかない日々が続きますが、

4月になり、新生活や新年度が始まった方も多いのではないでしょうか。

 

おうち時間が増える中で、ふと、部屋の模様替えしたい…!という衝動に駆られて部屋の写真やいろんな家具を調べるなどしていました。

 

ということで今回は、業績好調で大注目の、

株式会社ニトリについて企業分析を行っていきたいと思います!

 

まずは、STP分析です。

 

SegmentationとTargetingについてです。

ニトリは、日常生活の暮らしに焦点を当て、主に家具、家電さらに日用品の販売を行っています。ニトリのオンラインショップを見ると、あらゆる生活用品を販売しており、その多種多様さには驚かされます。対象は世間一般で、企業理念は「住まいの豊かさを世界の人々に提供する。」他社とは違い、明確に細分化しているわけではなく大きく幅を持っていることもブランドを確立する強さなのかもしれません。

続いてPositioningです。

競合他社として思いつくのは、IKEAや大塚家具でしょうか。これは、「お、ねだん以上。」というフレーズからもわかる通り、安い価格で高品質の製品を提供する、という立ち位置です。

 

次に行うのは、4P分析です。

ニトリは一体、どんな製品(Product)を、いくら(Price)で、どこ(Place)で、どのように(Promotion)して販売しているのでしょうか。

 

Product

ニトリの商品はノックダウン生産によって作られています。ノックダウン生産とは、他国や他企業で生産された製品の主要部品を輸入し、現地で組み立てや販売をする方式で、生産コストが少ないのが特徴的です。つまり、組み立てとデザインはニトリの社内でされるため比較的デザイン性のあるニーズに合った製品を作ることができます。

 

Price

上記のノックダウン生産と、企画から製造、小売までを一貫して行うこと(SPA)により、生産や流通のコストが下がるため、消費者に提供する価格を下げることができます。

 

Place

SPAにより、流通の面で他社の手を借りずに無駄を省いた物流が行えます。また、都市部には生活必需品をメインとし、郊外には大型の家具や家電をメインとした商品配置を行っており、消費者のシチュエーションを考えた店舗展開を行っています。

 

Promotion

消費者が持つ「家具は一生ものだから、安すぎると怖い」というイメージに対してニトリは「お、ねだん以上。」というキャッチコピー使用して、高品質を低価格帯で提供することを強く表現しています。

 

以上から、業績を上げ続ける株式会社ニトリの強みがわかります。

 

部屋の模様替えに色々、お世話になろうと思います!

ありがとうございました!

 

参考文献

https://www.nitori.co.jp/

ニトリが32期連続の増収増益 国内は今後も積極出店

PlayStation4のSTP・4P分析

こんにちは。今年水越ゼミに入りました、ハン・チェリンと申します。まだ色々足りないと思いますが、よろしくお願いします。

私はゲーム業界に興味を持っていて、今回はSONYのPlayStation4についてSTP・4P分析を行いました。別にゲームが好きではない方でもPS4をまったく知らない、という方はほとんどいないと思いますが、どのようにして世界中の人気を集めるようになったのでしょうか。

<<STP分析>>

より簡単な理解のためグラフを描きます。

Segmentation

家庭用ゲーム機(または、コンソールゲーム機)市場は何人でプレイするか(人数)と遊ぶ場所(家庭か外か)を考えられます。

少し前まではオン・オフラインでのセグメンテーションも多かったのですが、最近はオンライン機能がない機器は少ないので除きました。

Targeting

SONYは家庭据え置き型で主に一人でプレイするプレイヤーをターゲットとして想定し市場を開拓しました。これはPS4だけでなく、PlayStationシリーズが共通している特徴でもあります。

Positioning

家庭据え置き型で主に一人でプレイするプレイヤーをターゲットを絞った結果、特にヘビーゲーマーの間で流行り始め、ゲーム市場でリーダーのポジションにつきました。

参考になるように反対のポジションのNintendo Switchを追加しました。

<<4P分析>>

それでは、PS4の4P分析を行います。

Product

PS4はNintendoより解像度が高く、ブルーレイプレイヤーなどの機能もあるので、ゲームだけでなく様々な場面で活躍できる製品です。また、現在生産されているモデルは深刻なハードウェア的問題を抱えていないので、急に壊れる可能性は低いと考えられます。

Price

PS4は本体も、ゲームソフトもNintendoの製品より値段が少々高いです。しかし、ソフトの方はタイムセールや割引イベントが結構あるので、あまり大きな差を感じないかもしれません。

Promotion

SONYは積極的にSNSを活用してプロモーションを実施してます。しかし最近は他の企業もSNSを利用しているので、特徴的とは言いにくいです。そこでSONYは、独特なCMで人気を得ています。既に有名な人、つまり俳優やアイドルではなく、ゲーマーの受けがいいと思われる実況者やゲーム監督をCMに出し、一般人向けではなくもともとゲームに興味がある人のための広告をも作っています。

Place

通信販売が発展している今は、店頭まで足を運んで直接ゲーム機本体を買うことはあまりないと思われます。そこで特定の店限定のコントローラを発売するなどの工夫をしています。また、ゲームもダウンロード版で楽しんでいる方が増えています。PS4のダウンロードショップ、PlayStation Storeは利用方法が簡単なので接近性がいいと考えられます。しかし、これは他の企業も同じく提供しているサービスなので、PlayStationだけの特徴とは考えられません。

 

PlayStation4は2013年発売され(日本では2014年)ました。そして今までおよそ1億900万台が売れ、現在世界で最も人気のある家庭用ゲーム機です。歴史上2番目に多く売れたこのゲーム機がこれからはどのように変化していくのか、人々は注目しています。

出典

https://www.playstation.com/ja-jp/explore/ps4/

https://www.nintendo.co.jp/index.html

https://blog.vcnc.co.kr/m/24

カルビーのフルグラ®のSTP分析・4P分析

こんにちは!新3年生の酒井絢香です。

フリー写真, 食べ物(食料), 朝食, シリアル食品, 牛乳(ミルク)

国内シリアル市場シェアがトップのシリアルブランドは何だと思いますか?

実は、カルビー株式会社のフルグラシリーズなのです。そこで、今回私はフルグラのSTP分析・4P分析をしました。

 

まずSTP分析です。

シリアル市場は年齢・家族構成・職業・嗜好・健康志向の強さによりセグメンテーションできます。ターゲットは朝忙しい、働いている人や、健康志向な人で、基本的に大人であると考えました。ポジショニングでは、分量が800gと多めな製品があることと、健康機能性の高さを意識したGranola+シリーズの発売で他社と差別化を図っています。

 

次に4P分析です。

・Product(製品)

定番商品以外に期間限定フレーバーや、健康機能性の高さを意識したGranola+シリーズ、子供も大人も食べる商品として作られたチョコグラなどがあり、製品ラインは広いです。

・Price(価格)

価格は1g当たり1円ほどで、他社の商品とあまり変わります。

・Place(流通)

全国各地の食品スーパーやネット通販で売られています。

・Promotion(販売促進)

テレビCMを放送していますが、有名な芸能人の魅力を利用するというより、製品名を繰り返す歌による反復効果を狙っています。また、様々な人が食べている映像で、CM視聴者に親近感をあたえ、おいしさに説得力を与える効果があると考えられます。

 

以上より、フルグラは、製品の分量での差別化や、期間限定フレーバー・健康志向な製品による広い製品ラインを強みとし、市場トップシェアの位置を占めていると言えると思います。

 

参考資料

https://www.calbee.co.jp/ir/pdf/2019/calbee2019_all.pdf?v4

https://www.calbee.co.jp/frugra/

https://shop.tokyu-bell.jp/tokyu-store/app/catalog/list/init?searchCategoryCode=160301

ユニクロSTP分析・4P分析

こんにちは!新3年生の八柳です。

今回はユニクロについてSTP分析と4P分析をしていきたいと思います。

まずは、ユニクロのSTP分析について説明します。

ユニクロはMade For All の考えのもとで年齢、性別、国籍、職業など人を区別するあらゆるものを超えた服を目標としています。その中でもLifeWear(究極の普段着)というコンセプトに基づき世界中のあらゆる人々が日常を快適に過ごせるカジュアルな服をターゲットにしています。さらにユニクロは企画、計画、生産、物流、販売までのプロセスを一貫して行うビジネスモデルを持っておりお客様の要望をすぐに形にできるポジションにいると言えますフリー イラスト12種類のメンズファッションアイテムのセット

 

次に4P分析です。

製品はシンプルかつ高品質な日常生活のためのLifeWear(究極の普段着)を目指し作られている。

価格は低価格。世界の素材メーカーと直接交渉することで、高品質な素材を低価格で大量に調達することができている。

プロモーションは季節ごとに核となる商品のキャンペーンをやっており、テレビCMで商品の特性や機能性などを告知している。また、毎週金曜日に折り込みチラシ、Eメール、SNSなどを通して告知もしている。

流通は2019年8月末の国内ユニクロ店舗は817店舗と海外ユニクロ1379店舗まで拡大している。またEコマース販売の重要性が高まると考えており、年率30%増の成長を目標に、Eコマース販売の拡大を目指している。

参考

https://www.fastretailing.com/jp/group/strategy/uniqlobusiness.html

https://www.fastretailing.com/jp/group/strategy/tactics.html

https://www.fastretailing.com/jp/ir/direction/interview.html

http://www.uniqlo.com/made_for_all/jp/

Air closet 新しい服に出会うという体験

IMG_4412.jpeg

こんにちは、水越ゼミ所属、新3年の正路です。

季節は春ですが、新型コロナウイルスの感染防止のため部屋にこもることが多くなり、春服ファッションを楽しめていない人が多いのではないでしょうか。

ファッションといえば、コーディネートに悩むという経験を誰しもしたことがあると思います。そんな悩みを解決できるAir closetというサービスを紹介します。

Air closetとは月額制のファッションレンタルサービスです。月額¥6800-9800で、プロのスタイリストがユーザーの好みや体型に合わせてコーディネートを考え、そのコーディネートをそのまま自宅に届けてくれます。届けられる洋服はトータル約¥30000程度の3着で、ユーザーはそれを自由に着ることができます。返却時はクリーニングなどの必要がなく、そのまま返すことが可能です。

ではAir closetについてSTP4P分析をしていきたいと思います。

まずはSTP分析から。

Segmentation セグメンテーション

Air closetは顧客を「仕事場に行くための服を毎日考える必要のある人」と「その必要のない人」にセグメンテーションしている。「仕事場に行くための服を毎日考える必要のある人」とはすなわち、オフィスで働く女性のことである。同じようにオフィスで働く男性が毎日スーツを着ればいいのに対して、女性の場合は毎日なにを着ればいいかを考える必要がある。

Targeting  ターゲティング

セグメンテーションで述べたのと同様、オフィスで働く女性をターゲットにしている。

20代から40代の働く女性、そして特に自分の洋服を考える時間が限られている働く母親をターゲットにしている。

また、サービスの利用価格が月額¥6800-9800で、決して安くはないことから、ある程度毎月服にお金を使うことのできる余裕がある人をターゲットにしていると考えられる。

Positioning  ポジショニング

Air closetはプロのスタイリストにコーディネートしてもらえることから「ファッションの失敗」がなくなるというメリットがある。そして競合他社に比べて高品質な洋服を借りることができる。それはAir closetが自社のサービスをただ洋服をレンタルするだけではなく、新たなブランドとの出会いにしてほしいというコンセプトでサービスを行なっているからである。Air closetはアパレル市場の中で、ブランドと顧客をレンタルサービスを通じて繋ぐという役割を担っていると言える。

続いて4P(マーケティングミックス)分析を行なっていきます。

1.Product 製品

Air closetが扱う製品は高品質な洋服である。1¥5000-10000程度のブランドの洋服をコーディネート一式で借りることができる。

2.Price 価格

Air closetの利用料金は月額¥68009800のどちらかである。¥6800のコースでは月に一回コーディネートされた3着がが届く。¥9800のコースでは同じ月に何回でもコーディネートの交換が可能になる。毎月約1万円かかるのは決して安くはない。しかし、トータルで約3万円の服を好きなだけ借りられるということを考えれば妥当と言える。そしてコーディネートを考える手間を省けること、スタイリストに相談できるという利点を考えれば高くはない。

3.Place 流通

公式ホームページで注文を受け付けて、配送業者の宅配サービスを利用して洋服の貸出、返却を行なっている。エイブルとのタイアップで、実店舗でスタイリストに相談でき、その場でレンタルや購入が可能なair closet ×ableもある。

Promotion

タレントの真鍋かをりさんを公式アンバサダーに任命し、公式ホームページや様々な場所でで動画を配信するというプロモーションを行なっている。またこれまでには洋服を貸し出す際に使うオリジナルBOXに商品を同胞するという方法で、資生堂やネスレジャパンとコラボしたり、BEAMSと試着キャンペーンや診断キャンペーンというタイアップ企画を行ったりと、様々な企業と協賛して共同PRを行なって宣伝している。

以上からAir closetは月額料金を少し高めに設定することで高品質な洋服のレンタルと、プロのスタイリストによるコーディネートを可能にしています。また、レンタルサービスを通じて、様々なブランドや企業と、顧客とを繋ぐというポジションを築いていると言えると思います。

はやくお気に入りの洋服を着て気軽に出かけられるようになってほしいですね。そのときはぜひ、Air closetを利用してみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

(参考URL)

https://corp.air-closet.com/for-our-partners/

https://news.mynavi.jp/article/20161108-airCloset:amp/

株式会社エアークローゼット 天沼 聰|ワクワクが空気のようにあたりまえになる世界へ-

CMでよく見るラクスルって?

こんにちは!新3年の稲村陽菜です。これからよろしくお願いします。

今回私はテレビCMでよく目にしたラクスルについて取り上げようと思います。

ラクスルとは、ネットで印刷物を注文できる印刷通販サイトです。

 

はじめにこの企業についてSTP分析を行います。

ラクスルは20万部の大量注文も取り扱うほどとてもビジネスに向いており、上のロゴからもわかるように、働く人をターゲットとしています。

そして、価格の安さをウリにするのはもちろんのこと、『誰でもが簡単に印刷できる』という点で、他社との差別化を図っています。

 

次に4P分析を行います。

・Product(製品)

すべての印刷を、経験豊富でモノ作りに長けたパートナー印刷会社に委託することで高い品質を実現しています。またラクスル基準を設け提供する商品に統一性を持たせています。

・Price(価格)

ラクスルは印刷機を持っておらず、全国の印刷会社と提携し常に最適な工場で印刷を行うことで、とてもリーズナブルな価格となっています。

・Place(流通)

ネットでデザインの制作から、印刷の注文、希望によっては「新聞折り込み/ポスティング」のサービスも注文でき、気軽に利用できます。

・Promotion(販売促進)

ラクスルは、「テレビCM×リアリティ」を重視しています。登場人物を実際にラクスルの顧客にすることで、CMを見た人に自分ごとにしてもらおうとこだわりを持っています。

 

 

 

以上から、ラクスルは低価格・高品質を実現し、ネットで簡単に注文できる印刷通販サイトとして急成長している企業であることがわかりました。

 

改めて、ラクスルのCMに注目して見てみようと思います!

 

参考URL

https://raksul.com/

ヘルシア緑茶の4P分析

今回はヘルシア緑茶について4P分析を行いたいと思います。

①product

体脂肪を燃やす効果のあるカテキンをお茶に高濃度に加えると、苦味が強くなり飲みにくくなるという欠点を、花王はまず解決し、さらに、健康機能をより出すために、厚生労働省から特保の許可を受け、’体脂肪が気になる方に’というわかりやすいフレーズをつけました。

②price

高価格ではあるが、有効性や安全性を謳うことで受け入れられ、またさらに、その価格がまた安全性を感じさせられるという相乗効果ももたらしました。

③place

多忙なビジネスマンも買いやすいように、コンビニで商品を販売し、あえてそこでの限定販売にし、そこで大きなスペースを確保するという流通方法を取りました。

④promotion

積極的にテレビ広告も活用することで販売促進の追い風となりました。

こうして花王は販売から10カ月ほどでヘルシア緑茶により200億円ほどの売り上げを達成しました。

以上により4P分析がマーケティングにとっていかに重要であるかがわかりました。

 

梅田夏鈴

参考

:https://liskul.com/wm_mm4p-4384